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JPNICはインターネットの円滑な運営を支えるための組織です

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                        第1回 JPNIC 総会議事要録


日  時:平成5年4月9日( 金 )  14:00~16:45
場  所:東京大学教育用計算機センター講義室


  
出席者:[ 委員 ]
          BITNETJP   :森、後藤、山本( 欠席、委任:東田 )、神山
          CSI        :相原( 欠席、委任:西武 )、西武
          IIJ        :深瀬
          JAIN       :野口( 欠席、代理:亀山 )、平原
          JOIN       :東田、後藤
          JUNET      :吉村、鈴木、徳川、松山( 欠席、委任:吉村 )
          KARRN      :中村、古川( 欠席、委任:中村 )
          NACSIS     :淺野、相澤、貝田( 欠席、代理:松方 )
          NCA5       :石橋
          NORTH      :酒井、三谷( 欠席、委任:酒井 )
          ORIONS     :下條( 代理:井上 )、井上、内尾( 代理:井上 )
          RIC-Tsukuba:山本
          TISN       :釜江、小柳( 途中退出、代理:高田 )、丸山
          TiA        :布川( 欠席、代理:岩本 )
          TOPIC      :只木( 欠席、代理:曽根 )、岩本
          TRAIN      :石田、林( 欠席、委任:石田 )
          TRENDY     :松尾、榊原( 欠席、委任:松尾 )、後藤( 欠席、委任:松尾 )
          WIDE       :村井、石田( 欠席、委任:村井 )、尾上
          WINC       :中野、齊藤、上善
          財団法人 電気・電子情報学術振興財団:栗原

        [ オブザーバ ]
          小西( KDD )、後藤( NTT )、佐野( NEC )

        [ 事務局 ]
          布施、佐藤、井爪、吉澤


配布資料:
  1      平成5年度 JPNIC 会員一覧
  2-1  平成5年度 JPNIC 委員一覧
  2-2  日本ネットワークインフォメーションセンター規程抜粋
  3      平成5年度 JPNIC 活動計画( 案 )
  4      平成5年度 JPNIC 予算( 案 )
  5      日本ネットワークインフォメーションセンター規程
  6      JPNIC 第1回総会提案事項
  7      IAB( Internet Architecture Board )に関する紹介


[ 議事概要 ]
  平成4年度の暫定 JPNIC 運営委員長(以下、「運営委員長」)である平原運
営委員長司会のもと議事に入り、規程第30条第1項に基づき次の通り総会の成立
が確認された。
  ・構成員  45名
  ・出席    45名( 内、委任状15通 )


1.暫定議長の選出
    総会の議長は JPNIC センター長が務める旨規定されているが、JPNIC は発
  足したばかりであり、センター長がまだ選出されていないことから暫定の議長
  の選出が行なわれ、平原運営委員長が選ばれた。


2.平成4年度暫定 JPNIC 運営委員からの報告
    平原運営委員長より、資料1に基づき20ネットワークが平成5年度の初期
  の会員となった旨の報告があった。


3.理事および幹事の選出
    丸山委員より、より多くの会員の意見を反映させるため、理事の定員を5名
  から7名に増加させる旨の動議が提案され、以下の質疑応答があった。
    ・今後も会員の増加が予測されるが、会員数の増加に伴って今後も理事の定
      員を増加させて行くのか、あるいは7名固定とするのかとの質問があり、
      JPNIC 立ち上り当初の1、2年間、理事は所属ネットワークの利害にとら
      われず、また、より多くの会員の意見を反映させる体制が必要である。一
      方、JPNIC が円滑に運営されるようになった場合には、5名で十分である
      と考える旨の回答があった。
    ・石田(晴)委員より、会員から選出できる理事の数を最大一名とする旨の提
      案も出されたが、選挙手順が複雑になること、現実的に本日の選挙におい
      て起きる可能性が低いこと及び選出された理事は所属ネットワークにとら
      われず、ネットワーク全体を考えていただくこと等を勘案し、規程には盛
      り込まないこととした。
    ・村井委員より、理事を7名に増加させる場合、併せて監事を2名に増加さ
      せる旨の提案が出された。
    理事及び監事の定員増加は規程の変更が必要のため議決することとなった。
  議決は理事の定員増加と監事の定員増加を一括しておこなうことになり、投票
  が行われた。結果次の通りとなり、規程第57条に基づき規程の変更が承認され
  た。
    ・投票数 45、賛成 39票、反対 5票、白票 1票
    なお、変更内容は次の通りである。
    ・日本ネットワークインフォメーションセンター規程
        旧:第17条  本センターには以下の役員を置く。
              1.理事  5名。
              2.監事  1名。
        新:第17条  本センターには以下の役員を置く。
              1.理事  7名。
              2.監事  2名。
    ・本センター選挙に関する細則
        旧:第1条第2項  理事5名の選出を行った後、監事1名の選出を行う。
        新:第1条第2項  理事の選出を行った後、監事の選出を行う。
    また、議決方法に関連して、委任状の扱い方について次の意見があった。
    ・議長を除き、一代理人は一委員からしか委任されることができないのでは
      ないか。
    ・あらかじめ明確になっている議題については、委任状にその賛否等を記入
      させる方法もある。
    続いて、変更後の規程及び細則に基づき役員の選出が選挙により行われた。
    ・選挙結果
        [ 理事:規定得票数2 ]        [ 監事:規定得票数5 ]
          氏 名         得票数          氏 名           得票数
          野口 正一      9              丸山 直昌       17
          吉村 伸        7              東田 幸樹       16
          淺野 正一郎    6              平原 正樹        6
          釜江 常好      6              中野 秀男        3
          村井 純        6              貝田 辰雄        2
          森 瑞穂        6              栗原 文良        1
          石田 晴久      5
    その結果、役員は次の通りとなった。
    ・理事7名
        野口 正一、吉村 伸、淺野 正一郎、釜江 常好、村井 純、森 瑞穂、
        石田 晴久
    ・監事2名
        丸山 直昌、東田 幸樹


