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    /P▲        ◆ JPNIC News & Views vol.2170【定期号】2025.7.15 ◆
  _/NIC
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◆ News & Views vol.2170 です
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毎月15日(土日祝の場合はその翌営業日)に発行している定期号では、特集記
事のみならず、業界メンバーのコラムや用語解説、統計などもお届けしてい
ます。

本号の特集では、2025年6月9日(月)から12日(木)までチェコのプラハで開催
された第83回ICANN会議(ICANN83)を取り上げます。JPNIC政策主幹の前村が
ASO ACメンバーとして精力的に関わっているICP-2 (RIR設立認定要件文書)の
大幅改定についての内容を中心に、いくつかの主だったフォーラムの模様を
詳しくお伝えします。

News & Views Columnでは、2025年7月2日(水)・3日(木)に開催した「Internet
Week ショーケースin 奈良」のNOCチームとして、会場ネットワークの構築や
登壇を行ってくださった、近畿大学大学院の丸岡哲也さんのコラムをお届け
します。「きっかけ」をしっかりとつかみ、今でも十分に鮮やかな活動に繋
げていらっしゃいますが、これからの活躍も大いに期待されます。

また、インターネット用語1分解説では、データを構造化してやりとりするの
に適した「XML」について、解説しています。

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◆ 目次
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【 1 】特集 「第83回ICANNプラハ会議報告」
【 2 】News & Views Column
       「『きっかけ』を繋げて」
         近畿大学大学院  丸岡哲也氏
【 3 】インターネット用語1分解説
       「XMLとは」
【 4 】統計資料
         1. JPドメイン名
         2. IPアドレス
         3. 会員数
         4. 指定事業者数
【 5 】イベントカレンダー

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【 1 】特集 第83回ICANNプラハ会議報告」
                                               JPNIC 政策主幹 前村昌紀
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第83回ICANN会議(以下、ICANN83)は2025年6月9日(月)から12日(木)まで、チェ
コのプラハで開催されました。

事務総長のKurtis Lindqvist氏が閉会後に公開した会議振り返りブログ記事
(*1)によると、ICANN83には2019年以降最多となった前回ICANN82シアトル会
議(以下、ICANN82)と同水準の1,300名以上が現地参加しました。一方、遠隔
参加は500名以上、参加国・地域数は129ということで、これらも前回ICANN82
と同水準でした。地域別の参加者は、欧州が46%とほぼ半数、アジア太平洋地
域は前回から微増の16%でした。

(*1) A Look Back at ICANN83
     https://www.icann.org/en/blogs/details/a-look-back-at-icann83-24-06-2025-en

毎年6月のICANN会議はポリシーフォーラムと呼ばれる一番小さな構成で、オー
プニングセレモニーやパブリックフォーラム、公開理事会などのフォーマリ
ティを排し、代わりに毎夕コミュニティカクテルが持たれます。各SO、ACが
自分たちの作業を進めつつ、親睦を深める会、という感じです。今回私は、
ASO ACメンバーとして、ICP-2 (RIR設立認定要件文書)改定の集中作業を主要
目的として参加し、ほとんどすべての時間を作業セッションで過ごしました。
本稿でもそのご報告が多くなりますが、他にも印象に残ったセッションをご
紹介します。


■ ASO ACによるICP-2改定作業

ICP-2改定作業は、2023年10月にNRO (Number Resource Organization; 五つ
のRIRの連合体) Executive Council (RIRのCEOによる代表会議体)からの依頼
に従って、ASO ACにおいて検討が開始されました。2024年10月8日にICP-2の
改定案の概要を示す「原則案」というものが公開され、同12月6日まで意見聴
取を実施、その後2025年2月にマレーシア・プタリンジャヤで開催された
APRICOT 2025に併催されたASO AC作業会合における集中作業により、いただ
いた意見の分析と改定案執筆を進め、同4月16日に改定案を公開しました。改
定案は「地域インターネットレジストリの認定、運営維持、認定取り消しに
関するガバナンス文書」、通称「RIRガバナンス文書」と命名されました。こ
の題名が示すように、現行のICP-2が設立認定の要件だけを定義していたのに
対して、改定案は運営維持に関する品質要件や、それを満たさなくなった際
の認定取り消しまでのライフサイクル全体を視野に入れたものになっていま
す。改定案は2025年4月16日に公開され、5月27日まで意見募集を行いました。
その間、各RIRでは専用のメーリングリストやRIRミーティングでの討議セッ
ション、ウェビナーなどを通じて意見聴取を同時に行いました。

