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                                                     2007/03/09 理事会
                                                                資料 5
                                                           
             IPv4アドレス枯渇に対するJPNICの対応方針(案)
                                                            
[背景]

    複数の信頼できる予測によると、IPv4アドレス管理の最上位階層IANAにお
    けるIPv4アドレスの在庫は2011年5月前後に枯渇する。一方で、これに対
    する事業者の対策は進んでいない。この状況に対処するため、JPNICの対
    応方針を策定する必要がある。


[方針]

(1) IPv4アドレスの枯渇に適切に対応するアドレス管理ルール(アドレスポリ
    シー)の検討、策定、及び国際的な調整を行う。

        - IPv4アドレスの延命を目的とした管理ルールの変更は原則として行
          わない。

        - IPv4アドレス割り振りを終了するために必要となる管理ルールを検
          討、提案し、全世界的な調整を行う。


(2) IPv4アドレスが枯渇することの周知啓発を行い、各関係者へ対応の検討、
    実施を促す。

        - 国内、海外の関係者に対し、IPv4アドレスが枯渇することを周知啓
          発する。

        - 上記関係者に対し、既存の技術的解決策などの適切な情報提供を始
          めとした必要なサポートを行う。

        - 上記関係者に対し、これらの活動を通じて、関連団体とも連携して
          対応の早期検討、実施を働きかける。


(3) IPv4アドレス枯渇に対応する技術の更なる改良を促す。

        - 事業者において技術的解決策の実装が進む中で出てくる可能性のあ
          る問題に関し、機器ベンダや研究開発プレイヤーの動向を注視する。

        - 必要に応じ、機器ベンダや研究開発プレイヤーが対話、協同する場
          の提供を行う。

以上
            

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