4.平成5年度の活動計画について
    野口委員( 代理:亀山 )より、資料6に基づき JPNIC の方針について動議
  が提案され、以下の意見があった。
    ・規程に盛り込む方向で検討してはどうか。
    ・具体的な実現方法の検討を運営委員会に依頼してはどうか。
    ・資料6第2項の「情報」とは、JPNIC データベースに関することなのか、
      会議で議論された経過、結果等を含むのかとの質問があり、JPNIC の運営
      に関して公開可能な全ての情報であるとの回答があった。
    この提案に関連して種々議論され、具体的な実現方法の検討を理事会及び運
  営委員会に依頼することとした。
    平原議長より、資料3に基づき平成5年度の JPNIC 活動計画について説明
  があった。
    この内 JPNIC の社団( 財団 )化について、東田委員より JPNIC を円滑に活
  動させるために必要となる人件費や、ワークステーション等の資産にかかわる
  問題を解決する旨の補足説明があった。
    また、このことに関連して以下の意見があった。
    ・JPNIC を社団( 財団 )化することについては、今後引き続き検討すること
      とする。
    ・検討する際は、収入見込みも必要である。
    以上について承認された。


5.平成5年度の予算について
    佐藤( 事務局 )より、資料4に基づき平成5年度 JPNIC 予算について説明
  があった。
    このことに関連して、理事会、運営委員会の出張旅費の算出方法について質
  問があり、理事会1回/年、運営委員会6回/年として概算した旨の回答があ
  った。
    以上について承認された。


6.その他
(1)野口委員( 代理:亀山 )より、JCRN において学術目的かどうかの判定手
    続が明確になっていないことから、来年度の正会員タイプの扱いについて質
    問があり、以下の意見が出された。
      ・当時 JNIC から JCRN に対して判定していただくよう要望したが、今日
        現在回答がない。
      ・年度内に JCRN による判定が行われない場合、規程変更等の対応を検討
        しなければならない。
      ・JPNIC 自身で判定するような体制を整えてはどうか。
      このことに関連して種々議論され、理事会あるいは運営委員会から JCRN
    に対して判定の依頼を行うよう要請することが承認された。

(2)野口委員( 代理:亀山 )より、会費の料金体系について質問があり、以下
    の回答があった。
      ・金額のカーブは、各会員に対する JPNIC の負担に加えて会員のネット
        ワークの規模に対する JPNIC の負担の比率等を勘案して決めたもので
        ある。
      ・学術目的とそうでない場合の金額の差は、現状の学術ネットワークから
        の会費による予算( 資料4 )と、将来的に商用ネットワークの会員が増
        えることを考えた場合、JPNIC が本来必要となる予算( 資料3 )の差に
        あらわされるのではないか。

      (1)、(2)に関連して村井委員より、規程の作成を開始した時点と現在とで
    は、当初予測できなかったほど状況が大きく変化している一方 JPNIC を運
    営しなければならないこともあり、各会員のご理解とご協力により、今後適
    宜規程等を見直して行くべきである旨の意見が出され、了承された。

(3)石田(晴)委員より、資料7に基づき Internet Architecture Board 等に
    ついて紹介があった。また、東京大学大型計算機センターにおいて JPNIC 
    の業務にかかわることになった専門職員ネットワーク担当  布施  勇氏の紹
    介があった。
 

                                                                  以  上
            

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