ICANN83で合計6コマが設定された作業セッションは、寄せられた意見の分析
作業に充てられ、全員で手分けしてすべての意見に目を通し、カテゴリー分
けと反映の要否の初期案を作った上で、重要なものから全員で反映要否の初
期案を見直す、という手順で行いました。作業セッション以外にRSSAC、GAC、
ISPCP、ISPCPとは個別のセッションで改定案と改定作業の説明と質疑応答を
行い、APAC Spaceという地域コミュニティセッションやASO情報セッションと
して皆さんに門戸を開いた紹介の機会を作りました。これらで得られた意見
に関しても、分析作業に供されました。いただいた意見は、時には改定のス
コープから外れているものや、相反する意見もあり、すべての意見を反映で
きるわけではありませんが、丁寧に検討していると自負しています。

今回のプラハの作業セッションで、分析作業と今後の改定案修文体制の初期
検討を終えました。9月第2週にベトナム・ダナンでAPNIC 60会議が開催され
るまでには、新たな改定案を準備しなければならず、日程はタイトですが、
よりよい意見聴取とよりよい改定のために、頑張ろうと思います。

ICP-2改定作業に関しては、こちらのWebページに情報が集積されていますの
で、ご参照ください。

  Process for the review of ICP-2 and Timeline
  https://www.nro.net/policy/internet-coordination-policy-2/process-for-the-review-of-icp-2-and-timeline/


■ Nigel Hickson氏を偲ぶ

印象深かったセッションをいくつか紹介します。Nigel Hickson氏は英国人
で、ICANN GE (政府機関エンゲージメント)チームでの勤務や、英国政府代表
としてGACに参加、特に直近ではGACの副議長として、前回のICANN82にも現地
参加なさっていたのですが、会議が開催された3月の末に、訃報が届きまし
た。実は抗がん治療をなさっていたとのことでした。Hickson氏はICANNコミュ
ニティのたくさんの方々から知られ、愛された方で、ICANNだけでなくイン
ターネットガバナンスフォーラム(IGF)でもご活躍、発言はいつも饒舌で、時
に熱を帯び、マルチステークホルダーアプローチの伝道師と呼んでも過言で
はない方でした。

6月10日火曜日のコミュニティカクテルの後、GACセッションに使われる大き
な会議室を使って、「In Memoriam: Nigel Hickson」と題された追悼セッショ
ンが開催されました。コミュニティカクテルの飲み物を持ち込む方もいるリ
ラックスした雰囲気の中、生前の写真や事前にコミュニティメンバーから寄
せられたお悔やみがスクリーンに映されていました。コミュニティメンバー
が会場に2本立てられたフロアマイクに並び、Hickson氏へのお悔やみや、生
前の思い出を次々披露するだけという、特別な仕掛けのないセッションは、
かえってHickson氏の人柄を雄弁に語り、そして氏を亡くした悲しみを分かち
合うセッションでした。

会の様子は、ミーティングページの録画などの資料からご覧いただくことが
できます。

  In Memoriam: Nigel Hickson
  https://icann83.sched.com/event/246Wo/in-memoriam-nigel-hickson


■ How We Meet:今後のミーティング形式を議論

「How We Meet」は2024年7月から取り組まれている、現在のミーティング実
施形態・構成にどのような改善が求められるかを議論するプロジェクトで、
CO、ACからの指名者による少人数のグループによる議論と、コミュニティか
らの意見聴取によって検討を進めているものです。前回ICANN82会議ではプレ
ナリーセッションがもたれ、それによって初期報告書を公開、今回のセッショ
ンはパブリックコメントの結果を共有して今後の検討に向けてコミュニティ
の考えを聞くためのものでした。コミュニティフォーラムの1日短縮、主要
セッションの同日開催による効率化、経済的かつアクセスしやすい開催地の
優先、地域内移動のしやすさへの配慮、将来的なオンライン開催の可能性な
どが議題に挙げられ、実装可能性や影響に関していろいろな意見が出ていま
した。

