99/04/16 JPNIC Committee
iDNS に関する報告と審議 moto kawasaki
(文中敬称略)
(0) 審議事項
iDNS プロジェクトへの対応を task force を結成して検討してよろしいか
審議をお願いします。
(1) 経緯と予定
99/03/04 APNG iDNS BoF @ Singapore
ドメイン名の i18n についていくつかの試みが報告された。
iDNS は APNG のプロジェクトとして進めることが確認され、JP の窓口として
田代(ETL/APTLD/JPNIC)尾内(NTTS)両氏を指名した
99/04/15 iDNS BoF (see (3))
99/06? iDNS testbed 開始?
99/06/下 INET'99 @ San Jose
iDNS 関係の mtg を予定(JP から状況報告が期待されている)
99/09/下 APAN @ AU
iDNS 関係の mtg を予定
99/12/下 iDNS testbed 終了?
(2) iDNS とは
x 現在の DNS では英数字とハイフンに限定されているドメイン名を i18n 化する
ために APNG iDNS プロジェクトが進めている実装提案が iDNS である。
http://www.i-dns.com/
x iDNS testbed には、TWNIC, CNNIC, THNIC, KRNIC, SGNIC, MYNIC, HKNIC,
InterQ(Japan) が参加を表明している
x 中心的人物は Tan Tin Wee(APNG chair), James Seng(APNG next chair)
x iDNS を使えば、「ウェブ.食べ物.日本」といった日本語ドメイン名を
利用可能となる。(仏独中その他の諸言語でも同様)
x エンコーディングの仕組みは、各国語を Unicode(UTF5) 化して既存の
DNS システムが扱える文字列に変換する
各国語 => Unicode => UTF5
日本 => \u65E5\u672C => M5E5M72C
x ドメイン名の構造では .i TLD を新設する提案だが、testbed では
idns.nus.sg のサブドメインとして実験する。
x iDNS サーバの構成
各国語でエンコードされた iDNS ドメイン名を UTF5 に変換して、適切な
(i)DNS サーバに query を中継する iDNS proxy サーバが中核的な役割
x iDNS クライアントへの要求
iDNS proxy server へ各国語でエンコードされた iDNS ドメイン名を
送出できればよいので、基本的には 8bit thru であればよい。
(3) iDNS BoF
「まず iDNS について学ぶ」目的で、BoF(勉強会)を行い
iDNS システムの理解と論点の抽出を行った。
会議名: iDNS BoF
日時: 99/04/15 13:00-15:30
場所: JPNIC 事務局 2F 会議室 C
参加者: 尾内(NTT-S)・史(早大後藤研)・佐野・白橋・河北・川本・川崎