1996/09/26 運営委員会
資料 2-6
障害報告
(1996年7月30日~9月20日)
障害発生日
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96/09/02
障害ホスト whois.nic.ad.jp(dbms)
症状 JPNICデータベース検索(WHOIS)サービスの一部停止
処置 96/09/02 - 96/09/19
ディスク交換、初期化
データベースシステムの初期化、データ再登録
添付資料-1を参照のこと
96/09/20
障害ホスト home2.nic.ad.jp
症状 JPNICユーザディスクの不具合
処置 96/09/20 - 96/09/21
ディスクコントローラ交換
添付資料-2を参照のこと
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添付資料-1
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JPNICデータベース検索(WHOIS)サービスの障害について
96/09/20
JPNIC事務局
9月1日より、データベースのスキーマが改定され、データベース(テーブル)の再構
築および処理プログラムの改修が必要となった。既存データベースはそのまま運用し
ながら、新しいスキーマのデータベースの構築作業を並行して行なうこととなった。
WHOISデータベースマシンは、内蔵 2GB HDD、外付 2GB HDD X 2 の構成となっている。
内蔵にシステム、外付の1台にデータベースを構築、外付の他方をバックアップとし
て、7月7日以降運用してきた。
バックアップ用ディスクを作業用データベースとして初期化し、作業を進めることと
なった。しかし、初期化が正しく行なえず、ハードディスクの障害が発生してしまっ
た。フォーマットも行なえない状態となり、修理を依頼した。
作業用データベースの領域を確保すべく、運用中のデータベースがあるディスクの別
パーティションに、作業領域を確保した。しかし、パーティション設定の間違いによ
り運用中のデータベースに不具合を発生させてしまった。
新データベースの構築作業と処理プログラムの改修作業を並行して進めていった。
データ登録プログラムに問題があり、データの登録作業とプログラムの改修作業を
繰り返し、 9月19日夜 検索サービスを再開した。
以上
添付資料-2
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JPNICユーザディスクの不具合について
96/09/24
JPNIC事務局
JPNICユーザディスク(職員等のホームディレクトリディスク)のディスクコントロ
ーラに障害が発生し、交換修理により復旧した。
交換修理と並行してバックアップテープからの restore も行なっていたが、 2GB
の restore には、5時間程を要する。早急な障害復旧のために、テープ装置以外の
方法によるバックアップが必要であることが明らかとなったため、別ディスク上に
自動バックアップを行なうよう設定を行なうこととした。
以上