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2009年2月18日

報道関係者各位

独立行政法人情報通信研究機構(NICT)
社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)

SIPit24(5/18-22)ならびにプレスカンファレンス(2/25)開催のご案内

 独立行政法人情報通信研究機構(NICT、理事長:宮原秀夫) ならびに社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC、 理事長:後藤滋樹)は、2009年5月に、 SIPの相互接続イベント「SIPit」を下記のとおり開催します。 また、本会議の開催に先駆け、 2009年2月25日に「プレスカンファレンス」を開催します。 概要等をお読みの上、多くの皆様にご参加いただければ幸いです。

SIPit24とは

 SIPは、IETFで標準化されている、 主にIP電話サービスで使われているシグナリングプロトコルです。 本来はインターネット端末間のセッション管理・制御を行うプロトコルとして標準化されましたが、 数あるプロトコルの中でも、最も汎用的で実用性のあるものとして、 現在NGN・IMSなどのサービス内でも採用され、応用されています。

 このSIPを利用したシステムは家庭、企業、 プロバイダの全ての領域において普及し始めていますが、 ベンダーおよびプロバイダが、それぞれ独自に開発、 サービスを提供してきたことから必ずしも相互接続性が確立しているとは言えない状況です。 さらにSIPは機能追加が進められており、NGNが本格化しつつあり、 またIPv4アドレスも在庫が枯渇すると言われている今、 相互接続性を確保することは重要な課題となっています。

 今回、こういった状況を鑑み、2009年5月に開催が予定されている、 「SIPit24(SIP Interoperability Test event, http://www.sipit.net )」を、 2006年4月に引き続き、東京に誘致します。 「SIPit」とは、 SIPを実装したネットワーク機器間での相互接続性の確立を目的とし、 年に約2回のペースで開催されているSIP Forum(http://www.sipforum.org)主導のグローバルな相互接続イベントです。 実装者がSIP機器同士を持ち寄り、 基本的な機能や現在標準化中の拡張機能について、 相互接続試験を実施しています。 SIP機器の実装上の課題を解決して品質向上を行うことで、 グローバルで競争力の高い製品化を行っています。 特に今回のSIPitにおいては、 多くの大手通信事業者が次世代の通信網に導入を計画している、 固定電話網や携帯電話網等についてもSIPプロトコルで統合するIMS(IP Multimedia Subsystem)の実装者も、多く参加する予定です。

 SIPitは、過去に23回開催されています(アジアでは2004年9月に台湾、 2006年4月に東京、2007年11月に北京でも開かれています)。 ここ数回の当イベントへの参加組織数実績は70組織強、 参加者数は120名程度です(東京での開催時は160名超が参加)。 今回、SIP Forumからの「ぜひ、日本で2度目を開催して欲しい」 という要請もあり、SIPit24の東京再開催という運びになりました。 日本でのSIPit開催は、日本におけるNGNの普及や、 IPv4アドレス在庫枯渇を前に、日本製品の実力を海外のプレーヤに示し、 国際競争力を強化する絶好の機会です。 また、海外製品の評価による、海外ベンダーとの業務連携の促進、 アジアへの日本企業の進出支援などにも繋がります。

SIPit24プレスカンファレンス概要

日時 2009年2月25日(水) 12:00-12:30
会場 ベルサール九段 4F ROOM3(定員60名)
http://www.bellesalle.co.jp/bs_kudan/
(東京都千代田区九段北1-8-10 住友不動産九段ビル)
参加申し込み 2009年2月23日(月)迄にお名前・所属を記載の上、 電子メールでsipit24-info@nic.ad.jp宛に、お申し込みください。 メールの件名は「SIPit24プレスカンファレンス申し込み」としてください。

SIPit24概要

名称 SIPit24(SIP Interoperability Test event)
URL http://www.nic.ad.jp/ja/sipit24/
日時 2009年5月18日(月)-22日(金)(5日間)
会場 秋葉原コンベンションホール
主催 SIP Forum <http://www.sipforum.org/>
共催
(日本ホスト)
独立行政法人情報通信研究機構(NICT)
<http://www.nict.go.jp/>
社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター
<http://www.nic.ad.jp/>
後援
(全て申請中)
総務省
社団法人情報通信技術委員会
社団法人テレコムサービス協会
情報通信ネットワーク産業協会
HATS推進会議
IPTVフォーラム
IPv4アドレス枯渇対応タスクフォース
IPv6普及・高度化推進協議会
VoIP/SIP相互接続検証タスクフォース
WIDEプロジェクト
協賛
(50音順・
2009年2月17日現在)
エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株式会社
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
KDDI株式会社
株式会社コムワース
シスコシステムズ合同会社
ソフトバンクテレコム株式会社
株式会社ソフトフロント
日商エレクトロニクス株式会社
日本電信電話株式会社
東日本電信電話株式会社
富士通株式会社
参加費用 一人当たり 550ドル
(4日分のランチ・ドリンク費用・ソーシャルイベントへの参加費用含む)
 ※参加登録開始は、2009年3月上旬を予定
使用言語 英語
問い合わせ先 SIPit24運営事務局
mailto: sipit24-info@nic.ad.jp

以上

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