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Announcement
翻訳文

(社)日本ネットワークインフォメーションセンター
最終更新[2003年4月24日]

この文書は2003年4月14日に公開された
http://www.icann.org/announcements/announcement-14apr03.htm
を翻訳したものです。
JPNICはこの翻訳を参考のために提供しますが、その品質に責任を負せん。


発表

2003年4月14日

ICANNが2003年度第一四半期の報告書を掲載


マリーナ・デル・レイ、カリフォルニア、USA(2003年4月14日)-2003年度第一四半期におい て、ICANNは鍵を握る実質的ないくつかの分野において重要な進歩を遂げた。一方、一年前に開 始した組織改革は現在も進行中である。米国商務省へ提出した2003年第一四半期のICANN四半期 報告書に詳細は述べられている。それを今掲載した。

報告書に記された成果は以下のとおりである:

  • ドメイン名登録者とユーザーへのサービスの改善:ドメイン名システムへの新サービスの導入、 及び既存のサービスの改善へ向けて重要ないくつかの先導的な役割を果たした。世界中で使用さ れている種々の文字セットを表示できる国際化ドメイン名を導入するための枠組みが承認され た。登録者やレジストラで誤りが生じた際、30日以内であればドメイン名の回復を可能にする受 戻猶予期間を、トップレベルドメインである.com及び.netにおいて実施した。Whoisデータの正 確性の改善や、勧誘を目的とした使用を防ぐために政策の調整が承認された。顧客によるレジス トラ変更の手続きの合理化、また登録の有効期限が切れた際の名前を削除するための統一したタ イムテーブルの提供、の二つに関する政策の発展において進歩が見られた。
  • インターネットの安定とセキュリティに対する継続的な重視:インターネットの安定とセキュリ ティを改善するための努力は進行中である。“ネットワークの境界を安全にすること”、及び Whoisシステムの実用性を高めることによってセキュリティ上の事件への取り組みを支援するこ と、などへの勧告の公表を含めて、ICANNセキュリティ委員会はドメイン名システムの外部から の攻撃に対する抵抗力をよりいっそう高めるための方法を検証してきた。
  • .org移行の完了:ベリサイン(VeriSign)による運営からパブリック・インタレスト・レジス トリ(Public Interest Registry)(新組織、非営利運営者)への.orgレジストリの移行は、 技術的な事故なく2003年1月に完了した。
  • 新TLDの評価と基準:ICANNは、2001-2002年に、7つの新トップレベルドメイン導入の研究を 開始し、それにより将来の導入過程の改良をしようと考えている。ICANN GNSO(分野別ドメイ ン名支持組織)では長期間にわたるかもしれないドメイン名システムのネームスペースの構成に 関する問題への取り組みを開始した。現在広範な研究が進行中であるが、決められた数の”スポ ンサー付き“TLDの提案の募集に向けて進展が見られた。
  • ICANNとRIRの関係の改革:IPアドレスの割り当てに関して、安定し、責任ある仕組みを維持す るために、地域インターネットレジストリ(RIR)とICANNの間での、強力で、互いに利益ある協 力のプロセスを導くための議論が続けられた。
  • ccTLD問題:国別トップレベルドメイン(ccTLD)に関連した問題を考慮するための新しい支持 組織に対するしっかりした提案が公表され、広範な議論が交わされた。ICANNは、新たに三つの ccTLDの運用者と正式な契約を結んだ。
  • 地球規模での参加の強化:インターネットユーザーによるICANNへの地球規模での参加を促進す ることを目指すAt-Large諮問委員会は活動を開始した。ユーザーが十分な情報を持ってICANN内 の政策発展に意義ある参加ができるような地域組織の確立に向けた働きかけが急務である。
  • 指名委員会の立ち上げ:ICANNでは、ICANNの理事やICANN内の組織の重要なメンバーを半分以上 指名するための、第一期指名委員会を立ち上げた。これらの指名は、6月初めには完了する予定 となっており、ICANN2.0への移行を完成させる過程において重要なステップとなる。
  • ICANNの組織的な資源の強化:ICANNは新しい事務総長を選出し、職員の採用によっ空席を充足 した。そして、ICANNの任務を果たすのに十分な資金レベルを確保するための活動を行った。

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