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Preliminary Report: ICANN Meeting in Bucharest
翻訳文

(社)日本ネットワークインフォメーションセンター
最終更新 [2002年8月13日]

この文書は2002年6月29日に公開された
http://www.icann.org/minutes/prelim-report-28jun02.htm
を翻訳したものです。
JPNICはこの翻訳を参考のために提供しますが、その品質に責任を負いません。


ICANNブカレスト会議暫定報告書

2002年6月28日


 ICANN理事会は、2002年6月28日にルーマニア、ブカレストにおいて通常理事 会を開催し、以下の理事、Vint Cerf (議長)、Amadeu Abril i Abril、 Robert Blokzijl、 Ivan Moura Campos、Lyman Chapin、 Jonathan Cohen、 Frank Fitzsimmons、 加藤幹之、 Hans Kraaijenbrink、Sang-Hyon Kyong、 Stuart Lynn、Andy Mueller-Maguhn、村井 純、 Alejandro Pisanty、Nii Quaynor、Helmut SchinkおよびLinda S. Wilsonが出席した。理事会は以下の 決議を採択した。

再審査請求

決議 [2002年第71号]: 再審査委員会の勧告 RC 02-2 を、当該勧告に述べられ ている理由により採択する。理事会は、ドメイン名支持組織タスクフォースが レジストラ間の登録移転に関連する改善方針を、ボトムアップ的に策定するこ とに現在取り組んでいることを指摘する。このような改善に関する提案はタス クフォースに提出するものとする。

決議 [2002年第72号]:

再審査委員会の勧告 RC 02-3 を、当該勧告に述べられている理由により採択する。

.mwトップレベルドメイン(TLD)に関する覚書

 Malawi Sustainable Development Network Programme(Malawi SDNP。マラウ イ持続的開発ネットワークプログラム)とICANNは、理事会の承認を条件として、. mwトップレベルドメインに関する覚書の条件について、ICANNのウェブ上で公 開されている二者間のモデル覚書に.mwトップレベルドメインに合わせた項目 を挿入した上で、合意に達した。

 事務総長および法律顧問は、当該のICANN・ccTLD(国コードトップレベルド メイン)マネージャー間覚書を理事会に提出し、上記合意の通り覚書を締結す ることを理事会が承認するよう勧告した。

よって以下を決議する。

決議 [2002年第73号]:

理事会に提出された通りの .mw に関するICANN・ccTLD マネージャー間覚書をICANNを代表して締結すること、及びこれに伴う微修正 および調整を適宜行う権限を事務総長に与える。

決議 [2002年第74号]:

当該覚書締結後、その実施に必要な措置を適宜講じる 権限を事務総長に与える。

発展および改革

 Stuart Lynn氏の「事務総長の報告―改革に向けて」は、ICANNの構造および プロセスにおける建設的な変更の必要性を注意深く明確に説明したもので、 ICANNコミュニティーの至るところで行われている非常に有意義な対話の口火 を切った。

 理事会は事務総長の報告を時宜を得た重要な実施要請として受け入れ、次に これら及び関連する問題についてのコミュニティーからのインプットを受け付 け評価するプロセスを管理するために、発展と改革に関する委員会(ERC)を設 置した。

 発展と改革に関する委員会はその後、構造とプロセスをどのように改革すれ ばICANNの有効性を改善しながら、その基本的な性格である、開かれ、透明な、 非政府方針策定組織を維持することができるかという問題に関し、広く参加を 呼かけ、協議し、コミュニティーの至る所から寄せられた提案を分析する作業 を、集中的に実施した。

 発展と改革に関する委員会は、ICANNコミュニティーおよびこれらの問題に 関心を有する世界中の一般の人々からのインプットを受け付けるための多様な メカニズムを策定し、問題に関連する大量のコメントおよび提案を受け付け、 検討した。また「ICANNの使命および核となる価値」、「ICANNの構造および指 名委員会の概念」、ならびに「ICANN方針策定プロセス」に関する作業報告書 を定期的に発表し、加えて、確認されている問題点の可能な解決法の代案を特 定し、より具体的かつ詳細な提案についてさらにコミュニティーのインプット を求めるためにその他の文書を発表した。

 発展と改革に関する委員会がごく最近発表した「改革の青写真」は、今日ま での委員会の研究成果をまとめたもので、改革というプロセスへ向けて前進す るための道筋となる理事会の実施事項に関する具体的な勧告を行っている。

