メインコンテンツへジャンプする

JPNICはインターネットの円滑な運営を支えるための組織です

ロゴ:JPNIC

WHOIS 検索 サイト内検索 WHOISとは? JPNIC WHOIS Gateway
WHOIS検索 サイト内検索
                第6回 JPNIC 運営委員会議事録

開催日時:       1994年3月18日(金) 10:10-18:00
場所:           東京大学 大型計算機センター 大会議室

出席委員:       加藤朗、小西和憲、後藤邦夫、後藤滋樹、酒井伸啓、佐野晋、
                高田広章、辰巳治之、中村順一、中山雅哉、東田幸樹、平原正樹、
                丸山直昌、吉村伸

委任状提出委員: 相澤彰子、神山一恵

欠席委員:       苅田幸雄、松方純、村井純

招待者:         遠山真(科学技術庁)、岡敦子(WGスタッフ)
                布施勇、佐藤裕介、井爪健雄、吉澤文代、相崎智子、多田昌代、
                山上正代(以上事務局)
傍聴者:        3名

配布資料:
                  第6回 JPNIC 運営委員会議事次第
        資料1-1   第5回 JPNIC 運営委員会議事録
        資料1-2   「CIDR ブロック割り当て参加承認」
        資料1-3   第5回 JPNIC 運営委員会議事録の承認
        資料2-1   ドメイン名割り当て報告
        資料2-2   IP アドレス割当作業報告
        資料2-3-1 DB-IN グループ作業報告
        資料2-3-2 WHOIS/mail-server 利用状況報告 (1994/01/20-1994/03/17)
        資料2-4-1 DNS 管理グループ作業報告
        資料2-4-2 Number of Domains registered in DNS
        資料2-5   ニュースレター原稿案 (1994.3.18 運営委員会提出)
        資料2-6   事務局からの報告および審議事項
        資料2-7   第6回 JPNIC 運営委員会資料
        資料2-8   Address Allocation for Private Internets (rfc1597.txt)
        資料3-1   提案/苦情窓口について
        資料3-2   規程と会費細則の改定点
*close* 資料5-1   3/15 現在のドメイン名割り当て待ち状況
*close* 資料5-2   IP-ALLOC SUMMARY (1994/3/17)


議事

  平原 JPNIC 運営委員会委員長司会のもと、センター規程第30条第1項に基づき委員
の 2/3 以上の出席( 16名 )を確認し、第6回の JPNIC 運営委員会( 以降「運営委員
会」)の開催が宣言された。
  議事の確認に先立ち、JCRN からの運営委員として理事会より任命された辰巳治之委
員の紹介並びに JPNIC 事務局にアルバイトとして採用された多田正代さん、山上正代
さんが紹介された。

[ 公開議題 ]

1. 前回議事録の確認

  資料1-1~1-3 により、第5回の運営委員会議事録および電子メイルによる運営委員
会の議事録を一部修正の上確認した。


2. ワーキンググループ作業報告

2.1 DOM

  高田委員より、資料2-1 に基づきドメイン名の割り当て状況が報告された。


2.2 IP

  吉村委員より、資料2-2 に基づき IP アドレスの割り当て状況が以下のように報告
された。
  ・IP アドレスの割り当ては増えているが、公開されない巨大ネットワークに対する
    取り扱いに資料2-8 の割り当て方式を用いれば状況が変化する可能性がある。
  ・ネットワークプロバイダへの deligation パイロットプロジェクトは順調である。
    パイロットプロジェクトでは、以下の方針で進められている。
    (1) 既に IP アドレスが割り当てられている組織でも、外部との接続に内部の
        routing 情報を交換しない場合は、例外的にクラスC を 1つ割り当てている。
    (2) クラスC 16以上のアドレスが必要な場合は、deligate されたブロックからは
        割り当てを行なわない。
  ・現在、JPNIC に手持ちのIP アドレスが枯渇状況にあり、新たな割り当て要求を必
    要としている。


2.3 DB
 
  高田委員より、資料2-3-1 に基づき DB-IN WG から作業報告があった。
  ・作業ログの集計結果が示すとおり、月により100件程度の変動があるものの急激な
    増減はない。

  DB-OUT WG からの報告は、後ほど行なうこととなった。


2.4 DNS

  高田委員より、資料2-4-1 に基づき国内向け作業の報告があった。
  ・削除ドメインが多いのは、大半がドメイン名の変更に伴う削除である。
  ・DB IN での報告同様、新規の接続はほぼ一定して来ている。
  ・InterNIC から JPNIC へ DNS の deligation を受けたことに伴うトラブルが 2件
    あった。

