ニュースレターNo.92/2026年3月発行
JPNIC会員と語る
「JPNIC会員と語る」は、 JPNIC会員の興味深い事業内容・サービス・人物などを紹介しつつ、 JPNICの取り組みや業界が抱える課題や展望などについて、 お話を伺うコーナーです。
今回は、2006年の創業以来、 一貫して「ネットワーク・コミュニケーションをよりよく!」というスローガンを掲げ、 音声ソリューションや高度なネットワーク技術を提供し続けている、 株式会社まほろば工房を取材しました。 同社は、 代表取締役の近藤邦昭氏が長年インターネット業界の第一線で培ってきた知見と、 「業界への恩返しをしたい」という強い信念から生まれました。 自社開発のコミュニケーションプラットフォーム「Symphony Call」をはじめ、 大手ベンダーにはない柔軟な発想と、 レイヤー3を中心とした骨太な技術力で、現代のインフラを静かに、 しかし力強く支えています。
今回の取材では、神奈川県川崎市にある本社を訪れ、創業の経緯から、 インターネットの物理層を担う技術者育成への危機感、 そして「インターネットという仮想社会を、 より住みよい場所にしたい」という壮大なビジョンまで、 たっぷりとお話を伺いました。 そこには、単なるシステム開発にとどまらない、 インターネットそのものへの深い愛と、 次世代への使命感があふれていました。
~エンジニアの“わがまま”が新たな価値を生み、社会の質を高めていく~
株式会社まほろば工房 https://www.ate-mahoroba.jp/
| 住所 | 〒213-0001 神奈川県川崎市高津区溝口3-8-7 第一鈴勝ビル2F |
| 創立 | 2007年3月5日 |
| 資本金 | 1,500万円 |
| 代表取締役 | 近藤 邦昭 |
| 従業員数 | 22名(2025年1月時点) |
| 事業内容 |
https://www.ate-mahoroba.jp/aboutus/
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喫煙所での命名から始まった「業界への恩返し」
▶ まずは貴社の成り立ちと、 創業に至った経緯をお聞かせください。
近藤:創業自体は2006年5月になります。 その1年後の2007年3月に株式会社まほろば工房を設立しました。 きっかけは、2006年の2月頃に前職を辞めたことでした。 実は、 その時点では次をどうするかはまったく決めていなかったんです。 2~3週間ほど、 今後の人生をどうしようかと考えながらゆっくり過ごしていたのですが、 ありがたいことにいろいろな方から「仕事をしてみないか」とお声掛けをいただきました。 1年ほどは個人事業主のような形でそれらの仕事をお受けしていたのですが、 次第に1人では手が回らなくなってきました。
私はこの業界には1995年ごろから携わっており、 当時で既に10年ほどの月日が経っていました。 これまでお世話になった業界への恩返しをしたいという思いや、 自分でもやってみたい技術的な挑戦が数多くありました。 そういった背景があり、 インターネット業界への恩返しをしていきたい、 それと同時に技術や業界の発展に貢献していきたい考えを元にまほろば工房を立ち上げました。 その思いを持って走り続けてきて、 法人化から数えると今期で19年目になります。
▶ 「まほろば」という社名は、IT業界では非常に珍しい、 温かみのある響きですね。
近藤:この社名ですが、 実はJPNICで活躍されている前村昌紀さんが名付け親なんです。 私が独立する時に「名前をどうしようか」と相談したら、 喫煙所でタバコを吸いながら「近藤さんなら『まほろば』なんてどう?」と提案されたんです。 「まほろば」には、 大和言葉で「素晴らしい場所」「世界の中心」「住みよい場所」という意味があります。
元々、私の考え方に「インターネットは現実社会とは別の、 もう一つの仮想的な社会、 人間が住んでいく場所になるだろう」というものがありました。 インターネットという社会が良くならないと、 現実社会も良くならない。 そこを「まほろば」に作り上げていくのが私達の役割だ、 というコンセプトが非常にしっくりときたんです。