 発展と改革に関する委員会の「青写真」は、使命および核となる価値、組織 および構造、理事会の構成および選出、方針策定プロセスの改善、構造および 手続きに関連するICANNの説明責任を改善するためのさまざまな手段、ならび にICANNが使命を遂行するための相当な資金確保の必要性に関する具体的な勧 告を提示している。

 ルーマニア、ブカレストにおける会期中の2002年6月27日に開催された一般 討論会に参加した、聴衆および理事会のメンバーは、「青写真」に含まれる提 案について、さらに情報や意見を交換した。

 「青写真」は全ての人を満足させるものではないかもしれないが、今後の ICANNを構築するための正当な根拠を示しており、今こそ敢然と実施に向けて 前進するときである。

 以上の背景を理由として、以下を決議する。

決議 [2002年第75号]:

理事会は発展と改革に関する委員会の「青写真」、お よびそれに含まれるICANNの構造上および手続き上の改革に関する大綱を採択、 承認する。

決議 [2002年第76号]:

理事会は発展と改革に関する委員会に対して、ICANNコ ミュニティーの関与および参加を継続しながら「改革に関する青写真」に基づ きさらに詳細な実施および移行作業を監督すること、、進捗状況および日程を 次回の電話会議において理事会に報告すること、さらに、上海会議において理 事会が行動を起こすことができるようにするために当該会議前に余裕をもって 理事会およびコミュニティーに対し実施勧告を行うことを命する。

決議[2002年第77号]:

発展と改革に関する委員会と、移行プロセスを支援する ために同委員会が設立する移行チームやメカニズムに対し、あらゆる支援およ び資源を適宜提供することを、事務総長に命ずる。

決議[2002年第78号]:

理事会は、以下の諸点がコミュニティーにとって重要で あると注目しており、それについて改革の過程全般にわたり、またブカレスト 会議の一般討論会においても表明している。そして発展と改革に関する委員会 が実施プロセスを進めるにあたり、これらの問題の重要性、すなわち以下の必 要性を十分認識するよう指示する。

  • 実行可能な範囲で、ICANNの構造の全組織において地理的および文化的多 様性を保証するための具体的な尺度を考案し、組み入れる。多様性は、発 展と改革に関する委員会の「改革の青写真」においても述べられているよ うに、ICANN設立以来現在にいたるまで、ICANNの重要な核となる価値とさ れてきた。
  • 広範なユーザーコミュニティーが、十分な情報を持ったうえでICANNに参 加するための媒介物となりうる一般会員諮問委員会の設置を検討する。
  • 指名委員会の構成および運営が、インターネットコミュニティーのあらゆ る部分の間の釣合いを実際に反映するよう保証する。
  • 重要なインフラストラクチャーのプロバイダーおよび技術コミュニティーと 協力し、効果的な業務上の関係の確立を促進する。
  • ICANNの方針策定プロセスが透明なボトムアップ型のプロセスを強化、推 進するよう保証する。

決議[2002年第79号]:

使命を遂行するためのICANNの能力強化に役に立つ好機 が実施プロセス期間中に生じたり確認された場合には、慎重に検討し、適宜活 用するものとする。

決議 [2002年第80号]:

理事会は、事務総長の報告公表以来、非常に建設的な 対話につながった多様な全ての意見に注目する。ICANNに大きな関心を寄せ、 事のほか重要で深慮を要する取組みに参画したICANNコミュニティーの多くの メンバー全員に対し深い感謝の意を表明する。このプロセスに計りきれないほ どの時間が無私無欲で自発的に費やされた事を、理事会は深い感謝の念をもっ て指摘する。

2002~2003年度予算の承認

 ICANN附属定款は、事務総長が次年度予算案を作成し理事会に提出するよう 求めている。

 事務総長は、財務委員会の承認を得て、予算諮問グループの支援を受け、開 かれた協議型のプロセスに従い予算案を作成した。これには、2002年3月30日 の予備予算案発表、2002年5月15日の予算案発表、オンラインコメントの提出、 ならびに2002年6月27日ブカレストでのICANN一般討論会における予算案のプレ ゼンテーションおよび討論の実施を含む。

 理事会は受領したコメントを慎重に検討した。

 事務総長は理事会に協議型のプロセスにより作成した2002年7月1日に開始す る2002~2003年度予算案を提出した。(「予算案」)

 理事会は予算案を検討し、その採択がICANNの最善の利益になると認めた。

 よって以下を決議する。

決議 [2002年第81号]:

予算案をICANNの2002年7月1日に開始する年度の予算と して採択する。(採択後は「予算」)

決議 [2002年第82号]:

事務総長に予算を実現し執行する権限を与え、またそ れを行うことを命ずる。さらに、予算からの本質的な変動を理事会に通知する よう命ずる。

請戻猶予期間

 ICANN理事会決議[2002年第45号]は、削除済ドメイン名に関する請戻し猶予 期間の具体的な実装案を策定するために技術運営グループの召集を承認した。

 技術運営グループの実装案はICANNウェブ上において2002年6月7日に公表さ れた。

 実装案は、削除未決期間を延長し、かつ新たに原状回復能力を付加すること により請戻猶予期間を実装するよう求めた。原状回復はレジストリが提供する 新しいサービスで、レジストリ運用者は原価に基づくサービス料を請求するこ とができる。

 請戻猶予期間案は、2002年6月27日にルーマニア、ブカレストにおいて開催 された一般討論会において協議され、コミュニティーの広範な支持を得た。

 よって以下を決議する。

決議 [2002年第83号]:

事務総長および法律顧問に、ICANNとスポンサー無し TLDレジストリ運用者間の契約を適切に変更し、請戻猶予期間を技術運営グルー プの実装案に合わせて実装するようにICANNを代表して交渉する権限を与える。

削除待ちサービス案

 2002年3月21日、.comおよび.netのレジストリであるVeriSign, Inc.は、認 定レジストラを通じて削除待ちサービス(wait-listing service, WLS)を年額 費用を徴収して行うことを12ヶ月間試行するために、両トップレベルドメイン のレジストリ契約の変更を求めた。

 決議[2002年第53号]において、理事会はドメイン名評議会に対しドメイン名 支持組織内においてドメイン名の削除に関する問題の包括的な見直しを行い、 そして問題に対する解決策の模索し、当該見直しに関する現状報告書ならびに VeriSignが求める削除待ちサービスのための .com および .net のレジストリ 契約変更に関する勧告を理事会に提出するよう要請した。

 ドメイン名支持組織移行タスクフォースは、削除待ちサービスに関する予備 調査結果および勧告書を理事会に提出したが、ドメイン名支持組織内において さらに分析、協議した上で最終報告書をまとめる必要があるとした。

 決議[2002年第55号]において意図されていたように、ICANNはウェブ上のパ ブリックコメントフォーラムにおいて、削除待ちサービスに関するさまざまな 一般のコメントを受領した。

 2002年6月27日、ブカレストICANN会議において一般討論会が開催され、そこ でVeriSignは削除待ちサービスに関するプレゼンテーションを行い、コミュニ ティーのコメントの中で表明された問題に対応するために修正を行うことを建 設的に提案した。DNSO移行タスクフォースは予備的調査結果および勧告の要約 を述べ、インターネットコミュニティーから数人がWLSに関する自己の見解を 述べた。

 理事会はVeriSignの要望に関する決定を不要に遅延することなく進めたいと 熱望しているものの、ボトムアップ型の合意形成の取組みによるドメイン名支 持組織の最終報告を、VeriSignの最近の提案修正に関する見解を含めて受ける ことにより、理事会による提案の検討は助けられると信じる。

 よって以下を決議する。

決議 [2002年第84号]:

2002年7月26日までにVeriSignの削除待ちサービスに関 する要望(2002年6月27日の修正を含む)についての最終勧告を、その勧告を支 持する理論的根拠、およびDNSOの各部会の多様な立場をまとめた文書とともに 提供し、その後直ちに理事会が行動をとることができるようにすることを、ド メイン名支持組織に依頼する。

.org審査料の割戻し

 理事会は2002年4月22日、.orgレジストリの移転案に関連して、審査料を暫 定的に米$35,000に決定した。

 理事会は、審査料を米$35,000を超えない金額に、ブカレストにおいて開催 する理事会で最終的に決定し、確定審査料が仮の審査費用より低額である場合、 割戻しを行うと言明した。

 事務総長は実際に受けた収入と関連して費用分析を行い、確定審査料は米 $29,000に設定することが可能であり、それで予想される費用を回収すること ができると結論付けた。

 この最終的な審査料および審査料から得られる収入は、将来発生する可能性 のある訴訟費用を賄わない。

 よって以下を決議する。

決議 [2002年第85号]:

理事会は確定審査料を米$29,000に設定し、1申請者あ たり米$6,000の割戻しを行うよう事務総長に指示する。

次期事務総長候補者選考委員会

決議 [2002年第86号]:

「次期事務総長候補者選考委員会」と名づけられる諮 問委員会を設置し、本決議により直ちに効力を発生する。これは事務総長およ び必要な場合その他の管理職探しを監督する責任を負う。

決議 [2002年第87号]:

Vinton Cerfを、本決議により、次期事務総長候補者選 考委員会の委員長に、Rob Blokzijl、Ivan Moura Campos、加藤幹之、Nii Quaynor、およびLinda Wilsonを同委員会のメンバーに指名する。

国際化ドメイン名(IDN)委員会

 国際化ドメイン名委員会は、ごく最近発表された「非ASCIIトップレベルド メインポリシー問題」、および「非ASCIIトップレベルドメインレジストリ選 考に関する考慮事項」等を含む、非ASCII文字のドメインネームシステム(DNS) への将来的な導入に関連する一連の方針書の作成を完了した。

 国際化ドメイン名委員会はその活動に関する最終報告書を、2002年6月30日 の予定締切日に間に合わせて理事会に提出した。

 国際化ドメイン名委員会の文書は、さまざまな利害関係を有する組織、専門 家およびユーザーからの重要かつ実質的なフィードバックの恩恵を受けて作成 された。

 理事会は国際化ドメイン名委員会の一連の文書の要旨および含意の検討を開 始したものの、未だこの分野における今後の措置を決定する準備ができていな い。

 よって以下を決議する。

決議 [2002年第88号]:

理事会は以下に挙げるIDN委員会のメンバーに対し、そ の熱心な活動および価値ある貢献について心から感謝の意を表明する。加藤幹 之(委員長)、Mouhamet Diop、Patrik Faltstrom、Qiheng Hu、John Klensin、 Sang-Hyon Kyong、Stuart Lynn、Elisabeth Porteneuve、Mohd Sharil Tarmizi、および Vincent Wen-Sung Chen。また Adrew McLaughlin および David Thompsonのスタッフとしての支援に感謝する。

決議 [2002年第89号]:

理事会はIDN委員会のメンバーに、委員会の正式な終了 を10月の上海会議が終了するまで延期するよう求める。それにより、委員会は 引き続きIETFにおける進展をモニターし、委員会の討議資料および最終報告書 に関するコミュニティーのフィードバックをさらに審議し、理事会に対し国際 化ドメイン名の分野において必要とされる助言を行うことができる。

Peter de Blanc氏

 ICANN理事会は先日のPeter de Blanc氏のご逝去について深い哀悼の意を表 す。氏はICANNプロセスに、国コード(ccTLD)部会のメンバーおよび当該部会の ドメイン名支持組織ドメイン名評議会への代表を務める等、さまざまな役割に おいて積極的かつ建設的に参加された。氏のインターネットコミュニティーへ の尽力は長年にわたり、特に .vi 国コードトップレベルドメイン(ccTLD)の管 理連絡先として誠実なサービスを提供する等、インターネットの恩恵を新しい 地域へともたらした。Blanc氏の死は、インターネット市民として、同僚とし て、また貴重な友として非常に惜しまれる。

決議 [2002年第90号]:

理事会は国コード(ccTLD)マネージャー達からの6月 28日付書簡に記されているBlanc氏の業績を評価する。

決議 [2002年第91号]:

理事会はccTLDマネージャーとともにBlanc氏の数々の ICANNへの優れた貢献について正式に認める。

決議 [2002年第92号]:

理事会はBlanc氏のご家族に対し深い哀悼の意とお悔や みを表明する。

主催者、スポンサーおよびスタッフへの感謝

 ICANNブカレスト会議は賞賛に値する方法により準備、実施され、 歓待、施設、参加者のニーズに対する配慮、および支援のための並外れた努 力は比類ないものであった。

 よって次のように決議する。

決議[2002年第93号]:

 理事会は地元主催者および組織委員会に対し、理事会として、また参加者を 代表して、深い感謝の念を表明する。とりわけ、通信情報技術相Dan Nica、 Doina Banciu教授 (ICI Bucharestジェネラルマネージ ャー)、 Ing. Eugenie Staicut博士 (ICI Bucharest、RNCマネージャー)、 Victor Ciuperca氏 (ICI Bucharest)のご支援およびご尽力に対し感謝する。また、会議を非常な成功に 導いた以下のICI Bucharestのスタッフ、Christian Mitu, Dan Mihalcea, Florentina Onea, Dan Paraschiv, Mircea Cornea、Cristian Haja、Andrei Petrescu、Florin Mihalache、Adrian Belmega、 Ion Dumitrascu、 Ion Manea、Olga Olaru、Diana Petrescu、Cristian Radulescu 、Mihaela Moholea、Madalina Zamfir、Ani Neacsu、 Dragos Vlad、Andrei Niculescu、 Irina Stoltz、Raluca Andrei、Alina Pruna、Karina Berceanu。 に感謝する。

