1997/3/11 JPNIC第8会総会
資料1
平成8年度日本ネットワークインフォメーションセンター仮事業報告書
理事会、運営委員会
(1)理事会の開催(96/4/19、96/5/10、96/10/28、96/2/25)
当該年度中に理事会を4回開催し、下記の事項その他について審議を行った。
(1) 各検討部会作業報告
(2) 運営委員の任命
(3) 事業計画承認
(4) 収支予算承認
(5) 前年度決算承認
(6) 法人化関連作業
(7) 会員の入退会の承認
(2) 運営委員会(96/4/19、96/5/24、96/7/29、6/9/26、96/11/27、
97/1/21)
当該年度に運営委員会を6回開催し、下記の事項その他について審議を行った。
(1) 各検討部会活動報告
(2) 法人化作業報告
(3) 会員の入退会に関する報告
(4) IPアドレス及びJPドメイン名割当等に関する審議
検討部会
[1] 1996年度 DOM WG 活動報告
略称:DOM WG
英名:JP Domain Name Assignment Working Group
和名:JPドメイン名割り当て検討部会
役割:JPドメイン名の割り当て規則・申請処理の検討、
問い合わせへの対応、新ドメイン名構造の検討など
構成:主査 佐野 晋 副査 河北隆生
運営委員メンバ 神山一恵、奥山 徹、高田広章、
吉村 伸、白橋明弘
外部メンバ 北田義孝、竹中直純、山内雅之、平原正樹
事務局スタッフ 吉澤文代、小島育夫、深野哲洋
Domain WGの活動概要:
・主な活動
JPドメイン名割り当て作業
5/17 ドメイン名拡張に関する検討状況報告会(JPNIC総会)
7/1 地域型ドメイン名申請手数料徴収実施
8/1 domain-talk ML開設
11/6 現行ルールに合致した属性への移行
11/6 JPネットワークサービスドメイン名(NE.JP)割り当て開始
12/10 第3レベルドメイン名一意性および数字で始まるドメイン名の
禁止ルール廃止
12/3 IPmeeting'96におけるドメイン名に関する意見交換(広島)
11/15 東京特別区WORDからCITYへの変更
○打ち合せ開催
以下の議題を中心に打合せを行なった。
属性型ドメイン名構造と地域型ドメイン名構造の見直しの検討
ネットワークサービスドメイン名の検討(NE.JP)
第2レベル組織ドメイン名と現行ルールに合わないドメイン名を持つ組織の移行
第3レベルドメイン名一意性および数字で始まるドメイン名の禁止ルール廃止
商標問題とドメイン名
申請処理の増化に伴う事務の見直し
ドメイン名虚偽申請の対応
ドメイン名割り当て基準の見直し
IAHCの提案に関する議論
4月9日,4月10日,5月14日,6月18日,7月23日,8月2日,8月19日,9月2日
9月13日,9月30日,10月14日,11月5日,12月18日,1月24日,2月4日
○ドキュメントの配布
JP ドメイン名の割り当てガイド(最終更新: 1996年11月 6日)
JP ドメイン名の割り当てについて(最終更新: 1996年10月23日)
JP ドメイン名新規申請について(最終更新: 1996年10月23日)
JPドメイン名(地域型)割り当てについて(最終更新:1996年11月15日)
NE.JPドメイン名への移行について(最終更新: 1996年10月28日)
現行ルールに合致した属性への移行について(最終更新: 1996年10月28日)
JP ドメイン名に関する変更申請について(最終更新: 1996年6月24日)
JP ドメイン名の廃止申請について(最終更新: 1996年6月24日)
ドメイン名申請と手数料について-- 一般向け --(最終更新: 1996年6月24日)
一意性ルールおよび数字で始まるドメイン名の禁止ルールの解除にとも
なう事前申請について(最終更新: 1996年10月28日)
[2] 1996年度IP+AS WG 活動報告
略称: IP+AS WG
英名: INTERNET ADDRESS AND AS NUMBER ASSIGNMENT WORKING