  また、加藤委員より、資料2-4-2 に基づき国内・国外向き DNS の登録状況の報告が
あった。
  ・国内向けと海外向けの差は非常に減少してきている。

  これらに関連して各種質疑があり、現在 JPNIC で取得し、JEPG/IP でパイロット運
用されている AS番号と今後の取り扱いについては、次回、平原委員長から提案が行な
われることとなった。


2.5 PUB

  丸山委員より、資料2-5 に基づき JPNIC News letter の原稿案が報告された。これ
に関しては、本日の審議事項としてとり扱うこととなった。

  また、これに関連して JPNIC に対する「ご意見、質問」を受ける mailing list の
番号管理と対応文面に関する検討も審議事項として取り扱うこととなった。


2.6 RES

  中山委員より、JPNICに対する「ご意見、質問」を受ける suggestions@nic.ad.jp 並
びに complaints@nic.ad.jp の 2つの mailing list の準備を進めている旨の報告があ
った。


2.7 SOC

  後藤(滋)委員より、WG の活動報告ではないが、朝日新聞の記者から国内のインター
ネットの現状を記事にする際の正確な情報入手のために JPNICの各 WG chair を紹介し
てほしい旨の連絡を受けていることが報告された。


2.8 FUTURE

  東田委員より、今回は特に報告事項は無いことが報告されたが、JPNIC の法人化につ
いては、前々回と同様に議論を継続的に進めていく必要があることが確認された。そし
て、JPNIC の方向性についても個々に議論を進めてほしい旨要望があった。

  これに関連して、次回の JPNIC 総会では法人化のための議論を進めるための資料を
準備するとが確認された。


2.9 CHARGE

  佐野委員より、前回の運営委員会で指摘された課題を検討した旨の報告があり、この
件に関しては、審議事項として取り扱うことが紹介された。


2.10 APNIC

  担当者不在のため、後述することとなった。


2.11 RULE

  丸山委員より、資料3-2 に基づいて規定と会則の改定について説明があり、審議事項
として取り扱うことが確認された。


2.12 省際ネットワークについて

  後藤(滋)委員より、科学技術庁 科学技術振興局 科学技術情報課 の紹介があり、
同課 遠山真氏より、科学技術庁が関係省庁と協力して進めている省際研究情報ネッ
トワーク整備事業の背景、必要性、施策の概要、今後のスケジュール、利用方針等に
関して説明があった。

  これに対して、JPNIC側より以下の意見が出された。
 1) 各参加機関のインターネットへの接続形態(組織内の全ての計算機がインターネ
  ットに通信されるか、一部だけが通信できるか)によって IP アドレスの割り当て
  の必要性が変わってくるため、省際研究情報ネットワークの詳細設計が固まった段
  階で、取得が必要な全機関分のIPアドレスをまとめて申請することが望ましい。
  その時点で申請を行っても、割り当てには問題は生じない。
 2) 省際研究情報ネットワークが、インターネットとして国内外のネットワークと接
  続するのであれば、他のネットワークと同様に、インターネットの国内調整機関で
  あるJPNICの正会員となること(委員の選出、会費支払等が必要)を希望する。
 3) 省際研究情報ネットワークの整備・運用については、運用管理を充分に行なえる
  だけの技術を持つ人材を確保する方法について充分に検討することが必要と思われ
  る。


--- 昼食 & 休息 (12:30-13:15) ---


2.13 事務局

  平原委員長より、資料2-6に基づいて以下の報告と確認があった。
   
  1)「JPNIC委員の変更について」は「JPNIC 運営委員の変更について」と訂正され、
     内容の紹介があった。
  2)平成6年度のJPNIC会員への登録情報の変更有無の確認を行なった結果について紹
    介があり、回答のなかった会員に対しては事務局から再度確認することとした。
  3)第2回JPNIC総会等の開催について紹介があった。さらに、2)の回答があった会員
    のJPNIC委員には、この件は連絡済である旨の報告があり、他の会員については
    事務局より電子メイル等によりフォローを確実に行なうこととなった。また、総
    会等に関して、以下のことが確認された。
    ・総会、運営委員会については傍聴・マスコミの取材を可とする。
    ・投票については遠方会員の便宜も考慮し、委任状による代理人の権限行使を可
      とし、事務局よりJPNIC委員に対して事前に通達することとする。
  4)東京大学大型計算機センターの停電に伴うJPNICサービスの一時停止について報
    告され、会員に対して案内を行なうこととなった。
  5)平成5年度JPNIC運営委員会の出欠状況の報告があり、以下のことが確認された。
    ・第1回運営委員会では、委任状の扱いについて検討されていなかった。
    ・運営委員の交替について審議し、変更案を理事会に申し入れることとする。
  
2.3 DB-WG (続き)

  中山委員より資料2-3-2に基づきDB-OUT WG の報告があった。
  ・1994/02/14より、nic.ad.jp宛の whois 問合せを whois.nic.ad.jp に forward し
    て一本化するように変更した。

