1998/4/17 運営委員会
資料 3-1
JPドメイン名登録検討部会報告
[検討部会開催の報告]
1998年4月7日 検討部会
[主な検討事項(順不同)]
- 病院が使うドメイン名
・DOM WG 案:
病院という単位で地域型ドメイン名の登録を許す
背景/理由:
病院の運営母体が社会保険組合といったケースをどうするか?
患者は病院の運営母体を意識していないことが多い
患者が使うドメイン名ではないという意味で、学校とは違う
・DOM WG としては規則のマイナーな変更と考えているが、水島さんに集
めて頂いた意見では、大幅な変更が議論されている
・継続審議 → 運営委員会の意見を聞きたい
- ドメイン名移転について
・ドメイン名移転申請に必要な書類の明確化(質問が多い)
ドメイン名登録原簿記載事項変更届けに加えて、
1. 合併の場合: 合併の記載ある商業登記簿謄本
2. 営業譲渡の場合: 以下の3点
・ドメイン名移転合意書
・公正取引委員会の受理証明の写し
・営業譲渡契約書の抄本(省略できないか検討)
3.親子会社: 以下の2点
・ドメイン名移転合意書
・子会社の株主名簿の写し
・以上をドキュメント化して会員等にお知らせ
・移転が許される要件にはあてはまらないが、それに準ずるものについては
理事会審議となる。理事会審議の手順を理事会で検討してもらう
・手続きが整備できたら、手数料を取る方向で考える
- ドメイン名登録等の取次ぎ規則
・会費制度まで含めた議論が必要で、指定業者のみを非会員も可能とするの
は適切でない
・法律的な問題の検討を弁護士に依頼
・「当面、指定業者を会員限定とする」旨を付則に追加する方向で考える
・提案理由書を作成する → 弁護士に依頼
・より緩い表現の規則を作って原案と比較する → 弁護士に依頼
- 任意団体の GRドメイン名申請について
・組織名称があきらに法人のケースや法人の部署のケースをどうするか?
・機械的な判断が難しく、事務局の手間を増やしている
結論:
・GRドメイン名の組織種別は「任意団体」に固定する
・任意団体のドメイン名登録申請フォームを他と分ける方向で考える
・任意団体のドメイン名登録申請フォームには、「~~は任意団体である」
といった確認文言を入れ、印鑑を押してもらうことで、あきらかに法人と
思われる組織名での申請を防止する
・以上の文言を入れることで、責任は原則的には申請者にあると考える。た
だし、それでもあきらかに法人名を書いてくる場合には、可能な範囲で確
認をとる。部署は OK として確認しない
- 学校ドメイン名
・補正予算で学校のインターネット整備に大きい予算がつくという報道がある
・アンケートの結果、ed.jp 案が圧倒的に多数となった
・第3階層に学校をフラットに登録する場合に、どの程度名前が衝突するか、
衝突回避のガイドラインについて検討する → 作業中
・次回の DOM WG ミーティングで結論を出したい
- 個別審議
・任意団体からのGRドメイン申請の関連
・外国の政府機関の外郭団体の OR 申請
[審議事項]
- 今回は特になし
- 学校と病院のドメイン名については、結論が出次第、正式投票にかけたい。
意見がある方は、早めにお願いしたい
[今後の予定とスケジュール]
1998年4月28日 10:00~17:00 検討部会