GROUP
和名: IPアドレス、AS番号割り当て検討部会
役割: IPアドレスおよび AS 番号の割り当て規則の検討、業務を委任
した会員ネットワークのサポート、および、IPアドレスの利用
に関する技術的啓蒙活動
構成:主査 浅羽登志也
副主査 鈴木亮一
運営委員メンバ 岡 敦子、水越一郎、今津英世
外部メンバ 加藤 朗、吉村 伸、平原正樹、民田雅人、
石黒邦宏、西野 大、廣海緑里、林 一司
事務局スタッフ 志々目幸憲、小島育夫
主な活動内容
○IPアドレスの割り当ておよび割り振り
○AS番号の割り当て
○JPNIC公開文書の改定および制定
IPアドレスの割当に関するガイド
IPアドレス申請と手数料について
IPアドレス割当業務委任の申請手続きについて
業務委任会員のIPアドレス割当処理手続きについて
/24より小さなアドレス空間の割り当てについて
業務委任会員のIPアドレス割当報告フォーム
IPアドレス割当申請について(非CIDRアドレス)
○検討部会会議
主な議題
IPアドレス割当基準の変更について
AS番号の申請手順および処理手続きについて
IP-USERS meeting の開催について
申請個別の審議(メイルでの議論が難しいもの)
会議日
96年 4月 5日 96年月 4月 8日
96年 6月12日 96年月 8月 2日
96年 8月29日 96年月 9月20日
96年10月 1日 96年月10月 3日
96年11月27日 96年月11月28日
96年月 4日23日 APNICとの調整会議
○IP-USERS meeting
第2回 IP-USERS meeting 96年 9月27日
第3回 IP-USERS meeting 96年12月 3日
○ClassB Address の利用状況調査を実施。
○AS番号の申請手続きに関する公開文書を策定中。
[3] 1996年度DB+DNS WG 活動報告
略称:DB+DNS WG
英名:DATABASE MANAGEMENT WORKING GROUP
和名:データベース管理検討部会
役割:JPNICデータベースの管理方法に関する検討 (新規/変更登録の処理、
データの保守管理、INTERNIC/APNIC への情報反映、 WHOISサーバの
設定/管理/開発,RWHOIS など新しいプロトコルの調査・実験など)
構成:主査 水越一郎
副主査 奥山 徹、高田広章
運営委員メンバ 小西和憲、佐野 晋
外部メンバ 石黒邦宏、尾上 淳、加藤 朗、菊池浩明、中山雅哉、
藤長昌彦、真鍋敬士、本村真一、中垣潤一
事務局スタッフ 小島育夫、斉藤 仁 、志々目幸憲
オブザーバ 丸山直昌
主な活動内容
○JPNICデータベース情報の登録および更新作業
○JPNICデータベース(Whois)システムの改善を行なった。
検索速度の改善を行なった。
信頼性の改善を行なった。
サービスの運用の安定性を向上させた。
○AS情報の登録が行なえるように、JPNICデータベースシステム
を改修
○認証技術に関する調査を行なった。
○JPNIC公開文書の改定および制定
JPNICデータベース 登録ガイド(一般組織向け)
JPNICデータベース 登録ガイド(JPNIC会員向け)
○検討部会会議
主な議題
認証技術の導入について
JPNICデータベース(Whois)システムの改善について
AS情報の導入について
ルーティングレジストリについて
会議日
96年 5月 8日
96年 8月20日
96年10月22日
97年 2月 3
[4] 1996年度 PUB WG 活動報告
略称:PUB WG
英名:PUBLICATION WORKING GROUP
和名:広報担当検討部会
役割:ニュースレターの発行および出版やフェアの対応などの広報活動を行う
構成:主査 中村順一, 副主査 谷村拓也,
事務局スタッフ 丸山直昌,近藤美菜子
・PUB WGの活動概要
JPNIC ニュースレター 第 6 号 発行 (平成 8 年 7 月 15 日)
JPNIC ニュースレター 第 7 号 発行 (平成 8 年 11 月 30 日)