2.10 APNIC-WG

  中山委員より APNIC pilot project に関連する活動に関して以下の報告があった。
  ・202.in-addr.arpa、203.in-addr.arpa の DNS delegation を受ける準備を進めて
    いる。
  ・Australia の利用者から(本来は、AUNIC に行くべき) allocation request が 
    APNIC 用の TEL により問合せがあった他、InterNIC からも AP region に対する
    request が FAX により転送されるようになってきたため、作業体制を整備するた
    めに APNIC WG の活動支援学生アルバイトを今年度内、雇うこととする。
    当面の作業内容は、
    * APNIC pilot project 作成ドキュメントの和訳
    * APNIC に関連したJPNIC レポート (UNIX magazine) の英訳
    が挙げられている。

  これに対して、委員より来年度のアルバイト体制に関して質疑があり、以下のように
取り扱うこととなった。
  ・来年度もアルバイト体制について検討しているが、詳細は他のWGの活動計画にとも
    関連するため、予算編成の審議として取り扱うこととする。


3. ワーキンググループからの審議事項

3.1 CHARGE-WG

  佐野委員より、資料2-7に基づき1995年度以降のJPNIC会費の検討方法とその手順が提
案された。
  これに関して種々意見交換があり、おおむね以下のように扱うこととなった。
  ・臨時総会での投票方法や提案する会費案への条件等ついては、来週中をメドにして
    原案を作成し、会員への案内をJPNIC 運営委員会名で事務局より行なこととする。
  ・「1995年度以後のJPNIC会費案検討ワーキンググループ」のメンバーの資格につい
    ては、正会員の運用責任者から推薦のあった意見のある個人、およびJPNIC委員と
    JPNIC運営委員とする。
  ・会員への通知文章案「1994年度以後のJPNIC会費案検討ワーキンググループ開催の
    ご案内」で、第1回会議の開催場所は、機械振興会館研修1号室に訂正された。


3.2 RULE-WG

  丸山委員より、資料3-2に基づき JPNIC規程とJPNIC会員と会費に関する細則の改正に
関する提案があり、以下の意見が出された。

  ・規程の条文を改正する場合は、元の条文に「削除」と記載し、別の条文番号を付与
    して追加する必要があるのではないか?
  ・付則の改正に関しては、改正前の付則の後に新たな付則を追記する方法を取る必要
    があるのではないか?

  実際の改正に際しては慣例を確認してそれに習うこととした。また、総会では、現行
規程と改定案の比較表を事務局が作成し、改定審議の資料とする。

  (1) JPNIC規定の改訂案について
  ・ 7, 8, 13 条の改正に関しては原案通り承認された。
  ・ 31条は、「以下のいずれかとする」を「議決方法は以下の1とする。ただし、あら
     かじめその会議において議決した場合には、以下の2も採用できる」に訂正する。
     31A条は、「各会議の責任者は第31条2項による簡易承認投票によって承認された
     案件を、第29条1項の方法によって開催される次の会議において報告しなければな
     らない。」に訂正する。
     31B条に関しては、「各会議の構成員は」を「第31条2項による簡易承認投票を採
     用している会議の構成員は」に訂正することで承認された。
  ・ 34条は、「運営委員は、その任期満了後でも後任者が任命されるまではなおその職
     務を行なう。」追記することで承認された。
  ・ 36 条の改正に関しては原案通り承認された。
  ・ 37A, 56A条の追加に関しては原案通り承認された。

     また、委員より新たに提案があり、
  ・ 30条は、特に遠隔地の会員の不利を是正するために、「あらかじめ通知のあった事
     項については」を削除することで承認された。

  (2) 運営委員会内規案については今後整備を行なっていくことが確認された。

  (3) JPNIC 会員と会費に関する細則の改定案について
  ・ 1条は、「一口年額」を「一口」に訂正することで承認された。
  ・ 5, 6, 7条の改正に関しては、原案通り承認された。
  ・ 7A条は、訂正事項に関して
     *「2月末日」が前年度であることを明記する
     *「一口年額」の記述を「一口」と変更して体裁を整える
     ことで承認した。
  ・ 7B条は、「10月1日以降に入会した会員は後期会費のみを支払うものとする」旨
     の記述を追記することで承認した。


3.3 PUB-WG
  
  丸山委員より、資料3-1 に基づいて提案/苦情窓口に関して提案が行なわれ、審議の
結果以下のようにすることとした。

  {goiken,suggestions,kujo,complaints}@nic.ad.jp の応対処理は全て同じとする。
    1. 返送する文章は同一とする。
    2. 参照番号を一連番号とし、発信者が指定した宛先が識別できるようにしておく。

