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◆◆【 3 】News & Views Column
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 ◇ 人とインターネットと

                 JPNIC評議委員会リエゾンメンバー(JANOG)/(株)パワードコム
                                                               向井 将氏

  この原稿を北九州で書いています。第14回APNIC Open Policy Meetingが開催
  されているためです。アジア太平洋地域から多数の関係者が開催地である北九
  州に集まり、熱い議論が繰り広げられています。

  私がAPNIC OPMに参加するのは、これで2回目になります。1回目は、ちょうど1
  年前、台北で開催されたときでした。Global IPv6 Address Policyについての
  議論が始まったOPMです。日本では、IPv6普及・推進の波が起った時期でした。
  暑い台北で、世界統一ポリシーの必要性についての熱い議論に参加したことを
  憶えています。

  このときに気が付いたことが一点ありました。
 
  ルータやサーバなどの機器で構成された「インターネット」について議論して
  いるのは「人」であることです。当たり前の話なのですが、人と人が話し、人
  と人が理解しあい、意見がぶつかり……と、議論が繰り返され、現在のインター
  ネットが形作られているのだ、ということです。

  ポリシーについて議論が行われているRIRのミーティング。インターネットの
  根幹をなす技術についての議論が行われているIETF。それぞれのコミュニティ
  は、インターネットに対して違った側面からアプローチをしていますが、それ
  ぞれが目指すものは、「インターネットがよりよいものになるために」、この
  一点であると、私は思います。その一点の目標の達成にむけ、コミュニティこ
  そ違いますが、日々、人々の議論が続いているのです。

  私は、JANOGに参加していて同じような思いを抱いています。

  JANOGは主にメーリングリストで議論が行われますが、年3回JANOGミーティン
  グと称して、メーリングリストではできないようなプレゼンテーション、議論
  が行われています。問題を抱える人、解決手法を持つ人の意見がぶつかり合い、
  JANOGでも、人と人のつながりがうまれています。その人のつながりから、イ
  ンターネットの発展の一歩がはじまっていくでしょう。

  インターネット。The Internet。Netの間(Inter)には、「人」がいます。


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