JPNIC ニュースレター 第 8 号 発行 (平成 9 年 3 月 19 日 予定)
NetWorld + Interop 96 出展 (平成 8 年 7 月 24 - 26 日)
NETWORK USERS 1997 出展 (平成 9 年 3 月 5 - 7 日 予定)
[5] 1996年度 SOC WG 活動報告
略称: SOC WG
英名: SOCIAL AFFAIRS WORKING GROUP
和名: 社会的課題検討部会
役割: FUTURE や FINANCE と連携して、JPNIC の社会的地位向上に役立つ活動を
担当する。具体的には、外部の機関、知識人等との交流を通じて、社会からの
信任を取付け、JPNIC の基盤強化に貢献する。さらに、法人化の検討に併せ
て、実現に向けての支援活動を行なう。この観点から、企業の管理者や企画
担当者等を対象とした JPNIC セミナーの開催も検討する。
構成: 主査 松本敏文
副主査 小西和憲
主な活動:本年度はJPNICの法人化に係わる支援活動が主活動であり、本件に終始。
尚、1997年度のIP Meeting等の検討を開始。
[6] 1996年度 Future WG 活動報告
略称: FUTURE WG
英名: JPNIC FUTURE WORKING GROUP
和名: JPNIC 将来像検討部会
役割: JPNICの将来像を検討する。
構成: 主査 小西和憲
副主査 神山一恵
運営委員メンバ 岡 敦子、後藤邦夫、後藤滋樹、佐野 晋、高田広章、松本敏文
外部メンバ なし
事務局スタッフ 丸山直昌、小島育夫
活動概要
○JPNICの現在の業務や運営形態の見直しを進め、長所を維持しながら、
世間一般のルールにも適合するための検討を進めた。
○JPNICの業務を拡充するために必要な機能を検討し、調査研究活動の
充実、会員への啓蒙教育活動の強化が重要であることを提案した。
○JPNICの運営形態を検討し、理事会の強化、理事会と運営委員会の
一層の連携、会費収入と手数料収入の管理を分離して、事業運営の
透明性を確保することの必要性を提案した。
[7] 1996年度 Finance WG 活動報告
略称: FINANCE WG
英名: FINANCIAL ISSUES WORKING GROUP
和名: 財政問題検討部会
役割: FUTURE、SOC WGと連携し、JPNICの会費、手数料制度など活動を支える
財政に関し、現行制度の修正すべき点、中・長期的な見通しを継続して
検討する。具体案作成に際しては、オープンWGを構成し、JPNIC会員や
興味を持つ人の意見を広く求める。
構成: 主査 後藤邦夫
副主査 田代 彰
運営委員メンバ 高田広章、佐野 晋、谷村拓也
外部メンバ なし
事務局スタッフ 吉澤文代 (LIAISON)
活動概要
○1996年度収入予測 (4月)
○FINANCE-TALK メイリングリスト開設 (10月17日案内、11月1日開始)
会費およびドメインやIPアドレスの申請手数料の体系についての検討を
おこなうオープンな議論の場としてメイリングリストを設置。運営委員を
含み252名が参加(1997年2月4日現在)
○JPNICの97年度以後の会費と手数料について
(1997年1月29日 finance-talkに説明文書配布)
JPNICの今後の財政計画概要を説明し、中長期の計画に関する意見を求めた。
[8] 1996年度 INTL WG 活動報告
略称: INTL WG
英名: INTERNATIONAL LIAISON GROUP
和名: 国際連携検討部会
役割: JPNICと国際的な諸組織とのリエゾンの役割を果す。ただし、他の部会
において既に確立した海外とのコーディネーションは、それを尊重する。
本部会は国際的に、特にアジア太平洋地域において、今後必要とされる
種々の活動にJPNICの立場から協力することを目的とする。
構成: 主査 後藤滋樹、副主査 岡敦子、
運営委員メンバ 小西和憲、浅羽登志也、村井純、平原正樹、
