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    /P▲         ◆ JPNIC News & Views vol.640【特別号】2009.5.13 ◆
  _/NIC
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   ┃        JPNICはIPv4在庫枯渇の問題に取り組んでいます         ┃
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   ┃★Webサイト:「IPv4アドレスの在庫枯渇に関して」             ┃
   ┃  http://www.nic.ad.jp/ja/ip/ipv4pool/                      ┃
   ┃                                                            ┃
   ┃★バックナンバー:                                          ┃ 
   ┃  http://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/          ┃
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◆ IPv4アドレス在庫枯渇関連レポート [第20回]
   ~IPv4アドレス在庫枯渇に関するアンケート結果について~
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2009年2月下旬に、JPNIC会員およびIPアドレス管理指定事業者(以下IP指定事
業者)の皆様に対して、IPv4アドレス枯渇対応タスクフォース(以下IPv4枯渇TF)
の活動の一環として、IPv4アドレス在庫枯渇に関するアンケートのご協力をお
願いいたしました。以降、2009年3月初旬の回答期限までに、合計99件の回答
をいただきました。今回はこのアンケートの集計結果について、IPv4枯渇TF全
体の集計結果と比較しながらご報告いたします。

□IPv4アドレス枯渇対応タスクフォース
  枯渇対応進捗アンケート報告
  http://www.kokatsu.jp/blog/ipv4/data/kokatsu-research-200904.pdf

■アンケートの目的

今回のアンケートは、JPNIC単独で行ったものではなく、IPv4枯渇TFへの1参加
団体として、他のTF参加団体と設問内容等をほぼ統一したアンケートを用いる
形で実施しました。

アンケートの目的は、主に各ステークホルダーにおけるIPv4アドレス在庫枯渇
の認知状況や対応状況を確認し、今後のIPv4枯渇TF活動計画の参考にするとと
もに、この先も継続的にアンケートを行うことで、ステークホルダーの対応進
捗を測ることにあります。また併せて、JPNIC自身の対応活動推進の参考にす
ることも考慮しました。なお、IPv4枯渇TF全体としての回答数は、378件とな
りました。

■IPv4アドレス在庫枯渇の認知状況

最初にIPv4アドレス在庫枯渇の認知状況について尋ねたところ、「枯渇時期予
測が2010~2012年頃ということも含めて知っていた」と回答した方が、88%と
なりました。2007年度にJPNIC会員向けに同様のアンケートを実施した際には、
76%でしたので、JPNIC会員およびIP指定事業者に限って言えば、この2年間で
予測時期を含めてIPv4アドレス在庫枯渇の認知が広まってきたと言えると思い
ます。また、IPv4枯渇TF全体の結果としても、8割以上の方が予測時期を含め
て知っているという結果でした。

■事業への影響と対応・検討状況

次に、IPv4アドレス在庫枯渇が事業に及ぼす影響度合いと在庫枯渇への対応策
の検討実施状況を確認したところ、事業に「大きな影響があると思う」と回答
した人が77%でした。影響について具体的に記入いただいたものを見ると、や
はりユーザー獲得が困難になることを挙げている人が多く見受けられました。
一方、「軽微な影響があると思う」「特に影響はないと思う」と回答した人た
ちは、その理由を見ると、現在手元にあるIPv4アドレスで今後の需要を満たせ
ると考えているようです。

また、現在の対応・検討状況について確認をしたところ、「既に対応策を実施
中」と回答した人は15%程度に留まり、残りの85%の人が「現在対応策を検討
中」または「今後検討予定」ということでした。大きな影響があると考えなが
らも、具体的な対応についてはまだこれから、というのが事業者の現状である
ことが分かりました。これはIPv4枯渇TF全体の結果としても、ほぼ同様の傾向
でした。

■IPv4アドレス在庫枯渇への対応策について

IPv4アドレス在庫枯渇への対応策としては、全体の84%が「IPv6の導入」を選
択しています。しかしこの中で、「既にIPv6の導入を終了した」または「IPv6
の試験的な運用を開始している」と答えたところは合わせて31%であり、残り
の70%程度が、「IPv6の導入方法・手順の検討中」「これから検討する」とい
う状況でした。これもIPv4枯渇TF全体の結果と同様であり、全体的にIPv6導入
の必要性は理解されているものの、実際の導入についてはまだまだこれからが
本番という状況が見て取れます。

対応策として「IPv6の導入」を選択している人に、IPv6導入にあたっての課題
についても確認したところ、「IPv6の導入コスト」と答えた人が76%で最も多
く、「IPv6に関する情報が少ない」「IPv6のわかる技術者がいない」「IPv6で
動く機器・ソフトウェアが少ない」がそれぞれ50%前後でほぼ同じくらいの結
果でした。

これを、IPv4枯渇TF全体では東京とそれ以外の地域に分けて集計したところ、
「IPv6の導入コスト」が最も多い点は変わらないのですが、「IPv6のわかる技
術者がいない」「IPv6に関する情報が少ない」と回答した人の割合が、東京よ
りもそれ以外の地域で高く、東京以外の地域での技術者教育、情報提供が課題
であると考えられます。

■対応推進にあたっての課題と欲しい支援策

回答者全員に対して、IPv4アドレス在庫枯渇対応策を推進するにあたって問題
となるもの(既になっているもの)を聞きました。その結果、IPv6導入の課題と
同様に「コストの工面」が、「技術、知識の不足」と並んで最も多く、88%で
した。IPv4枯渇TF全体の結果と比較すると、全ての選択肢においてJPNICの結
果の方がポイントが高く出ており、JPNIC会員とIP指定事業者の問題意識の高
さが表れているのではないかと思われます。

この問題意識を踏まえて、対応策推進にあたり欲しい支援策があるか尋ねてみ
たところ、「技術情報(マニュアルなど)」「技術者教育(研修会・セミナーな
ど)」を望む人がそれぞれ80%以上と、他を大きく上回る結果となりました。こ
こでも、技術者教育と情報提供の充実が必要であることが見て取れます。

■JPNICおよびIPv4アドレス枯渇TFとしての今後の取り組み

今回のアンケート結果から、「東京以外の地域における技術者教育・情報提
供」が大きな課題であると考えられます。これまでIPv4枯渇TFでは、IPv6技術
教育の普及において、Internet WeekやIPv6 Summitなどのイベントの機会を利
用したハンズオンセミナーに協力してきました。このようなプログラムについ
て、今後は東京以外の地域での実施も検討していく必要があると思われます。
また情報提供という点でも、これまで以上にさまざまなチャネルを利用すると
ともに、Webサイト「kokatsu.jp」を積極的に活用して情報発信に努めていく
べきだと思われます。

JPNICとしても、東京以外の地域への働きかけは急務と考えておりますが、単
独での推進には限界があるため、IPv4アドレス枯渇TFとの連携をさらに密にし
て、JPNIC会員、IP指定事業者全体の対応が円滑に進んでいくための取り組み
に努めてまいります。

なお、最後になりましたが、今回のアンケートにご協力をいただいたJPNIC会
員およびIP指定事業者の皆様に感謝いたします。今後もIPv4アドレス在庫枯渇
への対応活動の一環として、このようなアンケートやヒアリング等のご協力を
お願いすると思いますので、何卒よろしくお願いいたします。


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       わからない用語については、【JPNIC用語集】をご参照ください。
            http://www.nic.ad.jp/ja/tech/glossary.html

        IPv4アドレス在庫枯渇関連のQ&Aは特集ページをご覧ください。
            http://www.nic.ad.jp/ja/ip/ipv4pool/
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 JPNIC News & Views vol.640 【特別号】

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