1998/07/13 運営委員会
資料 1-1
第 13 回 社団法人 JPNIC 運営委員会議事録(案)
開催日時 : 1998 年 5 月 26 日 (火) 10:05 ~ 18:30
場 所 : JPNIC 事務局 会議室
出席委員 : 荒野 高志、 浦田 治、 太田 順子、 岡 敦子、
奥山 徹、 大林 正英、 河北 隆生、 川崎 基夫、
小西 和憲、 後藤 滋樹、 佐野 晋、 白橋 明弘、
高田 広章、 高橋 徹、 田代 秀一、 谷村 拓也、
中村順一(PM)、 藤野 貴之、 前村 昌紀、 丸山 直昌、
水越 一郎、
欠席委員 : 林 一司、 鈴木 亮一、 ヴィンセント ギベス、
提出委任状: 水島 洋、
前運営委員: 今津 英世、 神山 一恵、
事 務 局 : 東田 幸樹(事務局長)
吉沢 文代、 小島 育夫、 志々目 幸憲、森下 泰宏、近藤 美菜子
傍聴者 : 8名
配布資料:
[公開資料]
資料 1-1 電子メイル会議 審議記録
資料 2-1 JPドメイン名登録業務に関する報告
資料 2-2 IPアドレス、AS番号割当業務に関する報告
資料 2-3 データベース管理業務に関する報告
資料 2-4 広報活動業務に関する報告
資料 2-5 情報提供業務に関する報告
資料 2-8 システム管理業務に関する報告
資料 2-9 JPNIC会員に関する報告
資料 2-10 会費に関する報告
資料 2-11 手数料に関する報告
資料 2-12 御意見、苦情に関する報告
資料 3-1 JPドメイン名登録検討部会報告
資料 3-9 調査研究部会報告
資料 5-2 学校教育検討部会(SEDU-WG)の基本活動方針案
資料 5-3 1998年スケジュール
議事
佐野(社)JPNIC 運営委員長司会のもと、センター規程第 13 条第 1 項に基
づき、委員総数の 2/3 以上の出席( 委任状 11 通を含めて 20 名 )を確認し、
第 13 回の (社)JPNIC 運営委員会( 以降「運営委員会」という)の 開催が宣言
された。
1998年度運営委員会の運営について
* 理事会より任命された1998年度運営委員の紹介が行なわれた。
* 運営委員会の運営方針は、基本的に前年度の運営方針を継承する。
* 検討部会のメンバについては、基本的に主査の判断で登録削除が可能で
ある。しかしながら、運営委員会で承認後正式なメンバとなるため、変更
があった場合は明確に伝えてほしい。
[決定事項]
検討部会の構成案が承認された。
‥各部会の主査は 6/2 までに事務局宛に新メンバの氏名(メイルアドレス)
を連絡することとなった。
* 今年度の運営委員会のスケジュール
[決定事項]
1998/6/18 (木) 第 14 回 運営委員会
7/13 (月) 第 15 回 運営委員会
8/18 (火) 第 16 回 運営委員会
9/16 (水) 第 17 回 運営委員会
10/15 (木) 第 18 回 運営委員会
11/13 (金) 第 19 回 運営委員会
12/21 (月) 第 20 回 運営委員会
1999/1/19 (火) 第 21 回 運営委員会
2/17 (水) 第 22 回 運営委員会
3/18 (木) 第 23 回 運営委員会
4/16 (金) 第 24 回 運営委員会
5/24 (月) 第 25 回 運営委員会
関連団体のスケジュールが分かっている場合は今週中に事務局にしらせて
欲しい。
運営委員会議事録査読担当委員の確認が行なわれた。
*担当 高橋運営委員、岡運営委員
[公開議題]
1. 電子メイル会議の確認
事務局 小島より、資料1-1に基づき、電子メール会議での議決事項の確認
が行なわれた。
2. 事務局からの報告
2.1) JPドメイン名登録業務に関する報告
事務局 小島より、資料2-1に基づき報告があった。
*3月および4月は、約 3,000件のドメイン名申請があった。
*昨年度末、登録ドメイン名は4万件を突破した。
2.2) IPアドレス、AS番号割当業務に関する報告
事務局 志々目より、資料2-2に基づき報告があった。
2.3) データベース管理業務に関する報告
事務局 志々目より、資料2-3に基づき報告があった。
*パソコンのメイラーが原因でフォームが不備となり、修正を必要とする
処理が相対的に増加した。
*4月のwhois の総検索件数は 82 万件となった。
2.4) 広報活動業務に関する報告
事務局 小島より、資料2-4に基づき報告があった。
2.5) 情報提供業務に関する報告
事務局 小島より、資料2-5に基づき報告があった。
*前月と比較するとアクセス件数はやや落ち着いたように感じられる。
2.6) システム管理業務に関する報告
事務局 志々目より、資料2-8に基づき報告があった。
*この報告は、システム全体のリソースが足りているかどうかを把握
することを目的としている。
報告形式の改善を行う。(担当:事務局)
*セカンダリネームサーバについて
JPのセカンダリネームサーバの運用について
海外のccTLDセカンダリネームサーバをJPNICが引き受けるかどうか
問題点を整理し、方針案を作成する。(担当 DB 検討部会/事務局)
2.7) JPNIC会員に関する報告
事務局 吉沢より、資料2-9に基づき報告があった。
*入会金未払いのため承認が徹回されたところが 1 件あった
2.8) 会費に関する報告
事務局 吉沢より、資料2-10に基づき報告があった。
2.9) 手数料に関する報告
事務局 吉沢より、資料2-11に基づき報告があった。
2.10) 御意見、苦情に関する報告。
事務局 吉沢より、資料2-12に基づき報告があった。
*JPNIC の Domain Dispute Policy に関する問い合わせについて
