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    /P▲        ◆ JPNIC News & Views vol.1834【定期号】2021.3.15 ◆
  _/NIC
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【 株式会社 アイテックジャパン 】
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ News & Views vol.1834 です
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毎月15日(土日祝の場合はその翌営業日)に発行している定期号では、特集記
事のみならず、業界メンバーのコラムや用語解説、統計などもお届けしてい
ます。

本号の特集では、2月下旬から3月上旬にかけてフルオンラインで開催された
APRICOT 2021/APNIC 51カンファレンスのうち、開催概要とアドレスポリシー
に関する議論の動向についてお伝えします。

News & Views Columnでは、大きな自然災害を経るたびに日本におけるイン
ターネットのロバスト性が向上する中、サイバー環境で発生する災害へのロ
バスト性強化も必要とされており、その有効な対策となり得るRPKIへの期待
について株式会社インターネットイニシアティブの小林努氏お書きいただき
ました。また、インターネット用語1分解説では、Blog作成などで多くのユー
ザーが利用していながらも、その正体についてはあまりよく知られていない
「CMS」について解説しています。

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◆ 目次
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【 1 】特集 「APRICOT 2021/APNIC 51カンファレンス報告
              全体概要およびアドレスポリシー関連報告」
【 2 】News & Views Column
       「RPKIの導入 ~もしもに備えてインターネットをロバストに~」
         株式会社インターネットイニシアティブ  小林努氏
【 3 】インターネット用語1分解説
       「CMSとは」
【 4 】統計資料
         1. JPドメイン名
         2. IPアドレス
         3. 会員数
         4. 指定事業者数
【 5 】イベントカレンダー

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【 1 】特集 「APRICOT 2021/APNIC 51カンファレンス報告
              全体概要およびアドレスポリシー関連報告」
                                               JPNIC IP事業部 中川香基
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APRICOT 2021/APNIC 51カンファレンス(以下、APRICOT 2021/APNIC 51)が2021
年2月22日(月)~3月4日(木)にかけて開催されました。今回のAPRICOT 2021/
APNIC 51は当初フィリピン・マニラでの開催が予定されていましたが、新型
コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行状況を鑑み、フルオンライン開催と
なりました。本稿では、APRICOT 2021/APNIC 51の開催概要とアドレスポリ
シーに関する議論の動向についてご紹介します。


■ APRICOT 2021/APNIC 51開催概要

APRICOT 2021/APNIC 51では、2/22(月)~2/26(金)はチュートリアルウィーク
として、従来のワークショップとなるコンテンツが行われ、3/1(月)~3/4(木)
は議論の場となるカンファレンスウィークが行われました。前回のAPNIC 50
カンファレンスで初めてのフルオンラインでの開催を経験したこともあり、
開催者側・参加者側共に落ち着いて進行できていたと思いました。参加方法
としてはZoom WebinarとYouTube Liveが用意され、参加者の環境に応じて選
択できるようになっていました。

カンファレンスウィークでは、従来と同じく、アドレスポリシーや
NIR (National Internet Registry; 国別インターネットレジストリ)、ソー
シャルな課題など特定分野に関心を持つ人達で議論が行われる「SIG (Special 
Interest Group)」、カンファレンスの総括および全体報告が行われる「AGM 
(APNIC General Meeting)」、その他各種技術に関する講演やライトニング
トーク等が行われました。

主催者報告によると、今回のAPRICOT 2021/APNIC 51では世界93の国と地域よ
り633名が参加しました。93の国と地域からの参加は過去最多級となった一
方、参加人数は例年の700人超と比べると、やや少なかったと言えるかと思い
ます。

会期中のセッションは動画、資料、発言録がWebで公開されています。もし興
味のある内容がありましたらぜひご確認ください。

  APRICOT 2021/APNIC 51プログラム
  https://conference.apnic.net/51/program/schedule-conference/


■ APNIC EC選挙結果報告~松崎氏がECに再選出~

APNIC理事会は、会員により選出されたExecutive Council (EC、理事)7名お
よびAPNIC事務局長の計8名で構成されています。APRICOT 2021/APNIC 51では
EC選挙が行われ、最終日のAGMでその結果が公開されました。今回の選挙で
は、改選議席四つに対して、7名(うち現職3名)が立候補しました。EC選挙で
は、事前にWebサイト上でプロフィールが公開され、投票が実施されます。投
票手続きはすべてオンラインで行われます。