年3回の会議を、コミュニティフォーラム、ポリシーフォーラム、年次総会と
別々のフォーマットとした2014年制定の会議戦略を運用して10年が経過、間
に感染症禍の2年あまりを経験、昨今は世界的な物価高騰傾向に直面していま
すが、ICANN会議はコミュニティによるポリシー策定の重要な要素に違いあり
ません。今後のプロジェクト最終報告書の検討に注視しようと思います。

このプロジェクトに関しては、こちらのコンフルエンスページに情報が集積
されています。

  How We Meet Project
  https://icann-community.atlassian.net/wiki/spaces/07eb329f83a74f93b60f9e135be8d0dc/pages/126451762/How+We+Meet+Project


■ コミュニティカクテル

毎夕開催されるコミュニティカクテルは、ポリシーフォーラムの大きな特徴
です。会議場のホワイエを使うので、会議室で取り組んでいたセッションが
終わったら各SC、ACの人々がだんだん集まってきて、飲み物を取りフィンガー
フードを摘まみ始めます。いろいろなコミュニティメンバーやそのご伴侶に
お会いして、仕事の話やプライベートの話に花が咲きます。ホワイエには必
ずステージが作られ、いろいろな発表がされます。今回は火曜日のカクテル
で、さまざまなSO、ACで個別事項の検討にあたったワーキンググループのチェ
アたちの名前が呼ばれ、感謝状を渡されていました。総勢30人ほどいたでしょ
うか。このような方々のリーダーシップによって、ICANNのいろいろな方針が
検討できるのです。


■ 最後に

今回の開催地プラハは、近世の石畳の街並みがいたるところに残る美しい街
です。会議場の近くにあるヴィシェフラドという城跡は、その名前が会議場
至近の駅の名前になっていますが、司教区の本部だった地域で、丘の上にそ
びえる城塞が雄大なところでした。

今回はASOの作業セッションを優先したため他のセッションをあまり見られま
せんでしたが、ICANN会議のWebページには、ポリシー検討状況や新gTLD次期
ラウンドの実施準備状況に関する事前資料が揃っています。ご参照ください。

  ICANN83 Prague Policy Forum
  https://meetings.icann.org/en/meetings/icann83/

ICANN83プラハ会議の報告会は、2025年7月31日(木)に実施する予定です。

  第73回ICANN報告会開催のご案内
  https://www.nic.ad.jp/ja/topics/2025/20250704-01.html

なお、上記報告会の内容については、本メールマガジンでも後日レポートを
お届けする予定です。

次回ICANN84・年次総会は、当初オマーンのマスカットで開催される予定で準
備が進んでいましたが、昨今の中東状況を考慮し、アイルランドのダブリン
に開催地が変更になりました。2025年10月25日(土)から30日(木)までの会期
は変更ありません。遠隔参加も可能で、その場合にも参加登録が必要です。

  ICANN83 Dublin Annual General Meeting
  https://meetings.icann.org/en/meetings/icann84/


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 ┃良かった                                                          ┃
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【 2 】News & Views Column
       「『きっかけ』を繋げて」
                                               近畿大学大学院 丸岡哲也
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

人生は、さまざまな「きっかけ」で方向付けられているように思います。振
り返ってみると、今の自分を形作っているのは、いくつかの重要な出会いや
経験でした。

私がネットワーク技術に興味を持った「きっかけ」は、大学3年生の時に受講
した「ネットワーク演習」という授業です。この授業は、CCNA (Cisco 
Certified Network Associate)レベルのCisco Networking Academyに基づい
て、実際にルーターやスイッチを触りながらネットワークを構築するという
ものでした。 それまでインターネットは「よく分からないけど、当たり前に
あるもの」でしたが、初めて機器を手に取り、ケーブルを接続し、コマンド
を打ち込んでネットワークを作った時の感動は今でも覚えています。「こん
な機器が世の中に山ほどあって、それらが複雑に繋がってインターネットを
構成している」ということがとてつもなく面白く、まるで巨大なパズルの一
片を手にしたような感覚でした。

