1994/01/21
資料 1-3
議題番号: 93-015-S
議題: 「CIDR ブロック割り当て参加承認」
決議内容: SPIN プロジェクトの承認
付帯決議:
タイプ: 簡易vote
審議開始日: 93/12/20
承認日: 93/12/27
担当者: 吉村 伸 (IP WG)
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添付資料
1) IP WG 意見
今回はパイロットプロジェクトという性格上、現に接続を行なっているところ
に限定して、できるだけ早くブロック割り当てに対する要求と問題点をとりま
とめることである。
SPIN プロジェクトは適当と認める。
承認済分も参考として添付。
2) 申込
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[ 申込会員 ]
会員名:IIJ インターネット
なお、IIJ に関しては JPNIC 運営委員会において既に承認を受けています。
[ 質問事項に対する回答 ]
1) インターネット接続提供実績 (世界のインターネットへ経路をアナウンスする
ことを前提として接続を行なったネットワーク数、1993年12月1日現在)
10
2) パイロットプロジェクト期間中に接続を行なう推定ネットワーク数
50
3) 本パイロットプロジェクト参加によって期待される、貴会員において期待され
る効果に関して簡単に述べて下さい。
IIJ により接続される利用者は、企業の場合では C1 だけをインターネット接
続用として、利用することが多く、Routing aggregation により、IIJ インター
ネットから、インターネットへの経路情報を減らす効果を著しく期待できる。
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[ 申込会員 ]
会員名: Spin プロジェクト
[ 質問事項に対する回答 ]
1) インターネット接続提供実績 (世界のインターネットへ経路をアナウンスする
ことを前提として接続を行なったネットワーク数、1993年12月1日現在)
13 ネットワーク
2) パイロットプロジェクト期間中に接続を行なう推定ネットワーク数
50 ネットワーク
3) 本パイロットプロジェクト参加によって期待される、貴会員において期待され
る効果に関して簡単に述べて下さい。
CIDR によるアドレスブロックによって、複数のネットワークアドレスを取得
した場合、そのネットワークに対するアドレスはネットワークを表すネット
マスクを加えてネットワーク/ネットマスクという形で表すことが可能となり、
外部に対する経路情報、ドメイン内での経路交換に対するトラフィック、経路
管理を大幅に削減することができる。
しかし、既にアサインされたアドレスに対する経路は維持せざるを得ないため、
さらなる効果は望めそうもない。
経路情報の肥大するスピードをゆるめる程度になるかもしれない。
これらによって、CIDR ブロック割当を行なう際、ネットワークプロバイダが
接続されるホスト数を把握し適切なブロックの割当を行なうことで、アドレス
の虫食いを防ぎ、尚かつアサインされているアドレスの返却/割当を行なえば、
非常に多くの効果が期待できる。
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