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各位

一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター

ICANN通常理事会(2021年10月28日開催)決議概要

1. ルートサーバシステム諮問委員会(RSSAC)の委員の任命

理事会は、ルートサーバシステム諮問委員会(Root Server System Advisory Committee、RSSAC)の委員として、Fred Baker氏、Matt Larson氏、Lars-Johan Liman氏、Brad Verd氏の4名を任命しました(任期は2024年12月31日まで)。

2. RC Transcriptions社との契約の承認

理事会は、事務総長兼CEOまたはその指名する者に対して、 RC Transctiptions社との契約の取り交わしおよび契約に付随する必要な支払いを行う権限を付与しました。

また、この決議のうち特定の項目については、ICANN付属定款第3条第3.5項(b)の定めに従い、 事務総長が非開示情報の開示を決定するまでは公開しないことが承認されました。

3. 2023会計年度戦略展望に関する2020年の動向報告書

理事会は、 2019年6月23日に承認された2021-2025会計年度のICANN戦略計画が引き続き有効であること、 現時点で計画に修正は必要ないことを確認しました。

ICANNの5ヶ年計画、財務計画へのアップデート、 または戦略計画実施中の修正によって財政面における現実的な問題が洗い出された場合には、 検討のために2021-2025会計年度のICANN戦略計画を変更する必要があるかもしれないことを理事会は認識しています。 理事会は、そうした必要が生じた場合には、必要な措置の内容をICANN事務局に指示します。

4. ccNSOの2回目の組織評価の最終報告書の受領とICANN付属定款改正のためのプロセスの始動

理事会は第2回ccNSO評価の独立の評価者から最終報告書および、 第2回ccNSO評価作業班による実現性可能性に関する評価書を受け取りました。

理事会は、ccNSOの効率性、透明性、 説明責任を独立の評価者による見解に沿って改善するための実施作業を認識しており、また、 第2回ccNSO評価の結果である勧告の実施状況についてccNSOから報告を受けており、 これをもって第2回ccNSO評価作業は終了と考えています。

ccNSOが実施の作業中であると報告した一つの勧告と、 ccNSOがICANN事務局による実施が求められると報告した二つの勧告に関して、 理事会は本理事会決議から6カ月以内に勧告実施作業完了に向けた進捗状況について定期報告を開始するようccNSOに指示しました。 理事会は事務総長兼CEOまたはその指名する者に対して、 事務局による実施が求められている勧告の実施完了に向けた努力の継続を指示しました。 理事会はccNSOに対して、継続的な改善プロセスの一環として、 第2回ccNSO評価結果の勧告実施の影響の継続的なモニタリングを奨励します。

また理事会は、 ccNSO評議会が要請するICANN付属定款第10条およびAnnex Bの改正を検討するために標準付属定款条項変更プロセスの開始を承認し、 事務局長兼CEOまたはその指名する者に対して改正(案)を意見募集のために公開するよう指示しました。

5. 勧告実施に向けた、運用資金から積立金への資金の移動

理事会は運用資金から積立金への1000万米ドルの送金を承認するとともに、 運用資金からコミュニティ勧告実装のための補助資金(SFICR)への500万ドルの送金を承認しました。

決議事項の詳しい内容は、以下の原文をご覧ください。
Approved Board Resolutions | Regular Meeting of the ICANN Board

以上

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