各位
一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター
コンペティション・トラック:
RPKI Operators' Arena - RPKI時代の実運用 -
開催のご案内
RPKI*1を用いたROA/ROV*2は、 インターネットにおけるBGP経路の正当性を検証できる仕組みであり、 不正な経路広告のリスクを低減するための基盤技術です。 近年、国内外においてRPKIおよびROVの導入が進み、 実運用における重要性が一層高まっています。
ROA/ROVは、BGP運用、ネットワーク設計、障害対応、 組織内外の連携といった複数の要素が密接に関係しています。 そのため、設定手順や仕組みの理解にとどまらず、 「実際の運用現場で何が起こり得るのか」「不正経路が流入した際にどのような判断と対応が求められるのか」といった実践的な理解が不可欠です。
本イベント「RPKI Operators' Arena - RPKI時代の実運用」*3は、 一定の専門性や実務経験を有する若手ネットワークエンジニアを対象に、 RPKIや不正BGP経路対策といった専門性の高いテーマを通じて、 実践力を育成することを目的とした試行的なイベントです。 競技形式での構築およびトラブル対応を体験することで、 競い高め合うことを目的としています。 構築フェーズにおけるリアルタイムアタック(RTA)と、 運用フェーズにおけるトラブルシューティング(TS)の双方を題材とし、 限られた時間と情報の中で状況を把握し、判断し、 対応する力を競います。
本イベントのご参加により、 平常時だけでなく障害時や異常時を疑似的に体験し、 チームとしての対応を経験することで、 組織における将来的な体制の強化や人材層の底上げにつながることが期待されます。
無料でご参加いただけます。 参加をご希望の方は、 下記の「参加申し込み」に記載の方法でお申し込みください。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
記
名称
RPKI Operators' Arena - RPKI時代の実運用
日時(予定)
2026年2月6日(金) 11:00~17:00
開催
オンラインと現地のハイブリッド開催です。
参加費
無料
会場
- 現地
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東京都 千代田区 内神田2-12-6 内神田OSビル4階
JPNIC会議室
※申し込み状況により変更することがあります。 - オンライン
- 参加申し込みの際に登録されたメールアドレス宛てに参加情報を送付いたします。 競技説明および全体進行はオンライン会議システムを用いて行います。
定員
15名(2~3名×5組)
※チーム単位での参加となります。
※応募多数の場合は調整させていただくことがあります。
対象者
- RPKIやROVの導入・運用に関心のあるネットワークエンジニアの方
- BGP運用や不正経路対策に携わっている、または今後携わる予定の方
- 実運用を想定したトラブルシューティングや判断力を高めたい方
※ UNIX系OSのコマンドライン操作に関する基本的な知識が必要です。
プログラム内容(予定)
11:00 開始
- オリエンテーション・競技環境の説明
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リアルタイムアタック(RTA)
不正BGP経路対策の構築を題材に、 制限時間内での対応を行います。 -
トラブルシューティング(TS)
運用中に発生した不正経路や関連トラブルへの対応を行います。 -
振り返り・ディスカッション
対応の考え方や判断のポイントについて共有・整理します。
クロージング
17:00 終了予定
※内容は予告なく変更することがあります。
参加申し込み
RPKI Operators' Arena 参加申込フォーム
https://forms.gle/ZHyBP855kv8ZPAf89
お問い合わせ先
RPKI Operators' Arena 事務局 arch-info@nic.ad.jp
以上