今回の選挙では、JPNICが推薦した株式会社インターネットイニシアティブ
(IIJ)・JPNIC理事の松崎吉伸氏、現職でECチェアを務めてきたGaurab Raj 
Upadhaya氏、現職で財務担当を務めるKenny Huang氏、そして中国のNIRである
CNNICよりFeng Leng氏が当選しました。

APNIC理事会の新体制は、下記の通りになります。

    ・Achie Atienza氏(Globe Telecom/フィリピン)
  ★・Feng Leng氏(CNNIC/中国)
  ☆・Gaurab Raj Upadhaya氏(Amazon/ネパール)
    ・Kam Sze Yeung氏(Akamai Technologies/香港)
  ☆・Kenny Huang氏(TWNIC/台湾)
  ☆・松崎吉伸氏(IIJ/日本)
    ・Paul Wilson氏(APNIC事務局長/オーストラリア)
    ・Sumon Ahmed Sabir氏(Fibre@Home Limited/バングラデシュ)

    ☆は再選、★は初当選

今回選出された4名は、2年後の2023年3月までECとして任期を務めることにな
ります。

     APNIC EC(理事)にJPNIC理事 松崎吉伸氏が再選出
     https://www.nic.ad.jp/ja/topics/2021/20210308-01.html


■ ポリシーSIGでの議論とその結果

前回のAPNIC 50ではポリシー提案に関する議論は行われませんでしたので、
APRICOT 2021/APNIC 51で、初めてポリシー議論がフルオンラインの環境で行
われることとなりました。コンセサス形成のための意思表示のために、オン
サイトの時から活用されているConfer (https://confer.apnic.net)が使用さ
れました。Conferは視覚的に議論参加者の意見を示すことができるのでわか
りやすく、オンサイトの時とほとんど変わらない環境で議論することができ
ていたと感じました。

APRICOT 2021/APNIC 51のポリシーSIGでは、2件のポリシー提案が行われまし
た。提案の議論結果についてご紹介します。提案の内容や事前情報に関して
は、JPNICブログにまとめていますので併せてご確認ください。また、
IP-USERSメーリングリストでは、カンファレンス開始前にJPOPF運営チームに
よって、日本語での提案紹介および意見募集が行われています。今後の動向
把握には、IP-USERSメーリングリストの登録をぜひお願いします。

  APNIC 51でのIPアドレス・AS番号分配ポリシーに関する提案ご紹介
  https://blog.nic.ad.jp/2021/5981/

  IP-USERSメーリングリスト
  https://www.nic.ad.jp/ja/profile/ml/mailman.html#join-ip-users

○prop-130:「移管ポリシーの修正」
  提案者:Jordi Palet Martinez氏
  https://www.apnic.net/community/policy/proposals/prop-130

  概要:セクション8.4.「合併と買収の記録」、セクション11.0.「IPv6の移
        転」、セクション13.3.「AS番号の移転」について、移管可能なシ
        チュエーションを明記する(合併・部分合併・事業買収・組織の再編
        成・事業拠点の変更)。APNIC地域外を含むケースでも、対応するRIR
        にポリシーが存在する場合は、これを認める。

  結果:コンセンサスに至らず、廃案

本提案は、APNIC 48から継続議論となっており、3回目の議論です。ポリシー
提案の議論は3回までとなっており、そこまでにコンセンサスに至らない場合
は廃案となります。3度目の議論でも提案者の主張はほとんど変更がなされず、
IPv6のRIR間をまたぐ移管制度の必要性、IPv4、IPv6、AS番号の各文書の定義
を明確で統一されたものにしたいということを主張していました。またRIPE
やARINでは同様の提案が支持を受けていると説明しました。

参加者からは、なぜ移管可能なシチュエーションを明記する必要があるのか、
提案者が語るような拠点変更等はあるのか、逆引きDNSに関連して、IPアドレ
スの移転可能な最小サイズはいくらになるのかといった質問が出ていました。
以前の議論と比較して、具体性の高い質問が増えた印象でしたが、多くの参
加者の考え方は前回から変わらず、現行制度で困っておらず、変更の必要性
を感じることができなかった様子でした。

本提案は結果コンセンサスに至らず、廃案となりました。しかし提案者は継続
して議論することを希望しており、次回以降新しい提案として改めて議論が
行われる可能性が高そうです。

○prop-133:「再割り当ての定義明確化」
  提案者:Jordi Palet Martinez氏
  https://www.apnic.net/community/policy/proposals/prop-133