実際に付けてみたら、 日本中に「まほろば」という名前の会社がこんなにあるとは思いませんでしたが(笑)、 この業界に日本語、それも大和言葉の社名は珍しいので、 今ではとても個性的で気に入っています。
自動通報から始まったコミュニケーションの進化
▶ 貴社の主力事業の一つである音声ソリューションですが、 最初の製品はどのようなものだったのでしょうか。
近藤:私自身、元々はソフトウェア開発のエンジニアです。 当時の業界は、 ネットワークの知識を持ってソフトウェアを開発するということが、 まだ十分にはできていませんでした。 ネットワークが分かる人間がソフトウェアを書く、 その両方の知識が融合して初めてできることがあります。
最初にサービスインしたのは、 今はもう終了していますが「SPEED Call」というサービスでした。 ネットワークの監視を行い、 障害を検知したら自動で電話通報する、 当時としては画期的な自動化サービスです。
元々、私もインターネットの運用業務に携わってきましたが、 24時間365日の運用において、障害時の「通知」は不可欠です。 通常はオペレーションセンターに人を置いて対応しますが、 自動化という流れの中で、 そこまで人やお金を大量に注ぎ込むのが難しい事業者もいます。 自動化できるなら、そっちの方が当然良いですよね。 そこで、障害検知から通知までを一気に自動で行う仕組みを作ろうと考えたのが原点です。 障害の通知はメールで行うことが一般的でしたが、 そこから一気に自動で電話をしてしまおうと考えました。 その上で「人間がきちんと電話に出て、 人間が内容を確認した」ということまでをシステム側で把握できる仕組みを作る、 これがSPEED Callのコンセプトです。
▶ その後、現在の「Symphony Call」へと発展していくわけですね。
近藤:はい。 SPEED Callを運用していく中で、 いろいろな方面からリクエストをいただくようになりました。 例えば、災害情報が出た時に数百人に一斉通知したい、 あるいは各種センサーから上がってきた情報に対して対応する必要が出てきた場合に、 必要に応じて柔軟に対応したいといった要望です。 そういった機能を実現するために、 これまでに培ってきたノウハウをすべて注ぎ込み集約させたのが、 コミュニケーションプラットフォーム「Symphony Call」です。
私達はこれを単なる通報システムではなく、 「音声コミュニケーションを自動で行い、システムと人、 人と人を仲介するコアとなるプラットフォーム」だと定義しています。 例えば、災害時に5分以内に数百人に通知する、 あるいはネットワーク障害時に担当者へ電話をかけ誰かが応答するまでリトライする、 電話をかける際には相手先のシフト表に応じて順番を変えるなどといったことなどが可能になっています。
自動通報の最大の欠点は、 留守番電話に繋がって「通知完了」と判定されてしまうことです。 これでは本当に緊急の事態が伝わりません。 そこでSymphony Callでは、 電話に出た相手にランダムな番号を伝え、 それをダイヤルしてもらうことで初めて「人間が確認した」と判定する仕組みを取り入れました。 番号が入力されなければリトライがかかります。 確実に「人間」に伝わることを担保する、 このあたりの工夫が当社の集大成とも言えます。
▶ 最近はチャットツールなども普及していますが、 やはり「電話」の重要性は変わらないのでしょうか。
近藤:IT企業は特段に進んでいるので電話離れが進んでいますが、 世の中全般で見れば、 相手を知らない状態から受け付ける窓口は、 いまだに電話が主流です。 Web予約なども便利ですが、より確実なコミュニケーション、 あるいは「本当に困った時」のやり取りにおいては電話が選ばれます。
