各位
一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター
IPv6 Summit in TOKYO 2025開催のお知らせ
JPNICが協賛する「IPv6 Summit in TOKYO 2025」が、 2025年12月16日(火)に会場(東京・千代田区大手町)とオンラインで開催されます。 ご興味がございましたら、 下記URLより参加登録の上ご参加くださいますようお願い申し上げます。
- ◆IPv6 Summit in TOKYO 2025
- https://www.iajapan.org/ipv6/summit/TOKYO2025.html
- ◆ご登録(事前登録制です。締切:2025年12月12日(金) 12:00) 下記、URLよりご登録をお願いいたします。
- https://www.iajapan.org/ipv6/summit/TOKYO2025/application.html
以下は、一般財団法人インターネット協会IPv6ディプロイメント委員会からのIPv6 Summit in TOKYO 2025のご案内です。
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IPv6 Summit in TOKYO 2025
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ウクライナ侵攻、中東情勢などをきっかけとした経済安全保障やサプライ
チェーンの課題、そして急激に利用が進む生成AIとそのサービス活用などDXの
進む社会においてインターネットのライフラインとしての基盤性が再認識され
ています。
国内では、動画配信やゲーム利用のみならず、リモートワークや遠隔授業と
いった多種多様な利用と、それに伴うインターネットトラフィックの増大に対
応し、品質の高い、長時間安定的に利用出来る通信環境を実現するために、
IPv6を利用したIPoE接続が急速に普及しました。また,携帯網においても5G化
が進んでおり、IPv6対応も進展しています。
国内のネットワーク構成という観点から見ますと、 旧来はIPv6/IPv4双方のプ
ロトコルがインターネットのエッジからコアまで提供されていましたが、コア
となるサービス網をIPv6のみで構築し、IPv4インターネットへの接続性をその
網上での"サービス"として提供するIPv4aaS(IPv4 as a Service)が広く利
用されています。この方向性は、世界的なIPv6利用の動きとも合致しており、
例えば米国の大手コンテンツ事業者において、ネットワークの運用コスト低減
等を目的とし、コアネットワークをIPv6のみにする等の実装も報告されていま
す。このように、IPv6は多くの環境で、IPv4を置き換えて利用されるように
なってきました。
実際の利用状況を見ても、世界各国にサービスを展開している大手コンテンツ
事業者の公開統計情報によると、IPv6を利用して接続してくるユーザの割合が
45%を超え、50%に近づいています(2025年10現在)。
技術開発方面でも、標準化団体のIETFにおいて、既にIPv4の改善は止められて
います。更に、IPv6のプロトコル仕様がIPv4と同レベルの「インターネット標
準」となるといったインターネット標準化方面での動きや、国際的なインター
ネット関連組織であるInternet Society (ISOC)、Internet Engineering Task
Force(IETF)、各地域インターネットレジストリや、
国連配下の Internet Governance Forum(IGF)、 各国政府、経済界、各国にお
ける業界団体等におけるIPv6対応の各種施策の進展等、IPv6を取り巻く環境に
大きな変化が出てきています。
このような社会情勢において、IPv6への理解をすすめて頂くための機会として
「IPv6 Summit in TOKYO 2025」 を現地開催およびオンラインのハイブリッド
で開催いたします。本Summitにおいては、IPv6技術の動向、IPv6に関するホッ
トトピック等をお伝えします。また、パネル討論等を通じ、IPv6社会実装につ
いて、皆様とともに議論できればと考えております。皆様のご参加をお待ちし
ております。
一般財団法人インターネット協会 IPv6ディプロイメント委員会 委員長
藤崎 智宏
■開催概要
[名 称]IPv6 Summit in TOKYO 2025
[会 期]2025年12月16日(火) 13:30-18:00
(終了後、意見交換会を予定しております。)
[主 催]一般財団法人インターネット協会 IPv6ディプロイメント委員会
[特別協力]NTTドコモビジネス株式会社
[協 賛] 一般社団法人 IPoE協議会
一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)
[後 援(予定)]
デジタル庁
総務省
経済産業省
IPoE協議会
一般社団法人日本インターネットプロバイダー協会(JAIPA)
インターネットソサエティ日本支部(ISOC-JP)
九州インターネットプロジェクト
広島地域IPv6推進委員会
一般社団法人LOCAL
[協 力(予定)]
一般社団法人 高度ITアーキテクト育成協議会(AITAC)
WIDEプロジェクト
[会 場]
大手町プレイスウエストタワー 28F セミナールーム
〒100-0819, 東京都千代田区大手町2-3-1
[構成内容]カンファレンス
[参 加 費]事前登録制:無料 (意見交換会:有料 2,000円程度を予定)
[参加者数]150名(予定)
■プログラム
・13:30-13:50
開会挨拶
東京大学 大学院 情報理工学系研究科 教授 /WIDE プロジェクト代表
江崎 浩 氏
来賓挨拶
総務省 総合通信基盤局 電気通信事業部 データ通信課 課長
鎌田 俊介 様
・13:50-14:40
基調講演
「さくらインターネットの取り組み(仮題)」
さくらインターネット株式会社 執行役員 江草 陽太 氏
・14:40-15:00 休憩
・15:00-16:10
情報提供セッション 1
報告1:「IPv6を取り巻く状況」
一般社団法人 日本ネットワークインフォメーションセンター 川端 宏生氏
報告2:「JAIPA IPv6関連WG報告」
一般社団法人 日本インターネットプロバイダー協会 木村 孝氏, 他
報告3:「 IPoE協議会 活動紹介」
一般社団法人 IPoE協議会 石田 慶樹 氏
・16:10-16:25 休憩
・16:25-17:25
パネルディスカッション
「IPv6と取り巻く環境のいまとこれから(仮題)」
▽コーディネーター
慶應義塾大学 中村 修 氏
▽パネリスト
現在調整中
・17:25-17:30
閉会挨拶
一般財団法人インターネット協会
IPv6ディプロイメント委員会 委員長 藤崎 智宏
・18:00~
意見交換会
■お問い合わせ
一般財団法人インターネット協会 事務局
連絡フォーム:https://www.iajapan.org/contact/sec_responsive.cgi
以上

