2007/03/09 理事会
資料 1
IPアドレス管理指定事業者満足度調査結果
■報告事項
IPアドレス管理指定事業者を対象に実施した第1回の満足度調査(予備調査)の
結果を報告する。
■調査の背景
IP事業では改善に向けて自主的に取り組みを進めてきたが今後の取り組みを
検討するうえで、IPアドレス管理指定事業者の意見をさらに積極的に取り入
れる必要があるため、以下の計画に基づき、外部調査会社を利用した調査実
施を決定した。計画では以下3段階の調査を予定しており、今回の報告対象は
「予備調査」となる。
予備調査(2006年度) IP事業全般に関する評価確認、今後重点的な取り組みを
必要とする事項の洗い出し
詳細調査(2007年度) より具体的な問題点の洗い出し、改善の検討
結果に基づき、2008年度にサービス向上に向けた施策を
実施
確認調査(2009年度) 2008年度に実施した施策に対する効果の確認
■予備調査の概要
調査目的 : IPアドレス事業の問題点、改善点の洗い出し
第1回目として調査に対する習熟、知見の取得
調査対象・回答数: IP指定事業者381事業者、109回答
(1事業者からの複数回答含む)
調査実施期間 : 2006年11月15日(水)~12月15日(金)
調査方法 : 調査会社を経由したWeb調査
調査項目 : 「申請業務」
申請処理、手続きの説明、レジストリシステム
「コミュニケーション」
問い合わせ対応、JPNICからの情報発信、
各種ミーティング
■調査結果
・申請業務
手続きの説明への不満が最も強く、最優先で取り組みが必要
・コミュニケーション
オンラインコミュニケーションでは想定より高評価を獲得した
オフラインコミュニケーションについても経験者からの不満は少なかったが
経験者そのものが少なかった
■予備調査の評価と今後の進め方
想定以上に要改善点の絞込みができ、今後の調査に向けて知見を獲得できた。
今後の進め方は以下の通り。
2006年度中 今後に向けての検討
(結果分析、業務改善への取り組み、次回の調査計画)
2007年2月・4月 IP指定事業者への報告(調査結果・今後の取り組み)
2007年度以降 業務改善の取り組み実施
以上