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                                                    sTLD .tel 報告書
                  早稲田大学大学院理工学研究科/JPNIC ng-tf 史 虹波

  .telの申請を行った会社はアメリカに登録されたNetNumber, Inc.である。
.telのスポンサー会社はアメリカに登録されたPulver.com社である。.telは
IPコミュニケーションサービスプロバイダ(IPCSPs)にテレフォンナンバーを
ドメイン名として登録させ、IPベースのサービスに使われている登録済みの
テレフォンナンバーに関連づける。トップレベルドメインの文脈にある.tel
という文字列は有効なドメイン名を引き出すテレフォンナンバーを参照する。

  ドメイン名に使える文字はRFC1034およびRFC1123に基づく。.telという名
前は国際的によく知られていて、且つ受け入れやすい "telephone"の略語で
ある。この定義はRFC2806の第2.7.2章に参照されている。

  .telの文字列を使って"tel"をURLスキーマ名として利用し、電話番号を識
別するURLスキーマを定義する。.telのサブドメインはITU E.164標準に一致
している。.telというTLDの下にある有効な e164ドメイン名は以下のように
定義されている。

 テレフォンナンバー: 1-212-332-1234 ->4.3.2.1.2.3.3.2.1.2.1.tel.
.telレジストリはIPコミュニケーションプロバイダ(IPCSPs)からの登録を受
け入れる前に、レジストリゾンの制限を実施する義務がある。

  .telのレジストラーはIPコミュニケーションサービスプロバイダ(IPCSPs)
に限定される。レジストラーには登録契約にサインすることが求められてい
る。レジストラーに登録紛争解決の費用のために、.telの役員に決められて
いた前金の支払いが求められる。

  .telのWHOISデータベースはあるドメイン名の登録に責任があるIPCSPの名
前を識別する。.telレジストリは紛争解決プロセスを実行するため、オンラ
イン仕組みを提供する。個人、企業またはサービスプロバイダは.telドメイ
ンに登録した E.164番号の日常的な制御に対して、意見もしくは既存登録の
有効性における疑問をオンライン仕組みで述べることができる。

  申込者はレジストリオペレターが公共な Whoisデータベースサービスを提
供するように提案した。  また、申込者はあるドメイン名を登録した 際 の
IPCSPの名前およびコンタクト情報を制限するように提案した。 申込者は根
本的なコンミュニケーションサービスの加入者を識別する情報の提供を避け
るべしと提案した。申込者はICANNと一緒に上記のWHOIS政策を作り、守って
いくつもりである。

  .telのスポンサー組織はPulver.com(www.pulver.com)である。Pulver.com
はIPコミュニケーション工業の進歩に焦点を合わせる持ち株会社を作り出す
ための私用米国会社である。Pulver.com("ネットの電話音声")はIPコミュニ
ケーション工業のグローバルの持株会社の作り出しおよび育成に大変優れて
いる企業である。

  IPコミュニケーション工業からの参加者一覧表にはサービスプロバイダ、
装置のベンダー、ソフトウェア開発者、大学、取締機関と研究グループが含
まれている。下記のリストはSpring VON(Voice on the Net)イベントに参加
する代表を送ってきた世界中によく知られている組織のリストである。3Com
社を初め、Yahoo!社までの72社である。

  .telはIP使用可能なコンミュニケーション用アプリケーションとサービス
の要求によって、テレフォンナンバーをIPアドレス情報にマッピングするIP
コミュニケーションサービスプロバイダ(IPCSPs)のリソースである。

  .telの根本的な役割はIPCSPsにテレフォンナンバーを活用させることによ
って、PSTNからインターネットにスムーズにコンミュ二ケーションサービス
を移行することである。

  IPCSPsに使用されているテレフォンナンバーはIPCSPsもしくは彼らの加入
者にリソースとしてIPベースのコンミュニケーションサービス用に割与えら
れたものである。

  .telの文脈では、IPコンミュニケーションサービスプロバイダ (IPCSP)は
各々の加入者にIPベースのコンミュニケーションサービスを提供する団体と
定義される。 .telというTLDを必要とし、 且つIPCSP共同体の利益のための
.telスポンサーとするIPコンミュニケーション共同体には32社の32名の代表
者がいる。

  Pulver.comは11名の役員を設け、これらの役員に政策立案の権限を委任し、
ICANNに受け入れられる合法な仕組みの下で、開発中の.telを案内指導する。

  NetNumber, Incの初期に役員には永久メンバー 2名があり、 1名はスポン
サーとしてPulver. comから指名され、1名はレジストリオペレタから指名さ
れる。

  Pulver.comおよびNetNumber, Inc.に指名された初期代表はJeff Pulver氏
とDouglas J. Ranalli氏である。残りの 9名はビジネス、テクノロジ、政策
立案のリーダーとしてIPコンミュニケーション工業から形成される。 9名は
ほぼ均等に3つのグループに分けることができる。 役員メンバーのサービス
期間は抽選で決める。1/3は一年間で、1/3は二年間で、1/3は三年間である。
役員は後継者が指名されるまでに三年間をサービスする。各期間は年会のス
タートおよび次の年会を含んでいる必要がある。役員は連続サービスを行わ
ない。

  役員は3年任期が満了した後に、 一年後に幹部職を探す必要がる。補欠で
選ばれた役員は最初の一年に空け時間があるため、 連続3年任期を求めるこ
とができる。残りの役員の多数決で補欠の役員を選ぶ。役員への報酬はない。

  .telお会合に参加する際にも役員は各自で出費を負担する。  通常会議は
Pulver.comが主催する会議と同時に開かれる。例えば、VONである。Pulver.
comは会議施設を提供し、 役員に直接IPコンミュニケーション工業とオープ
ン的な会談ができる。

  2004年にPulver.comのイベントのスケジュールは下記のようである。
3月28日から4月1に、Spring 2004 VON Conference & Expo, Santa Clara, CN
6月7-10日に、VON Europe 2004 Conference & Expo, London, UK
6月22-23日に、SIP Summit 2004, Chicago, IL
10月18-21日に、Fall 2004 Conference & Expo, Boston, MA
            

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