1998/03/19 運営委員会
資料 3-7
国際連携検討部会報告
1. APNIC Exec Council
前回のAPNICマニラ会合でExecutive Councilの新メンバが選出された。
それに伴い、役員の交代が検討された。Exec Councilの議長には
高橋徹氏が推薦され、同氏が受諾した。
Exec Councilの現在の議論は、Director General の job descriptionを
作成することである。原稿に対してコメントが寄せられ、最終調整が行
なわれている段階。
2. APNGにおけるccTLDの扱い
マニラのAPRICOT/APNGでccTLDに関するBoFが開かれた。
その後の取扱について、APNGの関係者で多少話が進んだ。
・ヨーロッパと同様にアジア太平洋地域においてもccTLDについての
連絡会のようなものが必要と思われる。
・アジアには台湾があり、countryあるいはnationalという用語に敏感な
向きもあるので、ISO用語を使ってccTLDとだけ表示するのが良いのでは
ないか。AP-DNSではgTLDも含むと解釈されてしまうだろう。gTLDの議論
とccTLDとはできるだけ分離しておきたい。
・APNICがいろいろと多忙な時期を迎えており、新規の仕事を始めるのは
控えたいという意向もあるようだ。とりあえず場の設定はAPNGが担当し
てもよい。
・国*により、ccTLDのauthorityとIPアドレスの割当とが、独立の機関
(人)になっている場合がある。IP側のコンタクトはAPNICのデータベース
を参照すればよい。ccTLD側はIANAに問い合わせる。
・とりあえず、国*ごとのsecondary domainの種類、割当規則、dispute
のポリシーなどを情報交換してはどうか。7月のINET'98の際には欧州と
の意見交換の場を持てるだろう。
・APNGの運営方針はできる限りオープンにするということであるから、
各国のコンタクトに声を掛けるとしても、運営はオープンを原則としたい。
・今後の具体的な進め方は、BoFの議長であった高橋徹氏に委ねるべきだ。
☆ JPNICのドメイン関係のドキュメントの英訳が近々に必要になる模様。