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ICANNがVeriSignにワイルドカードを使用したサービスの一時停止を再要請

VeriSignは2003年10月3日にサービスの一時停止を発表

 ICANNは2003年10月3日、VeriSignに対し、 ワイルドカードを使用したサービスを一時停止し、 .com/.netトップレベルドメイン(TLD) の運用を同サービス導入以前の状態に戻すよう再度要請しました。

 ICANNでは、2003年9月19日にVeriSignに対して一度目の一時停止要請を行った後、 今回のVeriSignによる変更がもたらす技術上および実際上の影響についてさらなる検討を続けてきました。 その結果、VeriSignによる変更は、DNSの核となる運用、インターネットの安定性、 および.com/.net TLDにおいて実質的な逆効果をもたらしており、 今後もさらなる逆効果をもたらし得るとしています。 また、今回のVeriSignによる措置は、 ICANNとの間で締結しているレジストリ契約上の義務とも矛盾しているとのことです。 具体的な事項として、行動規範および公平なアクセスに関する規定の違反、 中立的レジストリサービスプロバイダーとして活動する義務の順守不履行、レジストリ・レジストラ・プロトコルの順守不履行、 ドメイン登録の制限規定および無許可のレジストリサービスに関する規定の順守不履行などを挙げています。

 ICANNは、2003年10月4日午後6時(米国太平洋夏時間)までに、 ワイルドカードを使用したサービスの一時停止要請にVeriSignが従わない場合は、 同社に対し契約上の義務を強制するための必要な措置を取らざるを得ないとしています。

 またICANNでは、TLDレジストリ運用の変更提案がなされた場合に、 それをICANNが評価・承認する際のプロセスについて、 VeriSignやその他の関係者が懸念を表明していることを考慮し、 分野別ドメイン名支持組織(GNSO) に対して2004年1月15日までに新たなレジストリサービス導入のための手続案を策定するよう要請しています。

 VeriSignは、このICANNからの要請を受け、 2003年10月3日に同サービスを一時停止すると発表しました。

ICANNからの注意勧告(2003年10月3日)

"Advisory Concerning Demand to Remove VeriSign's Wildcard"
http://www.icann.org/announcements/advisory-03oct03.htm

ICANNからVeriSignへのワイルドカード設定の削除に関する書簡(2003年10月3日)

"Letter from Paul Twomey to Russell Lewis"(3 October 2003)
http://www.icann.org/correspondence/twomey-to-lewis-03oct03.htm

VeriSignからのプレスリリース(2003年10月3日)

"VeriSign Site Finder Service Update"
http://www.verisign.com/corporate/news/2003/pr_20031003.html

以上

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