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JPNICはインターネットの円滑な運営を支えるための組織です

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ニュースレターNo.3/1995年3月発行

3. IPアドレスの割当てについて English Page

IPアドレスの割当てについて説明します。 申請手続きなどは、適宜変更されますので、申請の際には、 最新の情報の入手をお願いします。 入手方法については、 14節のJPNIC FAQのQ1/A1を参照して下さい。

3.1 IPアドレスとその割当て

IPアドレスは、TCP/IPプロトコルに基づく計算機ネットワークに属する計算機等に付与されるアドレスです。

JPNICは、計算機ネットワークの円滑な発展に資するため、 InternetのネットワークインフォメーションセンターであるInterNIC、 アジア太平洋地域のネットワークインフォメーションセンターである APNICとの調整の元、日本国内の計算機ネットワークに対し、 国際的に一意性の保証されるIPアドレス(ネットワークアドレス部分) の割当ておよび管理を行っています。 また、IPアドレスの管理に必要な情報を収集、整理し、 ネットワーク利用者に情報サービスを提供しています。

日本国内のネットワークは、JPNICへ申請を行います。 直接InterNICに対し、 IPアドレスの割当てを申請することは原則としてできません。 但し、ネットワークが複数の国に跨る場合には、 申請をアジア太平洋地域のNICである APNICへ行う必要が生じる場合があります。

IPアドレスの割当て対象は、 TCP/IPプロトコルの計算機ネットワークを運営する組織です。 ここでいう「組織」は,責任者が明確となっている集団のことであり、 その他に特別な要件を必要としません。 従って、日本ドメイン名の割当てにおける 「組織」の定義とは必ずしも一致しません。 JPNICへのIPアドレスの申請は、 日本に存在する計算機ネットワークを運営する組織であれば、 どこでも行うことができます。

3.2 IPアドレスの有限性

IPアドレスは国際的に協調して管理される有限の資源です。 従って、必要としないIPアドレスの申請は控えてください。 また、取得した後、 使用する予定がなくなったIPアドレスはJPNICに返還してください。

3.3 IPアドレスの Class

IPアドレスは、4 オクテット(32ビット)の数値であり、 通常、1オクテットずつを十進数としてピリオドで区切って表記されます。 一つのIPアドレスは、ネットワーク部とホスト部に区切られます。 この区切り方は、最左オクテットの値により五つの種類があり、 それぞれ Class A, B, C, D, E とよばれています。

種類           最左オクテットの値
Class A         1   -- 127
Class B         128 -- 191
Class C         192 -- 223
Class D         224 -- 239
Class E         240 -- 255
            

Class Aに属するアドレスは、ネットワーク部が1オクテットです。 すなわち、1.2.3.4というIPアドレスは、ネットワーク部が1で、 ホスト部が2.3.4です。 一つのClass Aのネットワークアドレスには、 約1700万(2の24乗 - 2)台の計算機等を接続することができます。 Class Bに属するアドレスは、ネットワーク部が2オクテットです。 一つのClass Bのネットワークアドレスには、 約65000(2の16乗 - 2)台の計算機等を接続することができます。 Class Cに属するアドレスは、ネットワーク部が3オクテットです。 一つのClass Cのネットワークアドレスには、 254(2の8乗 - 2)台の計算機等を接続することができます。

Class D、Class Eは特別な目的のために使用されます (⇒ 参考文献 RFC1166ftp.nic.ad.jpより入手可能。 13節を参照して下さい)。

申請者は、将来的な発展の状況を考慮にいれた上、 ネットワークの規模に応じたClassのアドレスを選択して申請してください。 1994年4月の時点では、Class Bのアドレスは70%以上が割当て済みとなっており、 残存数が少なくなってきたので、可能な限り、 Class Bアドレスを申請する代わりに、 いくつかのClass Cアドレスの申請とすることが強く要請さています。

