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一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター

ICANN通常理事会(2025年6月8日開催)決議概要

1. ICANN86(2026年6月開催)会場契約

ICANN理事会は、2026年6月に欧州で開催予定のICANN会議(ICANN86)について、[機密交渉情報]を開催地とし、会場契約を締結し、総額[機密交渉情報]を上限として関連費用を支出することを、事務総長兼CEOまたはその指名者に承認しました。本決議の一部は、交渉上の理由により、ICANN付属定款第3条第3.5(b)節に基づき、事務総長兼CEOが情報公開可能と判断するまで機密扱いとされます。

2. ICANN89(2027年6月開催)会場契約

ICANN理事会は、2027年6月に北米で開催予定のICANN会議(ICANN89)について、[機密交渉情報]を開催地とし、会場契約を締結し、総額[機密交渉情報]を上限として関連費用を支出することを、事務総長兼CEOまたはその指名者に承認しました。本決議の一部は、交渉上の理由により、ICANN付属定款第3条第3.5(b)節に基づき、事務総長兼CEOが情報公開可能と判断するまで機密扱いとされます。

3. 新gTLDプログラム次回ラウンドに向けた契約および支出の承認(第1バッチ)

ICANN理事会は、次回の新gTLDプログラム実施準備に必要なサービス提供事業者(商標データベース運営、申請者の身元調査、評価の品質管理)との契約の第1バッチ分について、各契約額が50万米ドルを超えるものについて、事務総長兼CEOまたはその指名者に対して、契約締結および支出を承認しました(ただし、既に理事会が承認した予算の範囲内に限る)。本決議の一部は、交渉上の理由により、ICANN付属定款第3条第3.5(b)節に基づき、事務総長兼CEOが情報公開可能と判断するまで機密扱いとされます。

4. IANA機能運用者の決定に対するレビュー機構に関するccNSO提案ポリシーの検討

ICANN理事会は、ccNSOが策定した「ccTLDsに関係するIANA機能運用者の決定に対するレビュー機構に関する提案ポリシー(CCRM)」を承認しました。これには、レビュー機構の導入(報告書第2節〜第6節)およびICANN付属定款の改訂提案(第9節)が含まれます。

あわせて理事会は、以下の段階的なプロセスレビュー機構に関する勧告の実施準備を行うよう、事務総長兼CEOまたはその指名者に指示しました。

  • 実装の第1段階として、ccNSOポリシー助言実装グループ(ccPAIG)とともにポリシー解釈の明確化を進め、詳細な実装計画を策定すること。
  • 実装計画の完了後、ICANNの事業・予算計画に沿って、ポリシーを実装するために必要な措置を講じること。

さらに、理事会は事務総長兼CEOまたはその指名者に対して、ICANN付属定款の再検討要求および独立審査プロセスに関する条項に関する変更準備を、付属定款25条2項に規定された付属定款基本的条項改定プロセスに定められた公式な検討を経て行うよう指示しました(ただし、Empowered Communityによる最終承認は保証されない)。

5.2026会計年度の事務総長兼CEO目標および組織目標の承認

ICANN理事会は、2026会計年度(2025年7月〜2026年6月)におけるICANNの組織目標および事務総長兼CEOの個別目標を承認しました。これらは、ICANNの戦略計画および運営計画に整合するものであり、事務総長兼CEOの業績評価に資する目的で策定されました。

決議事項の詳しい内容は、以下の原文をご覧ください。
Approved Resolutions | Regular Meeting of the ICANN Board | 8 June 2025

以上

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