  概要:2.2.3  割り当ての内容を下記に変更する。
    旧:割り当てはLIRおよびエンドユーザーに行われ、割り当てられたIPア
        ドレスは、申請者やエンドユーザが申請した目的のみで使用される
        ものであり、再割り当てを行うためのものではない。

    新:割り当てはLIRおよびエンドユーザーに行われ、割り当てられたIPア
        ドレスは、運用するネットワーク内で排他的に使用されるものであ
        る。

  結果:コンセンサス

本提案は、APNIC 49から継続議論となっている提案です。提案者は、現行の
文言のままであると、申請時に記載した目的でしか利用できず、例えば、大
学などで当初インフラ用に割り当てられたIPアドレスをゲストWi-Fiなどに利
用することが違反行為になってしまうことから、そのような事態を避けるた
めに文言を変更したいと主張しています。この事象は、IPv4アドレスの場合
プライベートアドレスを割り当てるので起きません。一方で、IPv6アドレス
の場合GUA (Global Unique Address)を割り当てることになるので、このよう
な事象が発生してしまうと説明しています。

前回まではその必要性に対して理解を得ることができませんでしたが、今回
はISPなどのPAアドレスの割り振り・通常の割り当てには影響がないことを周
知し、一定の理解を得ることに成功しました。Conferでは反対も一定数見
られましたが、提案はコンセンサスに至りました。


■ 次回以降のAPNICカンファレンスについて

次回のAPNIC 52は、2021年9月8日~16日に開催を予定しています。本来は
2015年以来の日本開催として、北海道・札幌市での開催を予定していました
が、COVID-19の状況を受けフルオンラインでの開催が決定しています。

APNICカンファレンスは、APNICメンバー以外の方にも広く門戸を開いていま
す。ポリシー動向はもちろん、インターネットに関心をお持ちの方は、ぜひ
一度参加されてみてはいかがでしょうか。オンライン開催となった今だから
こそ、参加へのハードルは下がっていると思います。英語でのカンファレン
スですが、同時英語字幕等、初心者や非ネイティブスピーカーへの配慮もな
されているので、英語を得意としない人も参加しやすいカンファレンスとな
っています。まずはYouTube Liveを覗いてみる、アーカイブの動画を見てみ
るところからでもよいかと思いますのでぜひチャレンジしてみてください。
みなさまと、APNICカンファレンスの場でお会いできることを楽しみにしてい
ます。


 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃     ◆◇◆◇◆  本特集のご感想をお聞かせください  ◆◇◆◇◆     ┃
 ┃良かった                                                          ┃
 ┃ https://feedback.nic.ad.jp/1834/4725b180c6ec84277dbad1e13d93a3c7 ┃
 ┃                                                                  ┃
 ┃悪かった                                                          ┃
 ┃ https://feedback.nic.ad.jp/1834/1f76f212c7210c23c36e6f260031bbf3 ┃
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【 2 】News & Views Column
       「RPKIの導入 ~もしもに備えてインターネットをロバストに~」
                           株式会社インターネットイニシアティブ 小林努
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2011年3月11日(金) 14時46分 東日本大震災発生。その時、私は第43回JPNIC
総会に出席しており、会場の東京・秋葉原にあるアキバホールにいました。
大阪で阪神・淡路大震災を経験していたこともあり、揺れ始めこそ少し余裕
がありましたが、ホール天井のスピーカーが今にも落ちてくるのではないか
と思うくらいの大きくそして長く続く揺れに、一気に余裕がなくなり青ざめ
ました。アキバホールのある富士ソフト秋葉原ビルは、2007年竣工の新しい
ビルということもあり安心感はありましたが、建物の被害状況が確認できる
まで、動き回ることができないため、外がどういう状況なのかは不明。そし
て、インターネットや自社のバックボーンは生きているのか、なかなか確認
できずにやきもきしつつ、情報を集める手段を考え、一つずつ試していたこ
とを思い出します。

インターネットは、阪神・淡路大震災において災害時における情報伝達・共
有手段として有効であると認識され、東日本大震災においてもその有効性は
発揮されたと思います。しかし、津波により陸上の通信回線、海底ケーブル
と広範囲に通信回線の切断が発生し、あらためて災害時のロバスト性を再考
するきっかけになりました。

