2000/2/21 運営委員会
資料 3-5
企画・国際部会報告
1. APNIC EC選挙について
今回、日本、香港、オーストラリアの議席が改選(3年任期)となる。
JPNICから、副運営委員長/企画・国際部会メンバー/IP-WG主査の荒野氏に
立候補していただくこととなった。ただし、荒野氏は既にICANNのACの任に
ついており、ACとECを兼務することがAPNICによって認められなかった場合
には、かわりに丸山副理事長に立候補していただくこととする。
2. APRICOTスポンサーシップについて
APRICOTにおいてはJPNICからも毎回プレゼンテーション等を行っており、
JPNICとアジア各国との接点として活用してきた。今後はICANN等でのJPNICの
国際活動展開ためにはこのような接点の重要性は増して行く。また、今回は
IP-WGメンバーがAPNIC SIG(Special Interest Group)で複数の発表を行い、
IPアドレスをリーズナブルなコストで安定的に供給するための方策を提案する。
従って、このイベントはJPNICが日本でIPアドレスを効率的に供給することに
直接資するものである。これらを考慮し、JPNICから10,000USドルを支出する
こととした。
3. アジアのインターネット動向調査について
業者に委託し、アジアにおけるインターネットの活用状況、普及や運用にお
ける問題点や支援策などを調査することとなった。
調査に際しては、国際部会メンバー(IP部会、ドメイン部会メンバー兼任者
含む)および事務局国際課から担当メンバを決め、このメンバとのあいだで
密接に連絡をとりながら進めてゆく。
3月のAPRICOTにおいて中間成果の発表を行い、その結果を調査に活用する。
4. CENTR との係わり合いについて
欧州のccTLDの集まりであるCENTRは、ICANNにおいて活発な活動を行ってお
り、ccTLD constituencyの実質的活動の中心となっている。
APTLDとCENTRとのリエゾン関係を作り、APTLDを通してCENTRとJPNICが密接
に連携できる体制を整える。
CENTRとのリエゾンにあたり、費用が発生する場合、APTLDの予算の増加分を
できるだけJPNICから支出できるように考える。