ドメイン名登録等に関する規則の英訳を弁護士に依頼している。
弁護士と相談の上ドメイン検討部会で返答を含め検討する
2.11) その他の報告
丸山副理事長より、以下の報告があった。
*第4回総会について
全ての議事について承認が得られた。
総会後に IPv6 の講演会を行った。
懇親会の参加者は比較的少なかった。
*第 6 回理事会について
新理事会の構成の決定、新運営委員長の任命、新運営委員の任命等
が行なわれた。
3. 検討部会からの報告
3.1) JPドメイン名登録検討部会報告
高田委員より、資料 3-1 に基づき報告があった。
*ドメイン名登録に関する解説文書について
ご意見は、ドメイン名登録検討部会までお寄せ下さい。
*教育ドメイン名
属性型ドメイン名で、教育を受ける者が使うためのドメイン名として
新設する方向で検討中である。
3.2) IPアドレス、AS番号割当検討部会報告
水越委員より、資料3-2に基づき報告があった。
*IPアドレス割り当て遅延について、会員への説明が遅れていた。
*ドキュメント発行/改訂について JPNICの経験を伝えて行くことは
重要である。
APNICに対し提案を行う。(担当:IP,INTL部会)
3.3) データベース管理検討部会報告
奥山委員より、資料3-3に基づき報告があった。
3.4) 広報活動検討部会
中村委員より、以下の報告があった。
*JPNIC通信について白橋委員より以下の提案があった。
今後は JPNIC 通信についての、題材の提案、執筆願い、編集部とのやりとり
に関しては事務局に依頼したい。
*取材の対応報告について以下の議論がなされた。
取材した場合はフォーマットを決めて取材レポートを残してほしい。
いつ、誰が、どこで、どのような内容で、
運営委員が JPNIC として取材に対応する時は原則として事務局で行なう。
また、運営委員が JPNIC として取材に対応する時は広報担当事務局が
記録を取る。
対外的にタイムリーに広報できる人が必要である。
3.5) 情報サービス検討部会報告
神山委員より、資料 3-5 に基づき報告があった。
*WEBの業務委託に関しては検収作業が進んでいる。
*RFC-jp プロジェクト
5/28の会議で覚書を確認し、次回の運営委員会で著作権・権限関係の
議論などをまとめて報告することになった。
3.6) 統計データ検討部会報告
特に報告はなかった。
3.7) 国際連携検討部会報告
荒野委員より、以下の報告があった。
*APNICのオーストラリアへの移転にともない、法的文書の整備を行なっている。
*APCC-TLDについて
APCC-TLDに関する会議が 7/21 ジュネーブで開かれる予定である。
*INTL-WGは内容が増えてきたのでサブグループ分けしたほうがよいのでは
ないか?
海外からもコンタクトパーソンを明確にしてほしい旨、要請されている。
3.8) 財政問題検討部会報告
特に報告はなかった。
3.9) 教育部会報告
特に報告はなかった。
3.10) 調査研究部会報告
白橋委員より、資料 3-9 に基づき報告があった。
*調査委託について
会員にとっても有益な調査になることを説明できるようにならなければ
ならない。
調査のメリットについて → 審議事項
*PGP について
早々に実験運用予定、お知らせ案は今週中に committee へ送る。
jpnic-infoで通知し, WEB で公開する。
3.11) 歴史編纂部会報告
岡運営委員長より、以下の依頼があった。
*歴史編纂的資料は、事務局まで。
3.12) その他の報告
佐野運営委員長より、以下の報告があった。
*5/20に行なわれた第 1 回 InternetWeek 98 の実行委員会について
去年の主催はJPNICであったが、今年の主催は実行委員会とし、
JPNICは共催または後援する。
JPNIC は実行委員会事務局を引き受ける。
去年のチュートリアルは独自に行なっていたが、今回はプログラム
委員を構成し検討することになった。
4. 関連組織団体からの連絡および報告
4.1) JEPG/IP からの報告
特に報告はなかった。
4.2) JPCERT/CC からの報告
大林 委員より JPCERT/CC の役割・最近の状況の説明があった。
*報告件数は月々増加している。特に被害がなくとも気づいたときは
報告してほしい。
5. 審議事項
5.1) JPNICデータベース情報の目的外使用について
川崎委員より、資料に基づき説明があった。
*whois DB の2次利用について
ドメインリストの加工/whois gateway へリンクするページがあり、
JPNIC からの情報であることが分かりにくい。
spam の原因、個人情報の流出の問題が生じる。
JPNIC データベースを利用したダイレクトメールの送付。
*個人情報でダイレクトメールを送付した組織には事実確認し、対応を
する。
*whois DB の2次利用に関しては担当を決め検討をする。
担当:今津氏、奥山委員、佐野委員
5.2) 学校教育検討部会(SEDU-WG)の基本活動方針案
太田委員より資料 5-2 に基づき説明があった。
*運営委員会終了後ミーティングを持つことになった。
5.3) 調査検討部会の調査委託に関して
白橋委員より資料 3-9 に基づき説明があった。
*調査内容に関する議論が行われた。
部会に一任するということが確認された。
傍聴者からの意見
※ IPアドレスの追加の委任の今後について、処理はスムーズになるのか。
スムーズに委任が行えるよう努めて行きたい。
APNICより、より詳しい報告を求められる場合があることを、ご承知
おきいただきたい。
※ IPアドレスは現状でどれくらい余裕があるのか?
資料 2-2 の委任アドレスの部分を参照いただきたい。