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2003年10月9日

ICANNがWIPOセカンドプロセスに関する合同ワーキンググループを結成

 ICANN事務総長のPaul Twomey氏は10月6日、WIPO(世界知的所有権機関)セカンドプロセス(*)に関する合同ワーキンググループの結成を発表しました。

 この合同ワーキンググループは、ICANNのミッションとの整合性を保った上で、WIPOセカンドプロセスに関する勧告を実行に移した場合の実際の運用的な面および手続き的な面を分析し、またUDRP(ICANN 統一ドメイン名紛争処理方針)への影響を分析することが課されています。

開始時の合同ワーキンググループのメンバー構成は次の通りです。

チェア Jonathan Cohen(前ICANN理事)

GNSO Philip Sheppard(ビジネスユーザー部会)、Michael Froomkin(非商用ユーザー部会)、
David Maher(gTLDレジストリ部会)、Mike Heltzer(知的財産権関係者部会)、
Robert F. Connelly(レジストラ部会)、Maggie Mansourkia(ISP部会)

GAC Vanda Scartezini(ブラジル)、Christian Wichard(WIPO)、
Lena Carlson(スウェーデン)、Jean-Christophe Chouvet(フランス)、
Olive Chikankheni(マラウィ)、Richard Hill(ITU)、Martin Boyle(イギリス)

ALAC Sebastian Ricciardi(アルゼンチン)、Wendy Seltzer(アメリカ)

ICANNスタッフによるサポートおよびアドバイスは、John Jeffrey氏(ICANN法律顧問)が担当します。

 合同ワーキンググループは、作業プログラム案をカルタゴ会議において事務総長へ、ローマ会議において理事会へ報告することになっています。また、事務総長は、合同ワーキンググループへメンバーを追加するかどうかについて、カルタゴ会議までに判断をすることになっています。

ICANNアナウンス:事務総長がWIPOセカンドプロセスに関する合同ワーキンググループを結成(2003年10月6日付け)

http://www.icann.org/announcements/announcement-06oct03.htm

(*)WIPOセカンドプロセス

WIPOは2000年7月、WIPOメンバー国の要請を受けて、「医薬品国際一般名称」、「国際的な政府間機関名(IGO)」、「個人名」、「地理的名称」、「商号」の5項目につき、ドメイン名で保護の必要性があるかについて検討を開始しました。その後、「国際的な政府間機関の名称および略称」および「国名(地理的名称の一つとして)」の2項目につき保護が必要との結論となり、WIPOは2003年2月、ICANNに対してこれらの2項目に関する検討依頼のレターを送りました。

WIPOセカンドプロセス アーカイブ

http://wipo2.wipo.int/process2/

WIPOセカンドプロセスに関するWIPOからICANNへの勧告レター

http://www.icann.org/correspondence/gurry-letter-to-cerf-lynn-21feb03.htm

以上

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