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一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター

ICANN臨時理事会(2025年5月19日開催)決議概要

1. ICANNレビュー・プログラムの道筋

ICANN理事会は、ICANNの説明責任、透明性、有効性を高めるという本来の目的にかなうレビュー制度の設計作業を開始するよう、事務総長兼CEOまたはその指名者に指示しました。理事会はICANNのコミュニティ主導の説明責任プロセスに専心する立場から、設計作業の第一歩として、レビューによってどのような領域や課題がICANNの説明責任、透明性、有効性の向上に資するのかについて、コミュニティ全体での共通理解を醸成するための対話を行うことが必要で、そのために、現在進行中の作業計画の調整が求められるとしました。

また理事会は以下の事項を確認・決定しました。

  • 継続的改善プログラム(CIP)は予定通り進行させ、組織レビューはCIPの最初のサイクルが完了するまで延期する。
  • 試行的全体レビュー(PHR)は終了し、支持組織(SOs)や諮問委員会(ACs)による継続的改善活動と、レビューに関するコミュニティ対話への広範な参加に集中する。
  • 第4回説明責任および透明性レビュー(ATRT4)は、コミュニティ対話が実施され、その結果に基づいて次のステップが決まるまで延期を継続する。
  • セキュリティ・安定性・レジリエンスレビュー(SSR)および登録ディレクトリサービスレビュー(RDS)も、同様にコミュニティ対話を経て次のステップが決まるまで延期を継続する。

さらに、CIPの最初のサイクルが完了した後に、組織レビューの今後について理事会として改めて検討し、レビューのあり方に関するコミュニティ対話の計画を策定するよう事務総長兼CEOまたはその指名者に指示しました。この対話の重要な機会として、ICANN84パブリックミーティングでの意見交換が予定されています。

最後に、理事会はPHRチームのメンバーおよびリーダーによる尽力に謝意を表するとともに、レビュー制度の目的適合性を確保するために継続的に取り組んできたICANNコミュニティの活動に対しても感謝の意を示しました。

決議事項の詳しい内容は、以下の原文をご覧ください。
Approved Resolutions | Special Meeting of the ICANN Board | 19 May 2025

以上

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