2004年4月22日
第3回ドメイン名ポリシー研究会
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.XXXの申請内容について
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1.申請ドメイン名
- .XXX
- .XXXがアダルトエンタテーメントを示すのに最も認知度が高い
- 第2、第3候補のドメイン名はなし
2.申請者
- ICM Registry, Inc (米国、フロリダ)
- .XXXのレジストリ
- アダルト業界との関係は一切ない
- レジストリの中枢インフラおよび後方サービス(backend service)は
Afiliasと契約する
3.スポンサー組織
- The International Foundation for Online Responsibility (IFFOR)
- カナダにある非営利団体
- .xxx TLDの登録ルール、政策事項に関しての責任を担う
- 4のsupporting organisationを通じてコミュニティから意見・情報の
インプットと役員会への政策助言を図る
(1)Top-Level Domain Name Supporting Organization (TLDSO)
(2)Free Expression Supporting Organization (FESO)
(3)Privacy, Security and Child Advocacy Supporting
Organization (PSCAO)
(4)Online Adult Entertainment Supporting Organization (OAESO)
- 役員は7名
4.Sponsored TLD コミュニティ
- オンラインでアダルトエンタテイメントを提供している個人、事業者
ならびに団体
5.コミュニティにとっての利点
- アダルトエンタテイメントの商品およびサービスに同意している成人
顧客のプライバシーとセキュリティを保護
- コミュニティのメンバー間の連携、協力の枠組み
6.登録
- 登録対象者はコミュニティに属しているメンバーに限定
- チャーターに従った方式で登録対象者がメンバーであるかどうかを審査
- 登録階層はセカンドレベル
7.予想収支計画(単位:千米ドル)
- IFFORはドメイン名毎に年間手数料をICMから受領
- 第5事業年度末までには12万ドメイン名を予想
- ICMは第1事業年度に必要に応じて無利息融資を予定
(IFFORの収支計画)
事業準備年度 第1事業年度 第2事業年度 第3事業年度
収 入 0 696 721 1,094
費 用 90 481 495 510
経 常 利 益 (90) 215 226 584
資 本 支 出 40 0 0 0
キャッシュフロー (130) 215 226 584
8.コメント
- .XXXの創設はよい機会だ。いままでのように勝手にアダルトサイトに
誘導されてしまうリスクが減る。
- 歓迎する。すべてのアダルトサイトを.XXXにするべき。
- これができれば、スクリーニングを.XXXに限定することができる。
- すでにNew.netで.xxxを所有しているがどうなるのか。