1994/07/19
資料2-9
InterNIC との RWhois/SWIP に関する打ち合せおよび作業状況の報告
日時 6年6月21日(火曜日)
場所 InterNIC registration service (Network Solutions Inc)
505 Huntmar Park Drive Herndon, VA 22070 USA
出張者 中山事務局長
松方運営委員
小島
対応者 Scott Williamson (Technical Manager) scottw@internic.net
Mark Kosters (Software Engineer) markk@internic.net
目的 InterNIC の whois data-base の更新が滞っていること、また
登録申請のメールに対して SWIP format による申請を行なって
欲しいとのメールが、事前の連絡もなくいきなり寄せられた事
に対して、InterNIC 側の状況を把握するとともに、今後の対応
について情報交換を行なう。
InterNIC 側の状況
RWhois は開発段階である。
SWIP による再割当て情報の登録は受け付け可能である。
IP address の割当(郵便/電話/FAX) 女性3名
Domain name の割当 男性1名
SparcServer670MP で name server を行なっている。
今後の対応
1. SWIP format を暫定的な更新方法として採用したい。
2. 今後の方向としては、rwhois による分散管理を目指している。
SWIP format について
ftp.nic.ad.jp:/pub/internet/rs.internic.net/pub/swip/README.format.dbxfr-1.3
を参照のこと。
network-specific information
individual-specific information
の送付/登録を行なっている。
network-specific information
必須項目
ntnum: ネットワークアドレス
ntsblk: CIDR アドレスのスタート
nteblk: CIDR アドレスのエンド
ntnam: ネットワーク省略名
actvd: アドレス割当日
org: 組織名
オプション項目
ntype: ネットワークタイプ
addr: 住所
cntry: JP
tech-c: 技術連絡担当者
inaddr-server: 逆引きネームサーバ
updt: 更新日付
source: JNIC
maint: JNIC
individual-specific information
必須項目
lname: 氏
fname: 名
org: 組織名
phne: 電話番号
オプション項目
nichanld: NIC ハンドル
addr: 住所
cntry: JP
mbox: 電子メールアドレス
fax: FAX
updt: 更新日付
source: JNIC
maint: JNIC
当面の処理: SWIP format を用いた再割当て情報の登録について
InterNIC での打ち合せ、およびその後の情報交換により、以下のように
処理することとなっている。
(1) NETWORK name に関しては、(ネットブロックで登録できるので)こちらで
加工する必要はない。
(2) activate date は、アドレスの割当日を入れるようにする。
30-Jun-94 の形式
(3) NIC handle に関しては、一意性が確保されるものにする。
各 NIC の情報を利用する方法として XXX-AU といった形式を
AUNIC では採用している。
同様に <JPNIC handle>-JP を NIC handle とすることとした。
(4) update は、登録申請日を入れる。(メールを送る日)
日付の後に、SWIP を送った人のイニシャルを入れる。
940630-120000 kojima
(5) source: maint: は、 JNIC とする。
ftp.nic.ad.jp:/pub/internet/rs.internic.net/pub/swip/maintainer.list
を参照のこと。
(6) 問題点/課題
住所の英語表記がまちまちのため、SWIP フォーマット作成時に、
編集の手作業が必要となっている。
表記法の統一が必要であると感じている。
組織名についても同様のことが言える。
<JPNIC handle>-JP を NIC handle とすることとしたが、全て
この形式にするためには、JPNICの全個人情報のSWIPデータを
送らなければならない。
今後の方向: RWhois について
DRAFT RWhois Protocol Specification 6/17/94 を入手
Scott氏がclient programの開発を担当
Mark氏がserver programの開発を担当
新しい version には、MIME ヘッダのような field を追記して
multi language をサポートしたいと言っていた。
URL (WWW) への対応も検討している。
日本語も処理できる rwhois server の開発を行なうことが必要
だと感じている。(JPNIC)