弊社においても、バックボーン用回線の物理経路設計、バックボーン拠点や
データセンターの配置の再設計、IXや他事業者との接続ポイント等の再検討、
設備運用体制といった人員配置の再検討などを実施しました。この10年の間
に繰り返し発生する地震や風水害による新たな経験を教訓とし、さらなる見
直しを加えつつ、通信事業者等各社のご尽力により日本におけるインターネッ
トのロバスト性は大きく向上したと思います。

自然災害の経験から物理的な面でのロバスト性に加えて、サイバー環境(イン
ターネット)で発生する災害に対してもロバスト性を強化していく必要があり
ます。主に通信事業者やxSP等で発生する不正経路広報が、その一つでしょ
う。不正経路広報は、オペレーションミスで発生するものと、経路ハイジャッ
クを目的とするような悪意を持って行われるものがあります。オペレーショ
ンミスで発生したものは比較的短時間で復旧しますが、悪意を持って行われ
るものへの対処は非常に厄介です。

この不正経路広報に対して、有効な対策の一つと考えられているのが、
RPKI (Resource Public-Key Infrastructure)(*1)です。RPKI技術自体は、そ
れほど新しいものではありません。2012年頃からJANOGの有志において技術検
証が行われ(*2)(*3)、2015年頃からJPNICが中心となり技術紹介やRPKI情報管
理システム(リソース証明書の発行やROA (Route Origination Authorization)
の管理)の開発が行われてきました。そして、近年、ルータの実装や、監視・
運用に関わる周辺ソフトウエアでの実装が進み、2018年以降ROA/ROV (Route 
Origin Validation)を導入するAS (通信事業者やxSP等)が増加しています。
弊社においても、2020年11月からROA/ROVの導入を開始しました(*4)(*5)。

RPKI技術の導入が、経路ハイジャック等へのサイバー環境で発生する災害に
対するロバスト性向上の一つの対策として、さらに多くの事業者で進むこと
を期待したいと思います。

[参考]
(*1) リソースPKI(RPKI)
     https://www.nic.ad.jp/ja/rpki/
(*2) [JANOG30(2012)] BGPセキュリティーの動向と日本の現状 ~ RPKI時代
     のルーティング ~
     https://www.janog.gr.jp/meeting/janog30/program/rpk.html
(*3) [JANOG32(2013)] RPKI routing WG報告
     https://www.janog.gr.jp/meeting/janog32/program/rpki.html
(*4) インターネットをよりロバストに。RPKIはじめます(IIJ) (2021)
     https://eng-blog.iij.ad.jp/archives/6861
(*5) [JANOG47(2021)] IIJ/AS2497でRPKIはじめました
     https://www.janog.gr.jp/meeting/janog47/rpki2497/


■筆者略歴

小林 努(こばやし つとむ)

1997年、株式会社インターネットイニシアティブに入社。関西支社にて法人
顧客サポートエンジニアに従事。2000年より本社にてバックボーン設計・構
築・運用業務に従事。2016年より設備運用に関わる社内規程の整備等に従事。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【 3 】インターネット用語1分解説
         「CMSとは」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

CMSはContents Management Systemの頭文字をとったもので、直訳すれば「中
身/内容を管理するシステム」となります。よく使われるのは、Webサイトや
Blogを作成・管理するツールとしてです。

本来CMSには、すべてをテキストで記述する静的サイトジェネレータと呼ばれ
るものから、数万ページにおよぶ大規模なWebサイトの管理を目的としたもの
まで、さまざまなものがあります。さらに言えば、Webやブログの管理ツール
だけがCMSなのではなく、ドキュメントや写真、動画などを管理するためのツー
ルもCMSの範疇に含まれます。その中で、WebやBlogの管理ツールとしてCMSが
有名になったのには、次のような理由があります。

元々Webサイトは、HTML (Hyper Text Markup Language)やCSS (Cascade 
Style Sheet)、JavaScriptといった、言語の規則に則って記述する必要があ
ります。その内容は、実のところ単なるテキストファイルであり、仕上がり
を予測しながら適切な編集を行うのは、慣れないと難しいものです。また、
本文以外に、ヘッダやフッタ、メニュー、ロゴといった構成要素も管理する
必要があります。