 また会議のメインスポンサーであるConnexに、その寛大なご支援と、データ マネージャーAlexandru Hurdubaieおよびスタッフ、 Lucian Lupascu、 Liviu Neaga、Dragos Dobre、Adrian Ciobanu、Alina Iordan、Cristian Duta、 Florentin Mirea、George Popescu、Fadi Rida、Florin Druzian、Oana Fodoran の方々の尽力について感謝する。第2スポンサーであるFlamingoのご 尽力と、そのスタッフIon Dinescu、 Alexandru Carlan、Elena Barbu、 Carmen Olteanu、 Andreea Constantinescu、Adrian Cretescu、Liviu Popescu、Mihai Jinga によるサポートに対し、深く感謝する。

 さらに以下のスポンサーのご支援に対しても深く感謝する。CENTR、Afilias Global Registry、The Global Name Registry、NeuStar、 ANISP (National Association of Internet Service Providers from Romania)、Cisco Romania、 国コード(ccTLD)部会事務局、UltraDNS、Oracle AG Romania、Ericsson 、CPI、 Intrarom、HP Romania、Software ITC、ATIC、PCNet Data Network、MCD Infonet、RomTeamSolutions、Xerox Romania、Computerland、Shark Industries。理事会はまたMarriott Grand Hotelのスタッフの仕事に感謝する。 同ホテルはICANN会議の優れた、快適な会場であると認められた。

 さらに加えて、理事会は、John Crain、Diane Schroeder、Theresa Swinehart、Mary Hewitt、Dan Halloran、Herbert Vitzthum、Joel Jaeggli、 Johnny Erikkson、Laura Brewer、Terri Darrenougue ならびにその他ICANNス タッフに対し、会議の円滑な運営確保のための献身的な努力について深く感謝 する。

Andrew McLaughlin氏への感謝

 Andrew McLaughlinは1999年初めからICANNにおいて、コンサルタント、 スタッフ、ポリシー担当責任者、会計担当、 またごく最近は副事務総長兼ポリシー担当責任者を誠実に務めてきたが、

 2002年7月1日付で彼は副事務総長およびポリシー担当責任者を辞し、 非常勤となり、

 彼はハーバード大学バークマンセンターに戻り、研究活動を再開する。

 理事会は彼の長年のICANNへの並々ならぬ貢献に注目したいと考える。

 理事会は彼がICANNの秩序ある移行を促進するために今後も快く非常勤のス タッフを引き受けてくださることに感謝する。

決議 [2002年第94号]:

理事会はAndrew McLaughlinの長年にわたるICANNへの 貢献について深い感謝の意を表し、今後も参加的関係を継続することを期待し、 また彼の研究活動復帰後のますますの活躍および今後の盛運を願う。

Karen Rose氏への感謝

 Karen Rose氏は間もなく米国商務省の職を離任する。Rose氏はインターネッ トコミュニティーがドメイン名を含む重要な技術パラメータの割り当てを調整 するというプロセスの発展を影で支えた一人である。彼女はグリーンペーパー およびホワイトペーパーの発行へとつながったグローバルな議論の組織に尽力 した。またコミュニティーがホワイトペーパーの概念を実施する際、例えば ICANNの設立および承認ならびにドメイン名登録サービスにおける競争の導入 等の場面で、精力的な支援を行った。現在彼女は、グローバルな民間セクター の合意形成組織としてのICANNの発展にその協力が不可欠な多くの多様な集団 間の活力に満ちた大使であり、しばしば激しい論争の状況において見事にその 役割を優雅に、ユーモアをもって成し遂げた。

 よって以下を決議する。

[2002年第95号]:

理事会は、世界中のインターネットコミュニティーを代表し て、Karen Rose氏の非常に重要なICANNへの貢献、ならびにインターネットの 技術的パラメータの割り当てをグローバルな民間セクターの組織が調整すると いう概念に貢献したことに対し、深甚なる感謝および敬意を表明する。

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