これに刺激を受けた私は、ネットワークを専門とする研究室への配属を決め、
2024年に奈良で開催されたJANOG54には、会場ネットワーク構築(NOC)チーム
のケーブルチームとして参加しました。活動ではさまざまな背景を持つ人た
ちが、協力しながら一つのネットワークを作り上げていく様子を目の当たり
にしました。 ケーブルチームの仕事はすべての通信の基盤となる重要な役割
で、非常にやりがいがありました。しかし正直なところ、ネットワーク機器
の設定に触れられなかったことに、少し物足りなさも感じていました。「次
こそは、もっと深くネットワーク構築に関わりたい」という思いが心の中で
膨らんでいきました。

JANOG54の会期中、次の「きっかけ」が訪れました。関西地域のNOGである
NaniwaNOGの実行委員の方から「もしやる気があるなら、NaniwaNOGでNOCを
やってみないか?」というお誘いをいただいたのです。 当時、NaniwaNOGは
まだ1回しか開催されておらず、初回はNOCがありませんでした。つまり、
NaniwaNOG2でのNOCは大人も学生も手探りの挑戦となるのは明白でした。しか
し、私の中にあった「次こそは!」という思いと、「もっとこういう活動を
続けたい」という気持ちが重なり、即答で引き受けました。これが、私のコ
ミュニティ活動が一発屋で終わらず、継続的なものになった大きな「きっか
け」でした。

現在、私はTeam Shirankedoという、関西で活動しているNOCチームの学生リー
ダーを務めています。こうした活動を続けている理由は、私自身が多くの方々
から「きっかけ」をいただいた身として、今度は誰かにそのきっかけを作り
たいと思ったからです。私が作りたい「きっかけ」は、必ずしも大きなもの
である必要はないと考えています。ネットワーク技術に興味を持つきっかけ、
ネットワーク業界への就職を考えるきっかけ、ネットワークが専門の研究室
を志望するきっかけ。どんな小さなきっかけでも、誰かの人生を変える可能
性があると思います。

先日開催されたInternet Week ショーケース in 奈良では、Team Shirankedo
として会場ネットワークを構築しました。結果として非常に安定したネット
ワークを提供でき、参加者からもご好評をいただきました。しかし、それ以
上に嬉しかったのは、チーム全員が楽しみながら取り組めたことです。この
経験が、チームメンバーの誰かにとって、次の一歩を踏み出す「きっかけ」
になっていれば、これ以上の喜びはありません。私が受け取ったきっかけを、
次の世代へ、そしてその先へ。この繋がりが続くことで、ネットワーク技術
とそれを支える人々のコミュニティは、より発展していくと信じています。


■筆者略歴

丸岡 哲也 (まるおか てつや)

2003年 京都府生まれ。2025年 近畿大学大学院総合理工学研究科へ入学し、
ネットワーク研究室に所属。JANOGやNaniwaNOGなどのイベント会場ネットワー
ク構築活動への参加や、NaniwaNOG3の実行委員を務める。趣味はクラフトビー
ル……ということになっているが、実はお酒全般が大好き。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【 3 】インターネット用語1分解説
         「XMLとは」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

XML (Extensible Markup Language)は、W3C (World Wide Web Consortium)に
よって1998年に勧告された、データ構造を記述するための言語です。情報の
意味や構造をタグで明示的に表現できます。プレーンテキスト形式で記述す
るので、コンピュータにはもちろん、人間でもある程度読み解くことが可能
です。

一つのXMLは全体としてルート要素を一つだけ持ち、入れ子構造で要素を定義
します。要素は開始タグと終了タグのペアで表現します。独自のタグ名を自
由に定義できる高い拡張性を備えており、さらに属性を使うことで要素に追
加情報を持たせることも可能です。加えてDTD (Document Type Definition)
やその後継であるXSD (XML Schema Definiton)によって使える要素や入れ子
構造を定義し、この定義に基づいて構文上のエラーが無いことを機械的に確
認できます。

XMLは複雑なデータを堅牢性を保って扱う分野では現役ですが、記述が冗長で
す。そのため設定ファイルや高速性に重きを置く分野などでは、より簡便な
JSON (JavaScript Object Notaion)やYAML (YAML Ain't a Markup Language)
への置き換えも進んでいます。


