トラフィックとは
トラフィックとは、ネットワークを流れるデータそのもの、もしくは一定時間当たりに流れるデータ量を指す言葉です。元々は、交通量という意味です。データ量としての単位はビット/秒(bps, bit per second)で、98Mbpsや9Gbpsなどと表記します。この点では通信速度と同じですが、通信速度は利用可能な上限や目安を表すことが多いのに対して、トラフィックは実際に流れている量になります。
通信回線やネットワーク機器が処理できる容量を超えるほどトラフィックが集中すると、通信の遅延や、データの一部が届かない、いわゆるパケットロスが発生する可能性が高くなります。インターネットの商用化、コンテンツの肥大化、ブロードバンド回線の普及、P2Pトラフィックの増大、動画配信サービスの普及など、これまでにトラフィックが爆発的に増大する機会が何度もありました。それに対応して、ISPや通信事業者での設備増強、通信経路の最適化、CDN (Contents Delivery Network)の活用、事業者間接続の拡充、必要に応じた混雑制御など、円滑なインターネット運用のためにさまざまな対応が続けられています。

