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							1998/01/30 JPNIC総会
                                                        資料2

		1998年度会費案について

1. 1998年度会費案

  年額会費を現行の

	参加組織数に10,000円を乗じた額に300,000円を加えた金額
        (ただし 10月1日以後に入会した場合には、その半額)

  から

	参加組織数に 5,000円を乗じた額に300,000円を加えた金額
        (ただし 10月1日以後に入会した場合には、その半額)

  に変更することを提案する。その理由は以下の通り。

2. 1998年度の一般会計支出の予測

  今年度補正予算額から堅い見積りを立てると、

	事業費	1.6 億円
	管理費	1.8 億円

  新事務所の工事費用はなくなるが、サービスの向上のためのサービスマシン
  の強化に 0.6億円、その他

	減価償却引当	0.25 億円
	退職金引当	0.05 億円
	拠出金		0.1  億円

  などの支出が見込まれ、合計で少なくとも 4.4 億円程度は必要である。

3. 1998年度一般会計収入の予測

  一般会計の収入は会費、入会金、特別会計からの繰り入れ金、それに雑収入
  である。 特別会計からの繰り入れ金は、後で述べるように約 2億円が予想
  される。会費及び入会金 については、

   1998年2月末の接続ドメイン数予測	32000ドメイン
		会員数			220会員

  とし、会費の計算方法を大きく変更しないとして、各会員の会費を

		(接続ドメイン数)× X 万円 + 30万円

  また、入会金を現状の通り 50万円、1998年度中の入会数を前期、後期それ
  ぞれ 20 会員、合計 40会員と仮定し、 X を変えてみて収入額を予想すると

       X	会費収入	入会金		合計
   ----------------------------------------------------
   10,000 円    3.95 億円	0.2 億円	4.15 億円
    6,000 円	2.67 億円	0.2 億円	2.87 億円
    5,000 円    2.35 億円	0.2 億円	2.55 億円
    4,000 円	2.03 億円	0.2 億円	2.23 億円

  となり、特別会計からの繰り入れ 2億円を合わせれば、 X = 5,000 円でほ
  ぼ収支均衡する。

4. 特別会計から一般会計への繰り入れ金は、 1997年度は約 2億円が見込まれ
  るが、1997年4月以降、ドメイン名、IP アドレスの手数料収入が増加してお
  らず、暫くこの傾向が続くことが予想される。従って繰り入れ金の見込みは 
  1998年度も 2億円とすることが妥当と思われる。特別会計そのものは、繰り
  入れ金を支出した残りでほぼ収支均衡しており、 1998年度もこの傾向が続
  くものと思われる。

以上により、冒頭の会費案を提案する。
            

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