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ニュースレターNo.23/2003年3月発行

ICANN年次総会

2002年12月14~15日、オランダ・アムステルダムにて開催された2002年ICANN年次総会の模様をお伝えします。

2002年のICANN年次総会は、国際ハブ空港として名高いアムステルダム・スキポール空港に直結した「The Sheraton Amsterdam Airport Hotel & Conference Center」で開催され、アクセスの良さが影響してか、2日間の短い会合であったにもかかわらず、欧米を中心に100名弱の参加者が集まりました。

アムステルダムの緯度はカムチャッカ半島南端とほぼ同じ!ということで、「とにかく暗くて寒い」地での会議となりましたが、初日の一般討論会(Public Forum)では多数の参加者から積極的発言が相次ぎ、屋外の寒さとは対照的に熱気あふれる場面も見受けられました。以下に、2日目に行われた理事会での決定事項の中から、主なものについてご紹介します。

◆ICANN改革について

今回の年次総会では、10月末の上海会議で採択された新付属定款のうち未決定条項となっていた「移行条項」が採択され、現行の体制から新体制への移行期間についての詳細事項が決定しました。

これに伴い従来の理事会は解散し、新たに「移行期の理事会」が発足しました。ただ、メンバーについては、移行期をスムーズに乗り切るための最善策として、旧メンバーのほぼ全員が続投する形となっています(初代At-Large理事のFrank Fitzsimmons氏のみ続投せず辞任)。この「移行期の理事会」は、2003年3月から6月の間に「新理事会」が発足するまで任期を務めることになります。

新体制における三つの支持組織のうち、分野別ドメイン名支持組織(GNSO)については、「移行条項」の採択後直ちに運営が開始されることになり、旧ドメイン名支持組織(DNSO)からの移行がすでに行われています。アドレス支持組織(ASO)については、地域IPアドレスレジストリ(RIRs)と協議中の段階ですが、当面はICANNとRIRs間の現行覚書に基づいて継続運営されることになります。

GNSOとASOは、直ちに「新理事会」への代表を2名ずつ選出する作業に入ります。まだ組織化が完了していない国コードドメイン名支持組織(ccNSO)については、組織化が完了し理事会による承認が得られた後に代表の選出を行い、それまでの間、代表2名の議席は空席のままとなります。

「新理事会」メンバー15名のうち8名を指名する役割を負う「指名委員会」については、委員の選出元となる各組織において、代表の選出が順次開始されることになります。選出がすべて完了し指名委員会が結成され次第、「新理事会」メンバーの選出作業が行われる予定です。

◆新gTLDに関する実施計画ついて

今回の会議におけるもう一つの大きな議題は、新たなgTLDの導入計画に関するものでした。旧来からの「.COM」「.NET」「.ORG」等に続くものとして、昨年以降初めて七つのgTLD(.INFO/.BIZ/.NAME/.PRO/.AERO/.COOP/.MUSEUM)が導入されたわけですが、これらの新gTLDについては、

この先さらなる新gTLDを追加していくうえでの参考材料とするために、多方面にわたって十分な評価を行うことが当初より計画されていました。

今回の年次総会では、「新TLD評価プロセス計画タスクフォース」(NTEPPTF)が2002年7月に提案した評価プロセスを実施に移すこと、および、7つの新gTLDの評価と平行して、さらに若干のスポンサー付きgTLD(特定の業界・分野向けgTLD)を導入することが決定しました。これは、評価プロセスが長期間にわたることを踏まえ、その完了を待たずにgTLD導入計画を前進させていこうという意図によるものです。

また、今後gTLD導入計画を進めていくうえでの方法について、GNSOに勧告の作成を要請することになりました。これは、gTLDを導入する際に、なんらかの分類法にしたがって利用可能なgTLD文字列を事前に分類したうえで行っていくのか、それとも市場の需要に少しずつ応えていく形をとるのか、あるいはその他の方法をとるのか、といったことをGNSOに検討してもらうというものです。

これらの決議に基づいて、先に導入された「.AERO」「.COOP」「.MUSEUM」に続く新たなスポンサー付きgTLDの申請募集が近い将来実施される予定です。

(JPNIC ドメイン名事業部 入交尚子)

■参照URL

ICANNアムステルダム会議(年次総会)記録
http://www.nic.ad.jp/ja/icann/mtg-report/0212-amsterdam/index.html

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