メインコンテンツへジャンプする

JPNICはインターネットの円滑な運営を支えるための組織です

ロゴ:JPNIC

WHOIS 検索 サイト内検索 WHOISとは? JPNIC WHOIS Gateway
WHOIS検索 サイト内検索

ICANN Concludes 27th International Public Meeting in São Paulo with Action on Registry Agreements, Approval of Strategic Plan and Further Progress on IDN's
翻訳文

社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター
最終更新2007年3月22日

この文書は2006年12月8日に公開された
http://www.icann.org/announcements/announcement-08dec06.htm
を翻訳したものです。
JPNICはこの翻訳を参考のために提供しますが、その品質に責任を負いません。


ICANNがレジストリ契約に関する決定を行い
戦略計画の承認およびIDNに関する更なる進展をもって
第27回国際公開会議を終了

2006年12月8日

 2006年12月8日 ブラジル、サンパウロ: 90の国から720人以上の代表がICANNの第27国際公開会議のためにブラジル、 サンパウロに集まりました。 これらの会議は、毎年3回行われる会議のうちの一つで、 参加を希望する人には誰にでも開かれたものです。 これらはグローバルなコミュニティの意見を聴取するという ICANNの活動の本質を成すものです。

『これは、ICANNコミュニティからのひときわ優れた協力と、 多くの領域においてかなりの進展を見た、大変に成功裏な会議でした』と、 ICANN議長のVint Cerf氏は述べました。 『この週のハイライトは、ラテンアメリカおよびカリブ海地域のRALOの創設であり、 これは、インターネットユーザーを代表するグループを創設するためにこの地域の 22のインターネットユーザーのグループが集まったものです。 これは、この地域の個人のインターネットユーザーがICANNのプロセスにインプットをさらに与えることを意味する歴史的な瞬間です』

『この週のその他の注目すべきイベントには、 10月にアナウンスしたDotAsia Organizationをスポンサーとする .ASIAレジストリ契約の署名と、 ICANNの国コードドメイン名支持組織へのエクアドル、ジャマイカ、 そしてノルウェーの追加が含まれていました。 これによりccNSOのメンバーは57ヶ国となりました』

 この週の間に、国際化ドメイン名(IDN)の重要な分野で更なる進展があり、 これは技術的なコミュニティおよびこの問題についての IDN事務総長諮問委員会からのボランティアによって行われた重要な作業を認める理事会決議に達しました。 また、Autonomicaにより実施された予備的な実験環境でのテストとルートゾーンのアプリケーションテスト計画は、 IDNの展開のための重要なステップであることを認識し、 関係する全てのグループによる取り組みの継続を呼びかけました。 重要なことには、理事会はさらにccNSOおよびGACに対して、 共同の協調的な取り組みを通じて、技術的なコミュニティとの協議により、 ISO 3166-1の2文字コードと関係するIDN ccTLDの選び出しに関連する課題ペーパーを作成するよう、要請しました。

 サンパウロ会議によるその他の成果は以下の通りです。

  • パブリックコメントおよびレビュー期間に続いての、 理事会による.BIZ/.INFOおよび.ORG レジストリ契約の承認。 理事会は、新たな契約(案)、 これには『トラフィックデータ』の使用における新たな制限および、 レジストリ運用者による値上げに 10パーセントの上限を課すことについての容認が含まれるものですが、 これらはICANNおよびインターネットコミュニティにとって有益なものとなると判断しました。
  • インターネットコミュニティとの徹底的なコンサルテーションに続いての、 2007-2010年のための戦略計画の承認。 戦略計画は、ICANNが恐らく次の数年間に直面するであろう課題や機会を描いており、 ICANNコミュニティのための五つの戦略目標の概略を描いています。
  • 透明性とアカウンタビリティを保証するICANNの取り組みにおける更なる進展、 これはICANNの仕組みと運用の定期的なレビューのためのスケジュールの採用を伴います。 これらのレビューは、 ICANNの鍵となる要素の役割と運用についての独立した検討を保障することを意図したものです。 それらは、レビューについての委任事項による理事会からの手引きの下で、 独立した評価者により客観的な方法で行われます。

 今回ICANNの公式な年次会議で議長および副議長を含む役員の選出を迎えました。

『Vint Cerf氏が議長として戻って来て、 Roberto Gaetano氏が議長代理に選出されたことをお知らせすることを、 私は喜ばしく思います。 私達は極めて幸運なことに、コミュニティからこれら2人の優秀なメンバーを、 重要な指導的役割において得ているのです』と、 ICANN事務総長兼CEOであるDr Paul Twomey氏は述べました。

『非常に多くのICANNコミュニティの方と同じく、 理事会メンバーもボランティアとして時間を割いていることを認識する良い時期でもあります。 これは彼らに莫大な犠牲を強いるものであり、 私達は彼らの取り組みに非常に感謝しています』と、 Dr Twomey氏は述べました。

 サンパウロ会議は、理事会メンバーのDr Hagen Hultzsch氏、Veni Markovski氏、 Professor Hualin Qian氏、 理事会リエゾンのDaniel Dardailler氏の任期満了を迎えました。 加えて、議決権を持たないリエゾンのRoberto Gaetano氏が同人の任期を終え、 ICANNの役員としての新たな投票権を持つポジションを引き受けたことについても触れられました。 去っていく全てのメンバーおよびリエゾンに対して、 理事会による深い謝意が表明されました。

 サンパウロ会議の終了は、最近アナウンスされた理事会メンバー、 Steven Goldstein氏およびRajasekhar Ramaraj氏の任期開始を迎えるものでもあります。

 サンパウロ会議からの理事会の採択事項の全文は、 ICANNのWebサイトから入手可能です。

ICANNについて

 ICANNは国際的に組織された非営利法人であり、 インターネットプロトコル(IP)アドレス空間の割り振り、 プロトコル識別子の割り当て、 分野別(gTLD)および国コード(ccTLD) トップレベルドメイン名のシステム管理、 さらにルートサーバのシステム管理を行っています。 詳しくは、www.icann.orgをご覧ください。

メディア対応窓口

International
Andrew Robertson、 Edelman(ロンドン)
電話: +44 7921 588 770
メールアドレス: andrew.robertson@edelman.com

Tanzanica King、 ICANN(米国)
電話: +1 310 301 5804
メールアドレス: tanzanica.king@icann.org

ICANNからのアナウンス(2006年12月8日)

ICANNアナウンスのページ
ICANN Concludes 27th International Public Meeting in São Paulo with Action on Registry Agreements, Approval of Strategic Plan and Further Progress on IDN's

このページを評価してください

このWebページは役に立ちましたか?
よろしければ回答の理由をご記入ください

それ以外にも、ページの改良点等がございましたら自由にご記入ください。

回答が必要な場合は、お問い合わせ先をご利用ください。

ロゴ:JPNIC

Copyright© 1996-2024 Japan Network Information Center. All Rights Reserved.