JPNICは、InterNIC/APNICと協調して、Class Cのアドレスを管理し、 ネットワーク部の割当てを行っています。 割当てられたIPアドレスのホスト部は、申請者が管理します。 Class Bアドレスが必要な場合には、申請はJPNICに対して行います。 JPNICでは審査の上、必要と認められた場合にはAPNICを経由して InterNICに申請を仲介します。 Class Bアドレスの割当ては、 最終的には IANA --- Internet Assigned Numbers Authority --- によって判断されます。

3.4 IP ネットワークの構築とインターネット

近年のインターネットの急速な発展により、 IPアドレスはパブリックなインターネットの相互接続性を維持するためのユニークなアドレス体系を保証するものであるという考えもあります。 また、経路制御情報をより合理的な管理を行うために、 アドレス割当てを経路を考慮したものにすべきであるという案があります。

しかし、 一方TCP/IPによるネットワーク構築の要求はなお一層大きくなっています。

このような背景のもとにいくつかのアドレス割当て方針が存在しています。 外部との接続性のないネットワークでは、 世界的にユニークなアドレスを使う必要はなく、 そのためのアドレスが予約されており (⇒ 参考文献 RFC1597ftp.nic.ad.jp より入手可能。 13節を参照して下さい)、 参考文献にはその手段が述べられています。 このアドレスはインターネット上の経路制御の対象にはなりませんが、 JPNICなどに登録することなく自由に使用することができます。

世界的にユニークなアドレス (グローバルアドレスということがあります)を必要とする場合、 以下の方法により申請を行うことができます。

3.5 申請手続き

3.5.1 プロバイダによる IP アドレス割当て

インターネット接続を提供するものに対して、 一部IPアドレスの割当てがJPNICより委任されています。 これら提供者を経由して、 IPアドレスの割当てを受けることができます。

現在、IIJ、SPIN、InfoWeb、WIDE、IMnet、 MESHの各JPNIC会員が委任を受けています(1995年2月現在)。 これらに接続を予定している場合は、 接続時にその委任されたアドレスブロックからの割当てを受けてください。 なお、プロバイダにおけるアドレス割当ても、 本文書に示された基準に従って行われています。

すでにJPNICなどからアドレスの割当てを受けている場合でも、 そのアドレスに対する経路情報を外部にアナウンスしない場合には、 プロバイダから別にClass Cのアドレスの割当てを受けることができます。 また、現在所有しているアドレスを返還することを前提に、 プロバイダから新たなアドレスの割り当てを受けることができます。

このようなプロバイダから割当てられたアドレスは、 当該プロバイダとの接続を失ったとしても返還する必要はありませんが、 将来別なプロバイダとの接続を行った場合には、

  1. そのアドレスを全部返還し、新しいプロバイダからアドレスを取得する
  2. そのアドレスをインターネットに対してアナウンスしないことを条件に、新しいプロバイダからClass Cアドレスの割当てを一つ受け、これを使用する

のいずれかの方法をとることが要請されます。

なお、JPNIC宛の申請であっても、 これらプロジェクトへの接続予定が記載されている場合には、 プロジェクトの担当者宛に申請書を転送するので、 あらかじめご了承ください。

3.5.2 JPNIC による割当て

上記3.4、3.5.1に該当せず、直接、 JPNICへのアドレス申請を必要とする場合、申請書は、 最新のものを入手の上 (14節のJPNIC FAQのQ1/A1)、 注意事項を参照し、 運用責任者の責任において記入してください。

割当ては、RFC1466に基づいて行われます。 したがって、原則として2年後のホスト数予測値を 256で除して端数を切り上げた個数のクラス Cの割り当てを行います。 ただし、これではネットワークの構築が著しく困難である場合には、 サブネット構成を申請書に明記することによって、 必要最小限のアドレスが割り当てられます。

