メインコンテンツへジャンプする

JPNICはインターネットの円滑な運営を支えるための組織です
文字サイズ:
===================================
    __
    /P▲          ◆ JPNIC News & Views vol.377【臨時号】2006.8.11 ◆
  _/NIC
===================================
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ News & Views vol.377 です
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

本号では、昨日のvol.376に引き続き、第66回IETFのレポート[第2弾]として、
DNS関連WGの動向についてお届けします。

□第66回IETF報告 特集
○[第1弾] 全体会議報告 (vol.376)
   http://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/2006/vol376.html


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 第66回IETF報告 [第2弾]  DNS関連WG報告
                             JPNIC DNS運用健全化タスクフォースメンバー
                                             東京大学 情報基盤センター
                                                              関谷勇司
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆dnsext WG (DNS Extensions WG)

今回のdnsext WGでは、まずNSEC3の進捗状況が確認されました。フランクフル
トにて行われたNSEC3のワークショップ結果が報告され、相互接続性試験にお
いて大きな問題は生じなかったことが確認されました。テスト結果の詳細は
http://www.nsec3.org/に公開されています。残る問題としては、今までの
DNSSEC実装との互換性であったり、DNSSECチェインの頂点を指定する方法等が
あげられていました。

NSEC3の他には、新たにDNS Cookieの話題があがりました。これは、HTTPで利
用されているCookieと同様で、DNSサーバは応答時のAdditional Sectionに仮
想的なCookieレコードを加え、クライアントに自分のCookieを発行します。ク
ライアントは以後このCookieを利用して問い合わせを行います。これにより、
詐称されたIPアドレスからの問い合わせにはCookieが含まれない、もしくは異
なったCookieが含まれる可能性が高くなり、その場合には短いエラーメッセー
ジを返答することで、DNSサーバをパケット増幅器として利用したDoSを防ごう
というものです。この話題は今回始めて議題にあがったものであり、これから
の方向性はまだわかりませんが、議論は続いていくと思われます。

□dnsext WG
  http://www.ietf.org/html.charters/dnsext-charter.html

□第66回IETF dnsext WGミーティングのアジェンダ
  http://www3.ietf.org/proceedings/06jul/agenda/dnsext.html


◆dnsop WG (Domain Name System Operations WG) 

dnsop WGでは、まずdraft-ietf-dnsop-reflectors-are-evilに関して議論が行
われました。パケット増幅器になるのを防ぐためには、エラーメッセージを返
さずにそのまま問い合わせパケットを破棄すればいいのではないか、draftの
タイトルに"recursive"という単語を入れた方がいいのではないか、TSIGの代
わりにSIG(0)を推奨するのはどうか、といった議論がなされました。

また、draft-ietf-dnsop-default-local-zonesとdraft-ietf-dnsop-respsize
をWorking Group Last Callすることが確認され、期限切れで放置されている
draft-ietf-dnsop-inaddr-requiredを更新することが確認されました。

他には、draft-papas-dnsop-long-ttlに関する発表が行われ、関心を集めてい
ました。これは、NSレコードならびにそれに関連づけられたAもしくはAAAAレ
コードのTTLを調査したdraftです、その結果によると、調査したNSレコードの
約半数が12時間未満のTTLであり、1/3が1時間未満のTTLであったということで
す。中にはTTLを0としているTLDも存在しました。これに関して、TTLをもっと
長く設定するよう推奨するかという議論が行われ、WGとしては分析を示すのみ
で、推奨は見送るという結論に達しました。

□dnsop WG
  http://www.ietf.org/html.charters/dnsop-charter.html

□第66回IETF dnsop WGミーティングのアジェンダ
  http://www3.ietf.org/proceedings/06jul/agenda/dnsop.txt

     ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
       わからない用語については、【JPNIC用語集】をご参照ください。
             http://www.nic.ad.jp/ja/tech/glossary.html
     ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
___________________________________
■■■■■  JPNICの活動はJPNIC会員によって支えられています  ■■■■■
  :::::  会員リスト  :::::  http://www.nic.ad.jp/ja/member/list/
  :::: 会員専用サイト ::::  http://www.nic.ad.jp/member/(PASSWORD有)
□┓ ━━━  N e w s & V i e w s への会員広告無料掲載実施中 ━━━┏□
┗┛          お問い合わせは  jpnic-news@nic.ad.jp  まで          ┗┛
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
===================================
 JPNIC News & Views vol.377 【臨時号】

 @ 発行         社団法人 日本ネットワークインフォメーションセンター
                 101-0047 東京都千代田区内神田2-3-4 国際興業神田ビル6F
 @ 問い合わせ先   jpnic-news@nic.ad.jp
===================================
登録・削除・変更   http://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/


■■◆                          @ Japan Network Information Center
■■◆                                     @  http://www.nic.ad.jp/
■■

Copyright(C), 2006 Japan Network Information Center

このページを評価してください

このWebページは役に立ちましたか?
ページの改良点等がございましたら自由にご記入ください。

このフォームをご利用した場合、ご連絡先の記入がないと、 回答を差し上げられません。 回答が必要な場合は、お問い合わせ先をご利用ください。