2000/1/20 運営委員会
資料 2-8
システム管理業務に関する報告(1999年12月22日~2000年1月19日)
■報告事項
1. 「西暦2000年問題」にかかる JPNIC の状況について
2. Y2KCC/JP 事務局ネットワークとの peering 解除について
3. PGP 公開鍵サーバの再開について
1. 「西暦2000年問題」にかかる JPNIC の状況について
本日現在まで、JPNIC および JPNIC が管理するシステムにおいて、コン
ピュータ2000年問題に起因する重大な問題は発生していない。
JPNIC では本日までに、以下の事前準備および年末年始における要注意日
における対策を行った。今後も引き続き、状況を注視していく予定である。
1)事前準備
・各システムにおける対応作業
・アナウンス
- Y2K Statement の公開(1999年10月29日、1999年12月13日)
- 年末年始の業務予定の公開(1999年12月6日)
- 会員向け緊急連絡先アナウンス(1999年12月13日)
・外部関係各機関との緊急連絡網の作成
- 各 JP 公式セカンダリサーバマシン管理担当者
- Y2KCC/JP
- JPCERT
- NSPIXP2(KDD)
- APNIC
・非常用電話回線の準備
2)要注意日の体制および状況
・1999年12月31日12:00~2000年1月1日21:00
- JPNIC事務局待機 6人、自宅待機 8人体制
- 1時間毎にシステムヘルスチェックおよびStatus ReportをWebで公開
- 外部からの電話については、Y2KCC/JP より協力依頼が1本
- Y2KCC/JP に JP DNS/WHOIS に関する速報を連絡(2000年1月1日 0:03)
- 理事・運営委員に対応状況を連絡(2000年1月1日 14:00)
・2000年1月2日
- 申請処理システムの動作確認テストを行い、異常がないことを確認
・2000年1月4日
- 通常業務開始
3)事後処理
・Y2Kページのクローズ
- 1月末を予定
・今後のチェック体制の整備
2. Y2KCC/JP 事務局ネットワークとの peering 解除について
Y2KCC/JP 事務局のクローズに伴い、NSPIXP2 における
JPNIC <=> Y2KCC/JP事務局間の peering 解除の設定を行った。
3. PGP 公開鍵サーバの再開について
2000年1月14日より、PGP 公開鍵サーバの実験サービスを再開した。
(以上)