1995/11/21
資料3-2
1995年10月17日
JPNIC事務局御中
JPNIC会員ネットワークの運営母体である団体より
JPNIC運営委員会、IP-WG, DOMAIN-WGにおいて以下を審議頂くようお願い申し
上げます。一般論としての議論は、「ある会員」からの審議依頼として公開の場で、
特定のネットワークプロバイダに関しての話は非公開の場で行なって下さい。
1. 審議依頼事項
ネットワークプロバイダの運営形態にともなう、ドメイン名の引き継ぎ、
JPNICから割当を委譲されたIPアドレス空間引き継ぎ(顧客用、NOC用それぞれ)
の可否。現在の譲渡不可能というルールに抵触しない範囲で、引き継ぎを
区別できるか。
・IPアドレスの引き継ぎが望ましい理由
顧客がIPアドレスを変更しなくて済む
NOCのIPアドレス再構成も大変な手間で、サービスを中断したくない。
・ドメイン名について
user@xxxx.or.jp 方式でユーザがメイルアドレスを持つ場合、サービスが
継続するかぎり同じアドレスである必要がある。
管理ドメイン(ad.jp)については、プロバイダの継続かつ組織変更の場合には
引き継ぎを認めて良いのではないか。
・難しい点
IPアドレスや、ドメイン名が商標、サービスマークや、営業権に結び付き
引き継ぎに際しそれらに関した金銭の授受があると、アドレス、ドメイン名の
売買という考え方に結び付きかねない。
今後可能性がある変更例
1) プロバイダAとBが合併する。
2) プロバイダAは非営利任意団体が運営してきたが、現在の参加者の有志と
他の出資者による株式会社への運営に変更する。