1999/05/19 運営委員会資料
資料 3-2
IPアドレスAS番号割り当て検討部会報告
[部会開催]
1999年 5月17日 14:00--17:00
・個別案件
CATV ISPに対するIPアドレス割り振り
問題 ケーブルモデムはブリッジとして動作することが常であり、
大量の加入者(利用ホストアドレス1個--数個)を同一セグメ
ントに収容する形となる。その場合のIPアドレス割り振りは、
やはりエンドユーザか、ISPセグメントとして割り振り可能
か
方針 ISPセグメントとして割り振り可能とする。ただし、その場
合セグメントの管理責任(利用率管理,abuse対応)が当然
発生。この方向で FAQを作成
・AS番号割り当てに関して
APNICに割り当てを返還する方向で今後検討。理由は、1ISP一度限り
程度の少ない業務量であること。
・11年度計画案検討
以下の通り
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IP-WG11年度計画案 ver0.5 IP-WG
<体制>
主査: 荒野
副査: 前村、小畑、水越
メンバ: TBD 10年度メンバを中心に新規メンバを加える
<今年度の目標>
・ 新ルールに基づくドキュメントを発行する
・ 新ルールをJPNIC会員に浸透させるために積極的な啓蒙活動を行う
・ APNICの新ドキュメントを支援し、JPNICの意向を反映させる
・ JPNICの事務局体制やプロシージャを見なおし、国際的にも評価でき
るレベルの業務を行える基盤を作る
・ AS割り当てについて、一定の決着をつける
<方針>
・ 部会の仕事内容を分類し、主査副査を含んだ複数の担当者に割り振る。
個々の案件に関する集中的な検討はその担当者が行うようにする。
・ アクションプランを明確にし、各担当が責任をもって問題対応する。
・ 各担当で検討された事項はメーリングリストやIP-WGミーティングな
どを通じて、情報共有する。
・ 企画担当は全体のとりまとめ、および重要なポリシー検討や概念整理
の役割を果たす。個々の担当で解決できない問題提起は企画担当にエ
スカレーションすることにする。
・ 最終的なIP-WGの判断の決定機関はip-wgミーティングであり、企画担
当をはじめ各担当が検討した案はip-wgミーティングで決定される。
<グループ案>
・企画
JPNICポリシー案策定、各担当の進捗管理、misc案件検討、IPv6
・ドキュメント制定
JPNIC新ルール検討、ドキュメント化
・広報
新ドキュメントの啓蒙活動の企画・実行、その他の広報宣伝の企画
・業務検討改善
新ルールの施行にあたり、JPNICプロシージャ、体制見積もり、ツー
ルなどについて検討する
・国際連携
APNICへの対応検討、KRNICなど他NICとの連携
・審議対応
具体的な審議事項につき、個別に事務局の検討を支援する
・組織・法務
ASO対応、APNIC組織論、
<予定>
各担当に今年度計画(目標事項+時期等)を提出してもらい、すりあわせ。
参考:
<課題一覧>
・予約会員
・返却際割当て(リナンバ)
・接続点割り当て(IPアドレスは何に対して割り当てるのか)
・サブアロケーション
・手数料
・譲渡
・APNICとの協力
・APNIC組織体制
・APNICポリシー
・ICANN ASO