参考情報

Extensible Markup Language (XML) 1.0 (Fifth Edition)
https://www.w3.org/TR/xml/
 
W3Cとは 
https://www.nic.ad.jp/ja/basics/terms/w3c.html

JSONとは 
https://www.nic.ad.jp/ja/basics/terms/json.html


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【 4 】統計資料
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1. JPドメイン名

o 登録ドメイン数(2025年2月~2025年7月)
--------------------------------------------------------------------------------------------
日付|  AD  AC    CO    GO   OR    NE   GR   ED   LG   GEO    GA    GJ     PA   PJ   TOTAL
--------------------------------------------------------------------------------------------
  2/1 | 255 3857 487248 838 41093 12562 5227 6454 1920 2032 1129793 81331  9309 1347 1783266
  3/1 | 254 3866 487959 839 41118 12551 5217 6461 1921 2031 1134322 81202  9665 1353 1788759
  4/1 | 254 3866 488347 842 41177 12540 5203 6459 1921 2031 1137840 81042  9657 1353 1792532
  5/1 | 254 3873 489072 842 41216 12531 5193 6468 1921 2027 1141901 80957  9640 1336 1797231
  6/1 | 256 3876 489669 847 41253 12482 5178 6470 1921 2025 1145034 80562  9802 1331 1800706
  7/1 | 257 3880 490268 856 41301 12464 5167 6497 1920 2024 1148938 80450  9644 1298 1804964
--------------------------------------------------------------------------------------------

 GA:汎用ドメイン名 ASCII(英数字)
 GJ:汎用ドメイン名 日本語
 PA:都道府県型ドメイン名 ASCII(英数字)
 PJ:都道府県型ドメイン名 日本語


2. IPアドレス

o JPNICからのIPv4アドレス割り振りとJPNICへのIPv4アドレス返却ホスト数
  (2025年1月~2025年6月)
------------------------------------------
  月 |   割振   |   返却   | 現在の総量
------------------------------------------
   1 |      512 |        0 |   92253320
   2 |        0 |     1536 |   92251784
   3 |        0 |        0 |   92251784
   4 |     9728 |     9216 |   92252296
   5 |        0 |      512 |   92251784
   6 |     1024 |        0 |   92252808
------------------------------------------

□統計情報に関する詳細は → https://www.nic.ad.jp/ja/stat/


3. 会員数  ※2025年7月11日 現在

 ---------------------
  会員分類  | 会員数 |
 ---------------------
  S会員     |      3 |
  A会員     |      0 |
  B会員     |      1 |
  C会員     |      4 |
  D会員     |     89 |
  非営利会員|      9 |
  個人推薦  |     28 |
  賛助会員  |     37 |
 ---------------------
  合計      |    171 |
 ---------------------

  会員についての詳細は → https://www.nic.ad.jp/ja/member/list/


4. 指定事業者数  ※2025年7月4日 現在

   IPアドレス管理指定事業者数           518


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【 5 】イベントカレンダー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2025.7.15(火)                 国内IGF活動活発化チーム第63回会合 
                                (オンライン)
  2025.7.19(土)~25(金)         IETF 123 (Madrid, Spain)
  2025.7.28(月)~8.1(金)        APAN60 (Hong Kong, People's Republic 
                                of China)
  2025.7.30(水)~8.1(金)        JANOG56 (島根県、島根県立産業交流会館 
                                くにびきメッセ)
  2025.7.31(木)                  第73回ICANN報告会 (オンライン)
---------------------------------------------------------------------
  2025.8.8(金)                  RPKIハンズオン/勉強会 (東京都、JPNIC
                                会議室 + オンライン)
  2025.8.17(日)~23(土)         SANOG 43 (Kingdom of Bhutan)
---------------------------------------------------------------------
  2025.9.4(木)~11(木)          APNIC 60 (Da Nang, Socialist Republic 
                                of Vietnam)
  2025.9.8(月)~11(木)          APTLD 88 (Belgrade, Serbia)
  2025.9.29(月)~10.3(金)       Africa Internet Summit 2025 (Accra, 
                                Republic of Ghana)


     ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
      わからない用語については、【JPNIC用語集】をご参照ください。
             https://www.nic.ad.jp/ja/tech/glossary.html
                  ◇              ◇              ◇
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 JPNIC News & Views vol.2170 【定期号】

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