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各位

一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター

「マルチステークホルダー主義を支持する技術コミュニティ連合(TCCM)」による
国連主催のWSIS+20に関する意見聴取への提出意見にJPNICも署名

2025年6月9日および10日(米国東海岸夏時間)に国連によって開催された、 「世界情報社会サミット(WSIS)」の20周年レビューに関する各ステークホルダー向け非公式意見聴取に対し、 「マルチステークホルダー主義を支持する技術コミュニティ連合(TCCM)」より発表および提出された意見に、 JPNICを含む24組織が署名しました。

提出意見の全文および署名組織の一覧は以下よりご覧いただけます。
https://publicadministration.desa.un.org/sites/default/files/2021-04/2025/wsis%20consultations%2010%20June/TCCM%20Statement_Alishah%20Shariff_10%20June.pdf

提出意見の要点は、次の通りです。

  • レビュー自体がいかなるステークホルダーの意見にも真に開かれたものであり、 包摂的なプロセスを維持することを確保すること。 サンパウロマルチステークホルダーガイドライン*1は、 デジタルガバナンスと討議型対話に関する提案されたアプローチを提供しており、 我々はこれを強く支持する。
  • インターネットガバナンスフォーラム(IGF)の役割を維持し、 理想的には国連システム内の恒久的な機能として位置付け、 より効果的かつ包摂的に機能するための十分なリソースを確保すること。 デジタルガバナンスの広範な枠組みにおいて欠如している重要な要素は、 マルチステークホルダーのアジェンダ設定機能である。 我々は、IGFがこの役割を果たすことができると考え、 これによりグローバルなインターネットガバナンスとデジタル政策の枠組みにおけるガバナンスアジェンダの策定を支援できると信じている。
  • グローバルデジタルコンパクト(GDC)とWSISの間には補完性があることを認識しつつも、 一部重複する範囲も存在する。 我々は、ガバナンスフォーラムの重複や拡大を避けるよう助言する。 なぜなら、拡大は最もリソース豊富なステークホルダーを除き、 すべてのステークホルダーに不利だからである。
  • 追加のリソースは、 既存の機関やプロセスにおけるより広範で多様な参加を支援することに集中すべき。 例えば、 国別・地域別イニシアチブ(NRI)やダイナミック・コアリション(DC)を通じた会合間の作業のエコシステムは、 実施状況のフォローアップや成果物の生成に活用されるべき。

*1 NETmundial+10マルチステークホルダー声明(日本語訳)のp.11-16
https://www.nic.ad.jp/ja/translation/governance/20240430.html

以上

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