こうした作業を楽にするため、

・見た目のフォーマットはテンプレートやテーマと呼ばれる形で定義
・ヘッダ、フッタ、メニュー、図版などを管理
・日々の更新においては本文だけを書く

といった形でWebサイトを管理できるようにしたのが、WordPressに代表され
るBlogツールとしてのCMSです。これらは、本文の編集もマウスベースのグラ
フィカルな方法で行えるようになっていて、HTMLを知らなくてもWebサイトの
構築や運営、編集が可能です。このような利便性から、多くのユーザーに利
用されています。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【 4 】統計資料
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1. JPドメイン名

o 登録ドメイン数(2020年10月~2021年3月)
--------------------------------------------------------------------------------------------
日付|  AD  AC    CO    GO   OR    NE   GR   ED   LG   GEO    GA    GJ     PA   PJ   TOTAL
--------------------------------------------------------------------------------------------
 10/1|254 3702 437867 596 37922 12897 5735 5701 1891 2155  994648 90997  9626 1654 1605645
 11/1|254 3712 439378 608 37999 12879 5725 5786 1892 2152  998007 90811  9638 1643 1610484
 12/1|254 3720 440446 625 38090 12873 5716 5875 1892 2151 1001839 90674  9605 1637 1615397
  1/1|253 3727 441688 628 38158 12866 5696 5979 1894 2149 1005434 90494  9625 1612 1620203
  2/1|253 3731 442564 630 38221 12860 5674 6038 1894 2147 1009873 90296  9542 1613 1625336
  3/1|253 3740 443779 630 38298 12849 5654 6072 1896 2146 1013672 90067  9560 1615 1630231
--------------------------------------------------------------------------------------------

 GA:汎用ドメイン名 ASCII(英数字)
 GJ:汎用ドメイン名 日本語
 PA:都道府県型ドメイン名 ASCII(英数字)
 PJ:都道府県型ドメイン名 日本語


2. IPアドレス

o JPNICからのIPv4アドレス割り振りとJPNICへのIPv4アドレス返却ホスト数
  (2020年9月~2021年2月)
------------------------------------------
  月 |   割振   |   返却   | 現在の総量
------------------------------------------
   9 |        0 |        0 |   93299632
  10 |     1024 |        0 |   93300656
  11 |      512 |        0 |   93301168
  12 |      512 |        0 |   93301680
   1 |      512 |     2048 |   93300144
   2 |      512 |    20480 |   93271176
------------------------------------------

□統計情報に関する詳細は → https://www.nic.ad.jp/ja/stat/


3. 会員数  ※2021年3月12日 現在

 ---------------------
  会員分類  | 会員数 |
 ---------------------
  S会員     |      3 |
  A会員     |      0 |
  B会員     |      2 |
  C会員     |      3 |
  D会員     |     89 |
  非営利会員|      9 |
  個人推薦  |     29 |
  賛助会員  |     46 |
 ---------------------
  合計      |    181 |
 ---------------------

□会員についての詳細は → https://www.nic.ad.jp/ja/member/list/


4. 指定事業者数  ※2021年3月8日 現在

   IPアドレス管理指定事業者数           464


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【 5 】イベントカレンダー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2021.3.16(火)                 AWSで作るIPv6対応Webサイト [JPNIC会員
                                限定セミナー] (オンライン)
  2021.3.19(金)                 第68回臨時総会 (オンライン)
  2021.3.22(月)~25(木)         ICANN70 (オンライン)
 ---------------------------------------------------------------------
  2021.4.12(月)~14(水)         ARIN 47 (オンライン)
  2021.4.14(水)~16(金)         Interop Tokyo 2021 [展示会] [後援]
                                (千葉、幕張メッセ+オンライン)
 ---------------------------------------------------------------------
  2021.5.10(月)~14(金)         LACNIC35 (オンライン)
  2021.5.17(月)                 RIPE 82 (オンライン)


     ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
      わからない用語については、【JPNIC用語集】をご参照ください。
             https://www.nic.ad.jp/ja/tech/glossary.html
                  ◇              ◇              ◇
            メールマガジン以外でも、情報を発信しています!
             JPNICブログ  https://blog.nic.ad.jp/
                 Twitter  https://twitter.com/JPNIC_info

               YouTubeでは各種解説動画を公開しています
       https://www.youtube.com/channel/UC7BboGLuldn77sxQmI5VoPw
     ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
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  https://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/2020/vol1790.html
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 JPNIC News & Views vol.1834 【定期号】

 @ 発行  一般社団法人 日本ネットワークインフォメーションセンター
          101-0047 東京都千代田区内神田3-6-2 アーバンネット神田ビル4F
 @ 問い合わせ先  jpnic-news@nic.ad.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
___________________________________
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