リモートワークが増えても、 チャットだけですべてが済むわけではありません。 電話も、チャットも、適材適所で使い分けるべきツールです。 事業を営む上で、 電話というインフラは今後もなくならないと考えています。 当社では、 オフィスの電話としてIP-PBX「MAHO-PBX NetDevancer」、 外線としてスマートフォンで03番号などの固定番号が使えるIP電話サービス「じむでん」、 そしてそれらをコントロールする基盤としての「Symphony Call」を組み合わせ、 お客様に最適な構成を提案しています。 これらをすべて組み合わせると、 コミュニケーションの基盤が完成するというわけです。
昔はSaaSと言っていましたが、今はクラウドの時代です。 その流れにはもちろん対応していますが、 一方で「買い取りのアプライアンスが良い」というお客様も根強くおられます。 私達はその両方のニーズに応えたいので、 アプライアンスとクラウドのハイブリッド型を提供してきました。 これまで4回ほどリバイスを重ね、 現在の「NetDevancer」に至っています。 お客様に無理な形を押し付けず、使い勝手を最優先する。 それが私達のスタンスです。
▶ 貴社ならではの強みについて聞かせてください。
近藤:当社の事業は「コンサルテーション」「ソフトウェア開発」「ネットワーク構築」の三つが密接に絡み合っています。 例えば、「こういうサービスを思いついたが、 どう作ればいいか分からない」という相談があれば、 まずはコンサルから入ります。 話し合いの中で「ここが足りませんね」となればその部分の開発を行い、 最後にネットワークを構築して運用設計まで含めてローンチさせる。 この一連の流れを1社で、 ワンストップで行えるのが私達の最大の特徴です。
また、 当社にはレイヤー3を中心としたネットワークの基盤を根本から理解しているエンジニアが揃っています。 BGPの設定や、100G、 400Gといった高速ネットワークの構築経験を持つ者もいます。 メーカーを問わず「まほろばさんなら何とかしてくれるだろう」と言っていただけるのは、 私達がネットワークの真髄を理解し、 泥臭い構築から高度な設計まで逃げずにやってきた自負があるからです。 日本におけるインターネットのコアに近い人材を集めている、 当社にしかできないことはかなりあると自負しています。
インターネットのコアをやり続ける、 そこで技術のトップをめざすエンジニアを育てる、 それを実践する、そういう部分から外れないように、 我々もリードしてエンジニアを育てていかないといけないと思っています。 インターネットというものが業種を選ばないように、 我々も業種を選ぶようなことはしません。
▶ 特定のメーカーに縛られない「ベンダーフリー」という点も重要視されていますね。
近藤:はい。 当社の大株主は私で、 あとは従業員など関係者しか株式を持っておらず、 メーカーなどの出資を受けていません。 特定の色が付いていない会社です。 当社では特定のブランドを押し付けることはしませんし、 お客様の要望とネットワークの基盤理論に照らし合わせてメーカーを問 わず最適な機器を提案します。 「このルーターでないとできません」ということは言いません。 独立系だからこそ、どこのメーカー、 どの事業者ともフラットに、誠実に組める。 これは、今の複雑化したインターネット環境において、 お客様にとっての大きな安心材料だと思っています。
「わがまま」は価値の源泉。遊び心のある技術者集団
▶ エンジニアの育成や、社内の雰囲気についても教えてください。 社員の半数以上がエンジニアだそうですね。
近藤:サポートも含めると、 従業員の52%がエンジニアです。 私や役員も難しい案件があれば現場に出ますから、 実質的にはほぼ全員が技術に携わっていると言ってもいいかもしれません。
社内の雰囲気としては、 最近は営業メンバーも増えて賑やかになりましたが、 技術職の島は相変わらず静かですね(笑)。 彼らは夜型が多いので、昼間は特に黙々と作業しています。 ただ、オンとオフの切り替えははっきりしていて、 社内のメンバーはとても仲が良いですよ。 飲み会も多いですしね。