なお、郵送による場合、 申請書は必ずワープロ等によりタイプ打ちしたものを提出してください。 申請を処理するためのJPNICとのやりとり、および、 割当て後のIPアドレスの管理に関する技術的やりとりは、 技術担当者が行います。

申請は、電子メイルまたは郵送により行うことができます。 JPNICにおける事務負担を軽減するため、 極力電子メイルで行うようにお願いしています。 技術担当者が電子メイルを利用することができない場合、 電子メイルを利用できる者を申請仲介者とすることができます。 なお、申請書の送付は、 FAXでは受付けていないので注意してください。

JPNICから技術担当者(申請仲介者がいる場合は申請仲介者、 以下では一括して申請者と呼ぶ)への連絡は、原則として、 申請の時と同じ方法が取られます。

電子メイルによる申請の宛先は、 apply@ip.nic.ad.jpです。 郵便の場合は封筒の表に「IPアドレス取得申請書在中」と朱書し、 返送先を記入した返信用封筒(切手貼付)2枚を同封の上、 JPNIC事務局IPアドレス割当てグループ宛で送付してください。 返信用封筒は申請書受領通知と割当て通知書送付のために使用されます。

申請書が提出されると、JPNICは申請書の形式を検査し、 10日間の作業日以内に、 申請書の受理または不受理を申請者あて連絡します。

申請が受理された場合、JPNICは受付番号を付して、申請者に通知します。 以後、申請に関する問い合わせ等の際には、必ず、 この受付番号を付けてください。 電子メイルによる場合は、 以下の例のようにSubject:欄の末尾に受付番号を括弧内に記入してください。

Subject: question on XXX XXX XXX (IP-940601)

JPNICは、申請のIPアドレスの個数が、 JPNICの定める基準を越えない場合、 申請書の受理から10日間の作業日以内に、IPアドレスの割当てを行い、 申請者に通知します。 ただし、InterNIC/APNICからJPNIC へのブロック割当てが滞った場合など、 やむを得ない事由により、一時的に割当て作業が遅れることがあります。 その場合、JPNIC は、10日間の作業日以内に申請者に対して、 状況を連絡します。

また、郵送による申請や、Class Bアドレス申請などの様に、 JPNICで割当てができないものに関してはこの限りではありません。

JPNICは、基準を越える申請に対しては、審議を行い、 基準を越える部分についての割当てを行うかどうかを決定します。

JPNIC及びInterNIC/APNICは、申請書に記入された事項のうち、ホスト数、 サブネット数、インターネット接続予定、 備考欄以外の全ての情報を公開情報として取り扱います。 なお、その他の申請者とのやりとりは、申請者の許可なく公開しません。 また、ホスト数やサブネット数の現在値、予測値は誠実に記入するものとし、 虚偽の申請に関しては割当てを取り消すことがあります。

すでにアドレスの割当てを受けている組織が追加のアドレス割当てを申請する場合、 割当て済みのアドレスを申請書に記入してください。 この場合、過去の割当てがなかったものとして、割当て基準を適用し、 妥当な数のアドレスから割当て済みのアドレス数を引いた数のアドレスを新たに割当てます。 また従来のアドレスを返却することによって、 割当て基準数の連続したアドレスの割当てを受けることもできます。

3.6 申請の変更、取消し

申請者は、申請内容に変更があった場合、または、申請を取消す場合は、 すみやかにJPNICに連絡してください。 IPアドレスの割当てを受ける前の変更、取消しの連絡方法は、 申請のときと同じです。 ただし、必ず、申請の受付番号を記入してください。

3.7 質問、問合わせ

IPアドレスの割当て、管理に関する質問・問合わせは、 電子メイル(query@ip.nic.ad.jp宛)、 郵送のほか、

FAX 03-5684-7256

により行うことができます。 申請に関する質問、問合わせの際には、 申請の受付番号を記入してください。 また、FAXの場合は、1ページ目に、 JPNICのIPアドレス割当グループ宛であることを明記してください。

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