2002/06/12 評議委員会
資料 2-4-2
技術研究検討委員会からの報告
□委員会開催状況
02/05/15 第1回技術研究検討委員会
□活動状況
(1) 多言語ドメイン名
前回評議員会以降の、多言語ドメイン名に関する進展について報告する。
(a) IDN標準化の進捗状況
IDN WGの最終提案(IDNA、NAMEPREP、Punycode)について5/29-6/6の
期限で IETF Last Call がかかり、現在Area Director/WG Chairに
より結果の取りまとめ中。
(b) mDNkit/idnkit開発状況
4/24にmDNkit-2.4をリリースした。
5/15にmDNkitのライブラリを利用してMozillaにIDN対応機能を追加
するパッチをリリースした。
idnkitの開発は順調に進んでいるが、標準化進捗を見ながらの作業
となっており、1.0リリースの時期は未確定。
(c) IDN登録ガイドライン
BangkokでのJET Meetingの成果であるIDN登録ガイドラインのI-D 0
版がJ.Seng氏の編集により発行された。
日本語ドメイン名のテーブルを示したI-D 0版(かつてのJPCHARの焼
き直し)をIETF事務局に送付した。
(2) DNS運用健全化タスクフォース
前回評議員会で、リエゾンメンバーの石田慶樹氏(WIDE)より提案のあっ
た「DNS 運用健全化専門家チームの設立について」、複数回にわたって
提案者グループとミーティングを行い、検討を行った。
それを受けて、JPNIC 側で活動内容・スケジュール・体制について、検
討を行いタスクフォース案として示すと共に、上記提案者グループの協
力の元、検査プログラムのプロトタイピングを含む技術的な検討を開始
している。
- 概略スケジュール(案)
フェーズ1 (2003年3月まで)
技術開発と、試行によるデータ収集・分析を行い、現状の問題点を
コミュニティに広く知らしめると共に、サービスに向けての課題を
洗い出す。
・4月 準備会議
・5月 研究会発足
・6月 執行理事会での承認
JPNIC からプレスリリース
・7月 N+I, JANOG などの場で取り組みをアピール
・12月 Internet Week で分析結果を報告
・2003年3月 最終報告
フェーズ2 (2003年5月以降)
サービスとして運用開始
(3) IP電話サービスに関する DNS サービス (ENUM) への、JPNIC の関わり
方について、検討を行った
□その他ミーティング開催
02/04/18 DNS運用健全化JPNIC内事準備ミーティング
02/04/23 第1回DNS運用健全化委員会ミーティング
02/05/08 DNS運用健全化JPNIC内事準備ミーティング
02/05/13 第2回DNS運用健全化委員会ミーティング
02/05/30 第3回DNS運用健全化委員会ミーティング
以上