もちろん、技術的な交流もしています。 社内では「MANOG(MAhoroba Network Operators Group)」という勉強会を開催しています。 テーマは一切制限なしで、 技術的な最新動向を発表することもあれば、 時には「おいしい餃子屋はどこか」といったまったく関係ないテーマで盛り上がることもあります(笑)。 もちろん真面目なテーマもたくさん取り上げていて、 Linux OSの最新動向を共有したり、 「全固体電池の現状を調べてよ」と難題を出して解説してもらったりしています。
また、全社集会の時などは、 最新の技術動向や業界動向を取り上げます。 技術の会社ですから、 全社的にテクニカルな知識をアップデートすることは欠かせません。 全社集会は1年に1回、全員参加を必須としていて、 そこで経営状況から今年の目標までをすべて話します。 隠し事はしません。 非技術部門の人たちも含めて、 会社がどこをめざしているのかを共有する大切な場です。
▶ 近藤社長の「わがままが価値を生み出す」という考え方も非常に興味深いです。
近藤:人は理由を付けて「やらない」理由を探しがちですが、 私は「これは本当に面倒だな」と感じることの中にこそ、 ビジネスの種があると思っています。 その「面倒だ」という部分を、技術で解決して形にすれば、 それは立派な商品になるんですよ。 特にエンジニアは、それができる立場にいるんです。
「わがまま」をただのわがままで終わらせず、 社会を良くするための「価値」に変換する。 そうした発想を大事にしようと、社員には常に伝えています。 うちは巨大企業ではないので時間的な余裕はあまりないのですが、 忙しさの中でも「面倒くさい」を「商品」に変えることが、 ビジネスにつながるし世の中を良くすることにもつながるという意識は持ち続けてほしいと考えています。
▶ 貴社を支える優秀な社員の方々ですが、 どのように採用していらっしゃるのでしょうか。
近藤:今は新卒採用はしておらず、中途採用がメインです。 以前は必要に応じて不定期に行っていましたが、 会社の規模が大きくなってきたので、 今は継続的に募集しています。 エンジニアはいくらいてもいいですからね。 ただ、今の優秀な若手エンジニアはみんな大手に行きたがりますから採用には厳しい環境ではありますが、 創業時からいるメンバーはほとんど残っていますし、 最近は新しい社員も増えているしということで、 社員の定着率は高いと思います。
時代の流れで大切なものを失いつつあるエンジニアへの危機感
▶ 最近のエンジニア教育について、 懸念されていることがあると伺いました。
近藤:非常に強い危機感を持っています。 今の若いエンジニアが「インフラエンジニア」と聞いて多くの人がイメージする「インフラ」は、 「仮想化されたインフラ」を指します。 私たちの世代が言うインフラエンジニアはいわゆる「物理層」をやる人ですが、 今ではそこをやる人が圧倒的に少なくなっているんです。 レイヤーが三つぐらい上がってしまっているんですよ。
物理層をやる人がいなくなれば、仮想化だってできなくなります。 当社ではセミナー実施の仕事を受けることがあるのですが、 以前受講者の新人ソフトウェアエンジニアが「IPアドレス」の意味を知らなかったことに衝撃を受けたことがあります。 今時は、 IPアドレスのことが分からなくてもソフトウェアが書けてしまうんです。 スマートフォンの電波と、 Wi-Fiの電波が同じだと思っている人も結構いるんですよ。 ネットワークって何なのか、 インターネットの仕組みはどうなっているのか、 そういう部分をきちんと教える人が必要なんだと思います。 そういうことを理解していないと、 本当の意味での「強いシステム」は作れません。
▶ 時代が変わってきたということでしょうか。
近藤:そうです、パラダイムシフトが起きたんです。 その中で一番大きく変わったのでは電話です。 かつて、インターネットにつなぐためには「電話」が必要でした。 でも、今は「電話」をつなぐためにインターネットが必要です。 主客が逆転したんです。
