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    /P▲     ◆ JPNIC News & Views vol.352【臨時号】2006.5.11 ◆
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◆ News & Views vol.352 です
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2006年2月27日から3月3日にかけてオーストラリアのパースで開催された第21 
回APNICオープンポリシーミーティングについて概要は、既にvol.341でお届け
しました。

本号では、いつものAPNICオープンポリシーミーティングのレポートとは趣向
を変えて、日本のメンバーが国内の議論の結果を、どのように国際的な議論の
場でコーディネーションしてきたかにフォーカスを絞ってお届けしたいと思い
ます。

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◆ 第21回APNICオープンポリシーミーティングにおけるコーディネーション
                                                 JPNIC IP事業部 奥谷泉
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メールマガジンで定期的にご報告しているAPNICオープンポリシーミーティン
グ(以下、APOPM)ですが、これまでは決定事項のご紹介にとどめてきたため、
実際にJPNICや関係者がどのように関わっているのか、イメージが湧かない方
もいらっしゃるのではないかと思います。

そこでこの号では、vol.341でご紹介した第21回APNICオープンポリシーミーティ
ングにおいて、国内の議論とのコーディネーションがどのように行われたかを
ご紹介したいと思います。

□JPNIC News & Views vol.341
 「第21回APNICオープンポリシーミーティングレポート」
  http://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/2006/vol341.html

◆IPv6におけるPIアドレスの新設

 IPv4ではマルチホーム接続を行っているネットワークに対して、パンチング
  ホール防止等の理由からPIアドレスの割り当てが認められています。しかし、
  IPv6ではまだそのような用途でのPIアドレスの割り当ては認められていない
  のが現状です。このような背景から、前回のJPNICオープンポリシーミーティ
  ング(以下、JPOPM)ではIPv6におけるPIアドレスの新設の提案が行われ、PI
  アドレスの必要性についてはコンセンサスが得られました。また、具体的な
  基準については本件に特化したワーキンググループ(IPv6 PI WG)を新設して、
  一任することも決定しました。

 これを受け、前回のAPOPMでは日本から、IPv6 PI WGが検討中のPIアドレス
  の割り当て基準を紹介しました。今回の発表は検討状況の共有を目的として
  おり、提案は行わなかったため、参加者からの意見はありませんでしたが、
  次回のAPOPMの発表に向けて準備が進められています。

 「IPv6 portable assignment for multihoming」
  http://www.apnic.net/meetings/21/programme/sigs/policy.html

◆逆引きDNSに関する周知体制の強化

 2005年10月に、APNICとJPNICで連携してサービスを提供している逆引きゾー
  ンの委譲にトラブルが発生し、JPNICとAPNICからのアナウンスがコミュニティ
  による発見より遅れるという事態がおきました。このような事態への対策と
  して、前回のJPOPMではJPNICにおける周知体制とAPNICとの連携強化につい
  て提案が行われました。

 APNICとの連携も改善に向けて不可欠な部分であるため、JPNICとAPNICの技
  術者間でAPOPM期間中、顔をあわせて話し合いを行いました。

 また、国内での状況と議論についてJPNICから発表を行い、APNICおよびその
  他ミーティング参加者に決して小さくない問題であったことを伝えました。
  これを受け、APNICからも今後のシステム改善について発表が行われ、建設
  的に対応してもらえたのではないかと思います。

 「Reverse DNS lookup failure and its influence to JP community」
 「APNIC reverse DNS management roadmap」
  http://www.apnic.net/meetings/21/programme/sigs/dns.html

 JPNICにおける周知体制強化は引き続き検討を進めています。たたき台が完
  成しましたらまたみなさまからご意見をいただき、最終的なものを作り上げ
  ていく予定です。

◆IPv6割り当てポリシーの変更への影響

 現在のIPv6アドレスポリシーにおいて基本となる割り当てサイズは/48です
  が、例えば/56等、これよりも小さなサイズを新設しようという提案が世界
  的に行われています。JPNICではこの提案が適用された場合の影響について
  国内の事業者を対象に調査したところ、すでに商用サービスを開始している
  一部事業者については対応コスト面で、決して少なくない影響を及ぼすこと
  が確認されました。

 この調査結果はJPNICとAPNICのオープンポリシーミーティングでそれぞれ発
  表し、長期的な影響だけではなく、短期的な影響への考慮が必要であること
  を紹介しました。

 「Survey results in JP on IPv6 policy change」
  http://www.apnic.net/meetings/21/programme/sigs/policy.html

 長期的と短期的な影響へのバランスが大切との意見については、提案者も賛成
  を表明していましたが、他の参加者からは今対応しなければ将来コストがもっ
  と大きくなるとの意見もあり、引き続き調整を行っていく必要があると考えて
  います。

 その後、提案者より当初の内容に変更を加えた提案が再提出され、ip-users
  メーリングリストでもポリシーWGよりご意見の募集を行っています。また、
  次回のJPOPMでもご紹介し、議論を進める予定です。

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       わからない用語については、【JPNIC用語集】をご参照ください。
             http://www.nic.ad.jp/ja/tech/glossary.html
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 JPNIC News & Views vol.352 【臨時号】

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