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ニュースレターNo.74/2020年3月発行

INTERNET ♥ YOU No.9

株式会社インターリンク ジェイコブ・ウィリアムズ

タイトルバック

米国のユタ州ソルトレイクシティの出身で、 株式会社インターリンクでドメイン名の業務に携わっているジェイコブ・ウィリアムズさんにお話を伺いました。 趣味のトライアスロンでは、最新のガジェットを駆使し、 トレーニングに励んでいるそうです。 そんなジェイコブさんに、来日することになった経緯や、ドメイン名、 ICANN会議などについて語っていただきました。

ジェイコブさんがインターネットに興味を持ったきっかけ

子供の頃から、スポーツとテクノロジーに興味がありました。 11歳か12歳の時に、父のPCを使ってBASICを勉強したり、 ゲームを作ったりしていました。 14歳くらいの頃、コンピュータに詳しい祖父が、 性能のいいコンピュータを買ってくれて、 モデムやCD-ROMドライブをインストールしたり、 BBSに繋げたりして、世界が広がりました。

ジェイコブさんが日本に来ることになった経緯について

高校卒業後、ソルトレイクシティに有名な教会があり、 義務ではないのですが、 19歳になるとボランティアに行くという習慣がありました。 小学校1年生からスペイン語を学び、話すこともできたのですが、 スペイン語圏以外の行ったことがない国がいいと思っていたところ、 東京に行くことになりました。 ボランティアで2年間滞在し、一度米国に戻ったのですが、その後、 日本語能力試験を受けるために再度来日して、1年間ほど滞在しました。 再度米国に戻ってからは、大学に通ったり仕事をしたりしていました。 親のサポートに頼らず、朝7時から働き、 17時から22時までは授業という生活で苦労しましたね。 今の妻に出会い、結婚後は妻がユタ州にくる選択肢もありましたが、 グローバルなビジネス機会を得られるなら東京の方がいいと判断し、 日本に戻ってきて13年ほどになります。 合計すると16年ほど日本にいることになりますね。

ジェイコブさんのこれまでのキャリアや現在の業務について

経済学を専門にしていたのですが、学者ではなく、 ブランディングに興味がありました。 最初に日本に来た1999年にはインターネットはかなり普及していて、 業界の進化はすごかったです。 米国に戻っている時にブログをはじめたのですが、 自分のドメイン名ではないのが嫌だったものの、 サーバやホスティングのことはよく分かりませんでした。 しかし、結婚をして日本に住むことになる前に、 米国の家族とも連絡を取れるようにするため、 2006年にGoDaddyで初めてドメイン名を登録しました。 CNAMEを登録するだけで、 ブログに独自ドメイン名でアクセスできるようになりました。 ただ、ブログ更新が続きませんでしたが(笑)。 このおかげでドメイン名の業界を知ることができました。 商標とドメイン名を扱うコンサルティング会社に入り、 ドメイン名の仲裁業務に取り組む中で、 企業にとっていかにドメイン名が大事かを学び、 株式会社インターリンクに入ったのは2009年です。 2008年にICANNで新gTLDの導入が採択され、 みんなが使えるgTLDを作れば楽しいと考えました。 そこで、2010年にインターリンクのレジストリ事業を立ち上げ、 新gTLD申請コンサルティングに取り組み、 企業TLDと「.moe」「.earth」「.osaka」を登録することができました。 現在は、顧客対応や新gTLD運営のレジストリ業務と、 レジストラ業務の両方を担当しています。 世界と比べると、日本のドメイン名業界は、レジストラは一定数ありますが、 人口や可能性に対して小さいと感じます。 ドメイン名を個人で登録できることを知らない人もいますし、 影響力が強い芸能人でも自分のドメイン名を使わない人が多いです。 パーソナルブランディングの重要性を、 日本でも広げられたらなと思っています。

ICANN会議に関連する活動について

ICANN会議に初めて参加したのが、2009年のメキシコシティ会合です。 新gTLD関連の情報収集がきっかけです。 最初に参加したときは、英語ネイティブなのに、 略語が多くて周りが何を話しているのか分かりませんでした。 ただ、会社で専門的に携わっている人や、熱意で参加している人など、 いろいろな業界のボランティアを見て、感動しました。 それからICANN会議には25回参加しています。 新gTLD申請者ガイドブックは何度も改定されていますが、 暗記できるほど読み込みました。 ICANN会議では、 GNSO(分野別ドメイン名支持組織)関連会議を中心に参加しています。 また、GAC(政府諮問委員会)の役割が重要なので、 オブザーバーとして参加しています。 その他、レジストラ運用に影響がある、 ICANNのGDPR対応や次期新gTLD募集ラウンドなどの議論にも参加しています。 ICANN報告会では、声を掛けていただいて、2017年1月の第47回以降、 ほぼ毎回登壇させていただいています。 プレゼンテーションでは、 参加者が面白いと思う内容を伝えれるよう心がけています

最後にインターネットに対する愛情のこもったメッセージをお願いします!

インターネットは便利ですが、使いすぎるのはよくないと思います。 急にインターネットに接続できなくなった時に、 10年前なら本を読むなどして気にしませんでしたが、 今ならストレスを感じるはずです。 “Absence makes the heart grow fonder.” (会えない時間が愛を育てる)ということわざがありますが、 たまにはインターネットから離れて、リアルなものを見ることも大事です。 もう一つの思いとして、 ドメイン名業界は社会へ大きな利益を供給していると感じます。 これからも、 みんなが安心して使えるインターネットのために力を尽くしたいです。

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