インターネットが当たり前に使えるようになるにつれ、 情報の取り方も変わってきました。 私達が学生だった頃は、 情報が少なかったから自分から頑張って情報を取りにいって、 そうやって手に入れた情報を精査して自分のものとして吸収しました。 でも、今は自分から取りにいかなくても、 情報が勝手に「降ってくる」んです。 その中から選ぶだけで、わざわざ自分で取りに行かないんですよ。 大学の准教授をしていた時にも感じましたが、 例えばサーチエンジンで検索をして、 1ページ目に出てきた情報をそのまま信じてしまうんです。 でも、最初のページに出てくる情報には精度の低い情報もたくさん混ざっていますよね。
AIの台頭もそれに拍車をかけるでしょう。 AIも平気で嘘をつきますが、 情報の真偽を確かめてから自分のものにするという意識が弱いと、 嘘が真実として蔓延(まんえん)してしまいます。 情報の伝え方、情報の選び方、真偽の確かめ方、 そういった部分も含めて教育していかなければならない、 難しい時代になったと感じています。
昔は提案書を作るにしても、ワープロで起承転結を付けて、 穴がないように必死で文章を書いていました。 それがPowerPointの登場で箇条書きになり、 今はチャットの短文です。 思ったことを書けば会話は成立しますが、 それでは文章で論理を組み立て、 矛盾を塞ぐという力が養われません。 その結果、仕様が決まらないまま開発が進み、 バグだらけになってしまう。 こうした時代の変化の中で、 どうやって質の高いエンジニアを育てていくか。 それが私達の、そして業界全体の課題だと感じています。
インターネットは「信じること」で成立する社会
▶ JPNICに対しても、 そうした観点からの期待があるのでしょうか。
近藤:JPNICの活動は非常に重要ですが、 今はまだ一部の専門家の中でのやり取りに留まっている気がします。 一般の人にとって、 今ではインターネットは「あって当たり前」の空気のようなものになっています。 しかし、実は非常に危ういもので、 情勢の変化やわずかなトラブルで止まってしまう。 ロシアやイランの例を見れば分かる通り、 決して盤石なものではありません。
インターネットは勝手に存在しているのではなく、 多くの人間が「つなげていく」という意思を持って守り続けているものです。 その重要性や、土台となる仕組みの尊さを伝える広報活動。 そこにJPNICにはもっと力を入れてほしいですね。 本当の意味で一般の人たちに、 インターネットのありがたみと危うさを伝えていく。 それが、日本のインターネットの質を守ることに繋がるはずです。
▶ 貴重なご意見ありがとうございます。 最後になりますが、 近藤社長にとって「インターネット」とは何でしょうか。
近藤:一言で言うのは難しいですが、 あえて言うなら「社会のあり方」そのものだと思います。
現実の物理社会とは別に、国境線のない、 仮想的な社会が構築されている。 そこは単なる情報のやり取りの場ではなく、人々が交流し、 生活を営む「まほろば」であるべきです。 私達はその仮想社会を、より安全に、身近に、 そして堅牢に作っていく使命を負っているのだと考えています。
インターネットの発展を支えてきたのは「性善説」です。 かつて、人を信じることから始まったこのネットワークは、 性悪説に基づいていたらここまで広がることはなかったでしょう。 警戒心だけで作られたものは、決して発展しません。 もちろん、悪意を持った人間も入ってきます。 しかし、大多数の人がモラルを持ち、 つながろうとする意思を持つことで、 この社会は維持されています。 国によって「悪」の定義が違う難しさはありますが、 だからこそ国際的な協調が必要です。
これからも、エンジニアのわがままを形に変えて、 インターネットをもう少しだけ住みよい場所にしていきたいですね。 技術だけできてもダメ、システムだけがあってもダメ。 人と人とをつなぐインターネットの真髄を理解した人材を育てていく。 それが、この業界に育ててもらった私の、 一生をかけた恩返しだと思っています。

