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ICANN Concludes Busy 28th Public Meeting in Lisbon, Portugal
翻訳文

社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター
最終更新2007年7月13日

この文書は2007年3月30日に公開された
http://www.icann.org/announcements/announcement-1-30mar07.htm
を翻訳したものです。
JPNICはこの翻訳を参考のために提供しますが、その品質に責任を負いません。

2007年3月30日

ICANNがポルトガル、リスボンでの慌しい第28回公開会議を終了

81ヶ国から830名以上の方々がICANNの第28回公開会議のためにポルトガル、 リスボンに集まりました。

『最も忙しく課題の集中したICANN会議のうちの一つを丁度終えたところで、 会議はICANNがさまざまな面で実質的に進展する助けとなりました』と、 ICANN議長のDr Vint Cerf氏は話しました。

検討された内容には次のようなものがあります:

  • 三つの国コードトップレベルドメイン(ccTLD)管理者、.ly - リビア (General Post and Telecommunication Company)、 .ci - コードジボワール(Institut National Polytechnique Felix Houphouet Boigny)、 そして.ru - ロシア(Coordination Center for TLD RU)との関係の構築。
  • 2007年3月16日に分野別ドメイン名支持組織(GNSO)に提出されたWHOISサービスに関するタスクフォースの最終報告書内の勧告を取扱うための新しいワーキンググループの結成。 グループは幅広くバランスの取れた参加を有し、 インプットを検討してGNSO評議会に報告を返すためにに120日が与えられ、 その後ICANN理事会にWHOISポリシーについて何らかの変更を勧告するか否かを決定する。
  • レジストラ認定契約および、 特にRegisterFlyとして知られるレジストラを通じてドメイン名を登録した登録者の著しい窮状との関係から同契約を改善する方法に関する議論。
  • 三つの新たな地域At Large組織が創設され、アフリカ、 ヨーロッパそしてアジアオーストラリア太平洋のインターネットユーザーがICANNに直接インプットを行うことが可能となったこと。
  • スポンサー付きトップレベルドメイン.XXX申請の却下。
  • スウェーデンおよびブルガリアによる、 それぞれのTLDにおける強化されたドメイン名システムにおけるセキュリティの強化に関するプレゼンテーション。
  • ICANNの透明性およびアカウンタビリティを向上させるための、 より良いナビゲーションおよび新たな機能を兼ね備えたICANNの新しいWebサイトの開始。
  • グローバルなインターネットユーザーが利用可能なIPアドレスの数を拡張するためのIPv6への移行、 そして非ラテン系文字列をルートに導入するための国際化ドメイン名導入のプロセスに関するアップデート。
  • the One World Trust (http://www.oneworldtrust.org) によるICANNのアカウンタビリティおよび透明性に関する独立したレビューのリリースによって、 ICANNは全体的に非常に透明性のある組織であり、 そのWebサイトを通じて恐らくは他のどのグローバルな組織よりも非常に多くの情報を共有していると明記されたこと。 報告書は改善分野も特定しています。http://www.nic.ad.jp/ja/topics/2007/20070409-01.html をご覧ください。
  • アカウンタビリティおよび透明性に関する一連の管理運営方針の策定における次のステップのリリース。

『ICANNは開放性と透明性の分野の改善のために懸命に努力しています』と、 ICANN事務総長兼CEOであるDr Paul Twomey氏は話しました。

『一般からの参加はこの会議の主たる目的でした。もし物理的に参加できない場合には、 Webキャスティング、チャットルーム、 そして一般からの参加のための私達のWebサイトでスピーカーに質問することができる機能によって参加することができます。 理事会での議論までもが、世界中がライブで見ることができるようになったのです』

こうした会議は毎年3回開催されるもののうちの一つですが、 参加に関心のある方どなたにでも開かれているものです。 これらはICANNがグローバルなコミュニティの意見を聞こうとする努力の本質的な部分を成しています。

『世界中からのインターネットコミュニティのメンバーが歓迎されていると感じるよう、 大変な尽力をしていただき、 そして会議の全ての側面が確実にスムーズに進むようにしていただいたことをポルトガルのホストに感謝したいと思います』と、 Dr Twomey氏は付け加えました。 『ポルトガルはGACの創設メンバーの一員でしたし、今年の後半の間にEUの委員長に就任したならば、 インターネット問題の最先端であり続けるでしょう』

リスボン会議での理事会決議の全文はICANNの一般からの参加のWebサイトで http://public.icann.org/ にてご覧いただけます。

第29回ICANN公開会議は2007年6月25日-29日にプエルトリコ、サンファンにて開催されます。

ICANNについて

ICANNは国際的に組織された非営利法人であり、 インターネットプロトコル(IP)アドレス空間の割り振り、 プロトコル識別子の割り当て、分野別(gTLD)および国コード(ccTLD)トップレベルドメイン名のシステム管理、 さらにルートサーバのシステム管理を行っています。詳しくは、http://www.icann.org/ をご覧ください。

メディアからのお問い合わせ先

Jason Keenan
メディアアドバイザー
ICANN(米国)
電話: +1 310 818 9072
メールアドレス: jason.keenan@icann.org

International: Andrew Robertson、
Edelman (ロンドン)
電話:+44 7921 588 770
メール:andrew.robertson@edelman.com

ICANNからのアナウンス(2007年03月30日)

ICANN Concludes Busy 28th Public Meeting in Lisbon, Portugal

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