2003/02/13 評議委員会
資料 2-4-1
技術研究検討委員会からの報告
□委員会開催状況
03/01/28 第5回技術研究検討委員会
□活動状況
(1) 多言語ドメイン名
前回評議員会以降の、多言語ドメイン名に関する進展について報告する。
(a) IDN標準化
- STRINGPREP が RFC3454 として発行された
- ACE Prefix の決定プロセスが IANA から公表された
→評議委員会当日には決定している見込み
(b) mDNkit/idnkit
新しいライセンスの idnkit-1.0pr2 をリリースした
→一部のモジュールが Mozilla-1.3 にチェックインされた
(c) 普及に向けた取り組み
国際的には、実装およびInteroperabilityテストへ、 JPNIC として
具体的に貢献できるよう努力中
国内的には、RFC化を受けて、イベント開催などを JDNA の場を使って
検討中
「総務省.jp」が利用可能に
(http://www.soumu.go.jp/s-news/2003/030203_2.html)
(2) DNS運用健全化タスクフォース
IW2002 の DNS Day(12/19)と IP Meeting(12/20)、および JANOG11(1/24)
において、これまでの活動状況と JP zone の DNS サーバに関するチェッ
ク結果を報告した
1/21 には Paul Vixie氏を交え、チェック結果のどのように扱うかなど
について議論を行った
(3) その他、検討委員会での議論
03/01/28 の検討委員会では、来年度の活動計画を見据えて、重要となる
テーマについて意見交換を行った。
・IP電話サービスでの DNS サービス (ENUM) について
- IP電話サービスが予想以上に急速に普及しつつある状況を受けて、
今後の実証実験等の展開に向けた体制について
・SQLスラマーについて
- 社会インフラとなったインターネットの安全性について、JPNIC は、
積極的な役割を果たすべき責任がある
- 特に、この事件に触発されて、各方面で盛んに議論されておいるイ
ンターネットのセキュリティ監視の体制について、JPNIC の立場を
生かして貢献するべき
□その他ミーティング開催
03/01/21 第11回DNS運用健全化委員会ミーティング
以上