2009年5月15日
各位
社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター
第16回JPNICオープンポリシーミーティング提案募集のご案内
本イベントは既に終了しました。
拝啓 時下益々ご清祥の事とお慶び申し上げます。 平素は格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。
第16回JPNICオープンポリシーミーティングの提案募集のご案内を転送いたします。
JPNICにおけるIPアドレス・ AS番号の管理に関するポリシーはコミュニティの合意に基づき随時見直しが行われ、 「JPNICにおけるIPアドレス策定プロセス」に従い、改定が進められます。
提案の提出はこの最初のステップであり、 どなたでもJPNICオープンポリシーミーティングで提案、 発表することが可能です。
- 参考:『JPNICにおけるIPアドレスポリシー策定プロセス』
- http://www.nic.ad.jp/doc/policy-process.html
詳細は、 以下のIP-USERSメーリングリストへ投稿されたポリシーワーキンググループからの案内をご確認ください。
敬具
みなさま、
第16回JPNICオープンポリシーミーティングでのプレゼンテーションを募集いた
します。
JPNICオープンポリシーミーティングでは、みなさんからご応募いただいた発
表をもとにIPアドレス・AS番号の管理に関わる議論を進めています。
これまでは例えばIPv6 PIアドレスの新設やIPv4アドレスの枯渇に向けた最後の
ブロックの分配方法等について、ご応募いただいた提案に基づき議論を行ってき
ました。
また、提案に限らず、情報提供を目的としたプレゼンテーションもお受けしてい
ます。
「発表に興味はあるけれど内容がかたまっていない」
「問題意識はあるけれどどう発表すればよいのかわからない」
等のご相談も受け付けていますので、その他ご応募にあたってのご不明な点もあ
わあせて、お気軽にポリシーWG(jpopf@venus.gr.jp)までご連絡ください。
なお,今回,開催日は,ご提案がございました場合,APNICミーティングへのエ
スカレーションを想定して7月1日(水)を予定しておりますが,この時期ですと
APNIC ミーティングにおけます提案が出そろっていないため,ご提案の有無,
APNICへのエスカレーションの必要性を鑑み,皆様からのご応募に基づき,ご提
案者と相談の上最終決定することにいたしました.開催情報のご案内は5月下旬
に予定しています.
■プレゼンテーション募集要項
募集内容:日本におけるIPアドレス・AS番号のポリシーに関するプレゼンテー
ション
応募締切:2009年5月29日(金)
応募先 :jpopm-apply@venus.gr.jp
応募方法:下記に添付する応募フォームに記入の上,ご応募ください.
通知 : 当日プレゼンテーションをお願いする方には,2009年6月5日(金)
までにご本人にご連絡いたします.
開催情報:決定次第後日改めてご案内いたします。
※下記応募フォームにて頂いた個人情報は,ポリシーワーキンググループに
おけます,第16回オープンポリシーミーティングの議題検討,及び,応募者
との連絡目的以外には使用致しません.
※ご提案内容に関します理解を深め,議論を進めるために,内容,及びプ
レゼンテーション資料をミーティング開催前から公開させて頂きますこと
をご了承下さい.公開方法はWeb掲載、当MLへの周知を予定しております.
掲載URL等は後日お知らせ致します.
※プレゼンテーションをご応募は内容に沿うものであれば基本的にお受けし
ておりますが,時間枠の都合上,残念ながらお断りさせていただくことも
ありますことをご了承ください.
■応募フォーム
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第16回オープンポリシーミーティングプレゼンテーション応募フォーム
ご氏名 :
ご所属 :
タイトル :
カテゴリー:□情報提供(I) □提案(P)
※上記のどちらかをご選択ください
必要時間(分):
内容 :
ポリシー提案(P)の場合、以下の項目を明記下さい。
・ご提案内容の概略
・ご提案理由
- 現状の問題点
- 改善したいポイント
- 想定されるメリット、デメリット
・ご提案が採択された場合の影響範囲
(指定事業者、JPNIC、ユーザなど)
・コミュニティに対し,合意を得たいポイント
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■応募に関するお問い合わせ
応募内容、記述方法など、応募にあたってご不明な点、ご相談がありました
らお気軽にご連絡ください。
ポリシーワーキンググループ
jpopf@venus.gr.jp
■参考
「JPNICオープンポリシーミーティングについて」
http://www.nic.ad.jp/ja/basics/terms/jpopm.html
「第15回JPNICオープンポリシーミーティング」
http://www.venus.gr.jp/opf-jp/opm15/opm15-program.html
「JPNICにおけるIPアドレスポリシー策定プロセス」
http://www.nic.ad.jp/doc/policy-process.html
※※※ 以下は応募フォームの記入サンプルです。 ※※※
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第16回 JPNICオープンポリシーミーティングプレゼンテーション応募フォーム
? サンプル ?
ご氏名 : JPOPM 金太郎
ご所属 : 日本網情報中心 網番号課
プレゼン名: APNIC在庫の最後のIPv4アドレスの分配について
カテゴリー:提案(P)
必要時間 : 20分(質疑応答を含む)
内容 :
・ご提案内容の概略
APNICにおける最後の/8ブロック(IPv4)には以下の分配ポリシーを適用する。
・当該ブロックからの分配は1指定事業者につき、/22を1ブロックに限定する
・申請要件は以下の通り
新規の指定事業者 - 初回割り振り基準を満たしていること
既存の指定事業者 - 追加割り振り基準を満たしていること
・ご提案理由
APNICのIPv4アドレス在庫をすべて現状のポリシーに基づき配りきってし
まった場合、新規参入の事業者が分配を受けられるIPアドレスは「IPv6の
み」となる。しかし、IPv4在庫枯渇後も当面IPv4ベースのサービスが継続す
ることが想定され、IPv6ベースのネットワークからIPv4インターネットへ接
続するにあたって最低限のIPv4アドレスが必要となる。
従って、これら新規参入者に対してもIPv4インターネットへのアクセス手段
を提供するために、最低限必要となるIPv4アドレスを分配する必要がある。
- 改善したいポイント
「ご提案理由に示した」新規事業者がIPv4インターネットへ接続するために
必要なIPv4アドレスの供給。
(現在のポリシーでは配りきってしまうために確保されない)
また、公平性のため、同じ分配要件を既存の事業者にも適用する。
- 想定されるメリット、デメリット
・新規のユーザは、通常のAPNIC在庫枯渇後も最低限のIPv4アドレスの分配
を受けることが可能となる
・すべての指定事業者は基準を満たせば最後に/22の分配を受けられるこ
とが保証される
個人ユーザなどのプライバシーを保護できる
デメリット:
分配が1事業者につき1回、サイズが/22に限定される
・ご提案が採択された場合の影響範囲(指定事業者、JPNIC、ユーザなど)
JPNIC
最後の/8ブロックにおける分配方針の変更が必要
指定事業者
最後の/8から分配を受けられるサイズが/22に限定される
一般ユーザ
特になし
・コミュニティに対し,合意を得たいポイント
提案内容の概略に記した分配方針の適用
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ポリシーWG
藤崎 智宏
以上

