1995/03/07
資料2-9
Finance-WGミーティング報告 (1995/3/7/Finance-WG 佐野)
日時: 3月1日 10:00-18:00 @東大
出席者: 吉村,加藤/谷村(SPIN),高田,小島,平原,小西,松山,後藤(邦),貝田,
小川(アシュームソフト),中山,丸山,東田,神山,佐野(司会&記録)
次回: 4月15日(土) 機械振興会館会議室
◇
当日のWGでの合意事項/検討事項:
1. 実施時期
総会後 6月1日に実施
2. 95年の登録手数料について
以下の問題により,当初計画していたアドレススペースに比例した料金体系は
見直した方が良いという意見が多数であった.
* 国際的なコンセンサスが難しい
* IPv6の実施が無視できなくなってきた.(現行案は IPv4 をベースにしたもの)
* 手数料(=実費)という概念からの逸脱 → 消費税,法人化とも関連
登録件数にほぼ比例する案を検討.次回会議までに見積りを作成(→事務局&finance)
例1) 1件あたり1万円
例2) 1件あたり1万円 + アドレスあたり1千(?)円
さらに,96年度以降の保守料についてもアドレススペースに比例した体系より,
たとえば NSP会費のカーブを変更するなどの対策のほうが現実的である意見が
でた.(→いくつかの案をFinanceでシミュレーション).
一方で,すでに前回の総会で決まったことなので,簡単に変更すべきでない,
という意見もあった.
3.集金
次の3つのケースを考える
1) JPNIC直接集金
2) JPNIC会員による代行集金,会員を経由して登録者に請求
3) JPNIC会員の立て替え,会員に請求(外税),価格に転化(内税)
1)については,事務局で引続き検討,2/3)については,加藤/谷村氏に
次回までに叩き台をつくってもらう.
(課題)ディスカウント.JPNICの手間軽減分,NSPのコストの見積り
4. 事務局集金問題
郵便振替が良い.集金代行業者にについてはあまりメリットがないという
予想があるがさらに調査をすすめる(→事務局)
5. 一般的なルールと支払時期
一般的には,ドメイン,アドレス共に
* 初期登録,取得し直し … 有料
* 属性/記述内容の変更,返却(廃止) … 無料
とする,アドレススペースを小さくする方向での取り直しは無料すべきで
あるという意見あり.支払い時期に関しては以下の通り:
* 割り当て後,2か月以内の支払を要求.
* 割り当て後,1か月から確認作業.
* 割り当て後,3か月たっても支払いない時は取り消し.
6. ドメイン名,IPアドレスに関する詳細
→詳細は担当WG検討,次回までにドキュメント作成
7. 規約,細則の改定
規約の52条の修正と新規細則が必要.
→担当WG次回までに案を作成
9.ドキュメンテーション
総会までに,JPNICの説明資料,料金に関するパンフレットを作成する必要あり.
→各WG,PUBWGに依頼