  具体的な文面等については、電子メイルにより審議を継続することとする。

  引続き、資料2-5に基づいてニュースレター原稿案について提案があり、以下の各点に
ついて要請があった。
  ・13.「事務局よりのお知らせ」については、事務局で完成するよう要請があった。
  ・付録(8),(9),(10) に関しては、できるだけ新しい情報を用いることが望ましいため
    中山委員に情報を提供して欲しい旨の要請があった。
  ・付録(12)の「JPNIC に関する著書・雑誌記事」について、もし追加があれば PUB WG
    に連絡するよう要請があった。
  ・付録(5)の「JPNIC公開文書の利用について」を、
    ftp.nic.ad.jp:/pub/{jpnic,jpnic-pub}/Copyright として中山委員が公開すること
    が確認された。
  ・Newsletter の最新の原案については、丸山委員から今晩中に committee@nic.ad.jp
    宛に提出するが、来週初めに印刷に回す予定であるため、早急にチェックして欲し
    い旨の要請があった。

  以上の議論に関連して、丸山委員より ftp server や JPNIC で行なっている各種サー
ビスの検査を行なう必要があるだろうという提案が行なわれた。


3.4 事務局

  事務局より、来年度予算に関して以下のように報告があり確認された。

  ・各会員(office-contacts@nic.ad.jp) 宛に来年度の会員登録に際して、会員情報の
    更新有無の確認を行なった所、昨日〆切で16会員より回答があった。残りの 8会員
    は未回答であり退会の可能性もある。現時点で、来年度は、1950万円の会費収入が
    見込まれている。
  ・来年度の出張旅費、通信費、レンタル費等に関しては今年度の実績に基づいて算出
    する。
  ・印刷、人件費等に関しては、来年度の各WG 活動に必要となる経費を推定して事務局
    宛に 3月22日までに連絡する。

  事務局は、未回答会員への連絡と各 WG の必要予算を合わせて予算案を作成し、電子
メイルを用いて連絡することとする。


3.5 その他

(1) 加藤委員より、資料2-8に基づき以下の報告があった。
  ・private Internet に関する Informational RFC として作成されている
    RFC1597.txt の status が不明であるため、現在、IAB メンバーに確認を行なって
    いる。この扱いによっては、本 RFC を翻訳し、 IP address の割り当てガイドを
    更新して公開して、今後の割り当て方法の検討を IP-WG で行なう予定である。

(2) Networld+Interop'94への出展に関しては PUB-WGで行なうことなった。これに関連
    する予算要求は WG 予算として事務局に提案することとする。

(3) ip-meeting'93 の予稿集が30冊程、JEPG/IP より寄付され、JPNIC事務局で管理して
    いるが無料で配布することとする。また、ip-meeting'94 は 10/6-7 大岡山近傍が
    予定されているが、変更の可能性もある旨連絡があった。


[ 非公開議題 ]

4. ワーキンググループ作業報告

4.1 DOM-WG
  
  高田委員より、資料5-1に基づき 3/15 現在のドメイン名割当待ち状況について報告が
あった。

  ・関連して、co.jp として申請を受理した組織のうち、地域ドメインとして扱うこと
    が適切であるケースがあり、申請者に連絡を行なって状況説明を行なっているとこ
    ろである旨の報告があった。
  ・「電子メイルで行なった申請の結果がなかなか届かない」という問合せが寄せられ
    ており WG 内での連絡の徹底等、確認作業を行なっている旨の報告があった。


4.2 IP-WG

  吉村委員より、資料5-2に基づき 3/16 現在の IP-ALLOC SUMMARY について報告があっ
た。

  ・申請処理の遅れは顕在化しているものはないが、JPNIC で保有する Class C のブロ
    ックが不足しており、割り当てが進まない状況に陥っている旨の報告があった。
    平原委員より InterNIC に対して割り当て要求を出すこととなった。

  ・クラスB の申請依頼が来ているものについては、RFC1597 の取り扱い方法の結果を
    待つこととしたい旨の報告があった。

4.3 その他

(1) 来年度の運営委員について

  今年度の運営委員会への参加状況等を元にして来年度の運営委員候補に関して議論が
行なわれた。会議会場の予約時間の関係で、この件に関しては、継続して審議すること
となり、次回の運営委員会に来年度の運営委員推薦候補を挙げて確認し、理事会に報告
することとした。

以上
            

このページを評価してください

このWebページは役に立ちましたか?
よろしければ回答の理由をご記入ください

それ以外にも、ページの改良点等がございましたら自由にご記入ください。

回答が必要な場合は、お問い合わせ先をご利用ください。

ロゴ:JPNIC

Copyright© 1996-2024 Japan Network Information Center. All Rights Reserved.