外部メンバ 松方純、荒野高志、Glenn Mansfield、Vincent Gebes、
David R. Conrad、中山雅哉、Yoshiko Okazaki、Kyoko Day
事務局スタッフ 丸山直昌、小島育夫
INTL WGの活動概要
・主な活動
○国際会議等への出席
平成8年6月29日~30日
APNIC General Meeting (モントリオール)
平成9年1月31日
APNIC General Meeting (香港)
○打ち合わせ開催
平成8年4月16日 (於JPNIC事務局)
議題 ポータブルアドレスの取扱について(IP-WGと合同会合)
平成8年8月30日 (於JPNIC事務局)
議題 中国吉通公司代表との意見交換
[9] 1996年度 RULE WG 活動報告
略称: RULE WG
英名: RULE WORKING GROUP
和名: 規約検討部会
役割: JPNIC を健在に運営、育成する為、規約及びこれに類する諸事項の策定、
改正、検討を行う。
構成: 主査 谷村拓也
副主査 志津田嘉康
事務局スタッフ 近藤美菜子
主な活動内容
○日本ネットワークインフォメーションセンター規程の改正
総会の議決に基づき、総会の定足数を3分の2から、2分の1
へ変更するための改正案を作成。
○本センター謝金に関する細則を制定
○法人化にともない、規程その他の改正案を作成
[10] 1996年度 IS-WG 活動報告
略称:IS WG
英名:JPNIC Information Service Working Group
和名:JPNIC情報サービス検討部会
役割:JPNICのオンライン情報サービス(WWW,FTPなど)
の提供について検討を行なう。
構成:主査 白橋明弘
副主査 後藤邦夫, 水島洋
運営委員メンバ 岡敦子, 中村順一
外部メンバ コナド・キニ, 村岡幸一
事務局スタッフ 丸山直昌, 小島育夫, 志々目幸憲, 斉藤 仁
・IS WGの活動概要
・主な活動
○打ち合わせ開催
97月1日22日
議題 FTPサーバ移行,WWWサーバ改善, 文書フォーマット, サーバ管理
○情報提供サーバシステムの改善
・ FTP/WWW サーバの稼動するホストを SUN Ultra Enterprise ワークステー
ションに変更し,NSPIXP2 に直接接続することにより,サービスの稼動性が大
幅に向上した。
・ FTPサーバのディレクトリ構造を見直し,より利用しやすいように整理を行なっ
た。
[11] 1996年度 STAT-WG 活動報告
略称: STAT WG
英名: STATISTICS WORKING GROUP
和名: 統計データ検討部会
役割: JPNICとして持つべき統計データを検討し、統計データの収集/管理/
提供を行う。
構成: 主査 今津英世
副主査 岡 敦子
運営委員メンバ 奥山 徹、後藤邦夫、白橋明弘、高田広章、
中村順一
外部メンバ 村井幸一、平原正樹、坂本仁明、川浦康至、
篠田裕記子
事務局スタッフ 小島育夫、深野哲洋
主な活動内容
○JPドメインおよびIPアドレスの割り当てについての調査
1995年11月分の申請に対して、アンケート調査を行なった。
○各種統計情報の提供
JPNIC会員数の推移
JPドメイン名割当数の推移
地域型ドメイン名の都道府県別分布
JPドメイン配下のホスト数の推移
[12] 1996年度 JPNIC 事務局 活動報告
構成:事務局長 丸山直昌
事務局員 吉沢文代、小島育夫、志々目幸憲、近藤美菜子、
深野哲洋、斉藤仁、 待山昌寛、
山上正代、高柳幸恵
主な活動内容
○JPドメイン名割当作業
○IPアドレス割当作業
○JPNIC公開文書の改定作業
ドメイン名・IPアドレス申請手数料について(JPNIC会員向け)
ドメイン名申請と手数料について(一般向け)
IPアドレス申請と手数料について(一般向け)
○JPNIC障害連絡受付窓口の設置
○情報提供サービスシステムの維持管理
○地域型ドメイン名申請手数料の導入(1996年7月1日より)にともなう作業
○ニュースレター発行作業
○展示会への出展