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ニュースレターNo.23/2003年3月発行

第15回APNICオープンポリシーミーティング

2003年2月24日~28日の5日間、台北で第15回APNICオープンポリシーミーティングが開催されました。

◆全体概要

今回のAPNICミーティングは、例年通りAPRICOT※1と併行して、2月24日~28日の5日間、台北で開催されました。今年はIPv6 Summitとも同時開催を行ったためか、ヨーロッパのIPv6 Summit関係者やRIPE NCC※2のIPv6 Working Groupのチェア等の出席も見受けられました。日本からの参加者は主にJPNIC関係者となっていましたが、IPアドレス管理指定事業者からの参加も数名あったようです。

このミーティングでの新しい試みとして、参加者との距離をより近づけるよう、オンサイトの掲示板が設けられました。この掲示板を使うと、ミーティングのスナップショットやAPNICスタッフの顔写真と利用言語を参照したり、参加者がアンケートに回答したりすることができます。

APNIC15 Onsite Notice Board
http://www.apnic.net/meetings/15/onb/index.html

また、ミーティングに参加はできないが議論の様子をよりリアルに体感したい方のために、各セッションのページからマルチキャストによるリアルタイム中継サービスも提供されていました。

◆プログラムの紹介

プログラムは従来通り、各種チュートリアルおよびSIG※3/BOF※4、オープンNIR※5ミーティング、そしてAPNIC総会から構成されています。SIGはIX、DNS Operations、Routing、DB、IPv6 Technical、そしてAddress Policyの分野に分けて開催されました。このうち、Address Policy SIGでは荒野高志氏、IPv6 Technical SIGでは山本和彦氏、そしてOpen NIR Meetingでは前村昌紀氏が日本からチェアを務めました。荒野氏と前村氏はそれぞれJPNICのIPv6担当理事、IPアドレス担当理事でもあります。

APNIC総会では、今回はAPNICの理事であるEC※6メンバーの選挙が行われ、Yong Wan Ju(韓国)、Ko Wei Wu(台湾)、Qian Hualin(中国)、Ma Yan (中国)が当選しました。

その他のプログラムでは、NIRやLIR※7の業務に直接影響のある提案は行われませんでしたが、現在のIPv6ポリシーの問題点、そしてAP地域におけるポリシー決定プロセスについて活発な議論が行われました。この2点についてここで簡単にご紹介したいと思います。

・IPv6ポリシーの問題点

【プレゼンテーション・発表者】
IPv6 Policy in Action - Feedback from other RIR communities by David Kessens(RIPE IPv6 Working Group Chair)
【内容】
2002年7月より実装されたIPv6ポリシーに対するRIPEおよびARINメーリングリストでのコメントを紹介。たとえば初回割り振り基準である200ユーザーへの割り当てについては、解釈の違いにより申請できないと考えている組織がある等の問題点を提示。
【結論】
メーリングリストで継続議論を行う。

・AP地域におけるポリシー決定プロセス

【プレゼンテーション・発表者】
1)Document Review and Policy Process by Anne Lord(APNIC)
2)APNIC Policy Process - Ideas for discussion by Randy Bush(IIJ)
【内容】
現在のポリシー決定プロセスは、多くの人の意見 を取り入れるものとなっているか、また、検討にあたる充分な時間を与えているか、との問題提起が上記2点のプレゼンテーションで行われた。
【結論】
以下2点において参加者の賛同は得られたが、すぐに結論は出さないということで今後も継続議論を行う。
-MLで議論を行う必要最低限の期間を設ける。事前に充分な議論が行われなかった場合はミーティングでのコンセンサスのみですぐに実装に移さない。
-プレゼンテーションスライドのみではなく、テキストでの提案内容の説明も必須とする。

その他のプログラムやプレゼンテーションはすべて下記Webページに掲載されていますのでご興味のある方はそちらをご参照ください。

15th APNIC Open Policy Meeting
http://www.apnic.net/meetings/index.html
photo
APNIC総会の様子 出典:APNIC

APNICミーティングは、ミーティング自体への参加だけではなく、参加者同士の情報交換や交流にも重点を置いており、会食等を交えながら交流を深める機会も提供しています。開催されているセッション内容に限らず、他国のISPや業界関係者との情報交換に興味のある方も、次回のミーティングにご出席されてはいかがでしょう。

apnic-announce@apnic.netのメーリングリストに登録を行えば、事前にミーテイングの案内を受け取ることが可能です。

APNIC Mailing Lists
http://www.apnic.net/community/lists/index.html

次回のミーティングは韓国のNIRである、KRNIC※8がローカルホストとなり、最終的な日程ではありませんが、8月18日~22日に韓国で開催される予定となっています。

(JPNIC IP事業部 奥谷泉)


※1 APRICOT:
Asia Pacific Regional Internet Conference on Operational Technologies
※2 RIPE NCC:
Reseax IP Europeens Network Coordination Centre
※3 SIG:
Special Interest Group
※4 BOF:
Birds of Feather
※5 NIR:
National Internet Registry
※6 EC:
Executive Council
※7 LIR:
Locaal Internet Registry
※8 KRNIC:
Korea Network Information Center

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