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各位

一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター

後藤滋樹理事長がISOCインターネットの殿堂入り

2017年9月18日17時半(PDT、JSTでは9月19日9時半)、 Internet Society (ISOC)*1は、 2017年選出の「インターネットの殿堂(Internet Hall of Fame)*2」入りメンバー14名を発表しました。 その中で、 JPNICの理事長を務める後藤滋樹(早稲田大学 理工学術院 基幹理工学部 情報理工学科 教授)が、 「インターネットのグローバルな成長と利用に著しい貢献をした個人」として「グローバルコネクター部門」にて殿堂入りを果たしましたのでお知らせします。

後藤はインターネットの黎明期から一貫して、 グローバルなインターネット基盤の整備と拡大のために、 積極的にハブとしての役割を果たしてまいりました。

アジア太平洋地域における初期のインターネットにおいては、 APNG (Asia Pacific Networking Group)やAPNIC (Asia Pacific Network Information Centre)、APAN (AsiaPacific Advanced Network)の設立に深く関与しましたし、また国内においても、 JUNETの運用に関与し、 慶應義塾大学の村井純(前JPNIC理事長、 現顧問)らが大学相互の接続拡大に取り組む中、 当時、後藤は電電公社(日本電信電話公社)に所属しており、 産業界のJUNETへの接続や連携も促進しました。

またこのような、後藤の調整役、 そしてリーダーとして物事を成し遂げる精神は、 従来はASCII文字しか利用できなかったドメイン名に、 各国・地域の言語や文化を反映した多様な文字列を利用可能とする、 「多言語ドメイン名(MDN、 後の国際化ドメイン名(IDN))」の実現においても遺憾なく発揮されました。 MINC (Multilingual Internet Names Consortium)や日本語ドメイン名協会(JDNA)での活動を通じて、 多数の関係者と連携しながら、 標準策定や管理構造の確立に注力するだけでなく、 普及促進にも積極的に取り組んできました。

なおこうした過程で、 JPNICには1993年の設立当初から運営委員として関わり続け、 1997年の社団法人化に合わせて理事に就任、2002年より副理事長、 2005年より理事長を務めています。

今回の殿堂入りにあたっての、後藤本人からのコメントは次の通りです。

■後藤滋樹からのコメント
今回の殿堂入りの理由となっている複数の業績は、 いずれも私1人が成し遂げたものではありません。 多数の友人が実践してくれたものです。 先輩の理解と指導も不可欠でした。 本来はグループとして顕彰されるべきものです。 たまたま私が職場の仲間の年長であったり、 大学人は中立であるという想定で、 私が名前だけの代表のようになった経緯があります。 ただ、私が個人的に遠慮をすると、 多くの友人の業績が埋もれてしまうかもしれないと考えて、 仲間を代表する気持ちで受けることにしました。 関係各位に厚く御礼申し上げます。

理事長の後藤をはじめ、JPNICは今後もより一層、 国内外のインターネットの発展へ貢献してまいります。


*1 Internt Society (ISOC)

非営利の国際組織で、 インターネット技術およびシステムに関する標準化、教育、 ポリシーに関する課題や問題を解決あるいは議論することを目的とした組織です。 1992年よりインターネットの普及促進や、関連技術の開発促進という観点から、 国際的な調整機関としての役割を担ってきました。

その下部組織には、インターネット技術の標準化組織であるIETF (Internet Engineering Task Force)やIAB (Internet Architecture Board)があります。なお、ISOCの日本支部として、ISOC-JPがあります。

*2 インターネットの殿堂(Internet Hall of Fame)

グローバルなインターネットの発展と進歩に多大な貢献をした人を、

  1. パイオニア(インターネット初期の設計と開発に尽力した個人)
  2. イノベーター(技術、産業、またはポリシーの進歩の分野で卓越してインターネットの拡大を進めた個人)
  3. グローバルコネクター(インターネットのグローバルな成長と利用に著しい貢献をした個人)

の三つの部門に分けて功績を讃えるもので、 2012年に設置されました。 2017年は、 パイオニア部門での殿堂入りはありませんでした。

なお、後藤の殿堂入りは、2012年の高橋徹氏(元JPNIC理事)、 2013年の故石田晴久氏(元JPNIC理事)、 村井純氏、 2014年の故平原正樹氏(初代JPNIC運営委員長)に続いて、 日本人として5人目となります。

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以上

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