2000/5/25 運営委員会
資料 3-5
企画・国際部会報告
1. 部会開催
(1) 日時:4月26日 18:50-22:00
出席: 荒野、荻野、後藤、小西、佐野、坪、東田、堀田、丸山、田代、
岩谷、宇井、大橋、近藤
議題:「APNIC EC報告」、「APTLD/APDN関係」、「ICANN横浜準備状況」、
「At-Large 関係」、「アジアのインターネットに関する調査」
(2) 日時:5月10日 10:00-18:00 (JPNIC-TWNIC合同会合)
出席
TWNIC:
Dr. Lee Ming Tseng (Senior consultant for TANET and TWNIC)
Mr. Kenny Huang (Senior technical consultant for TWNIC
and Academia Sinica )
Dr. Dawei Wang (Researcher at Academia Sinica)
Ms. Sophia Hsieh (Coordinator for TWNIC )
JPNIC:
小西、後藤、田代、丸山、 (intl-wg)
米谷、佐藤、史、(idn-tf)
宇井、岩谷、大橋、近藤、北村 (事務局)
議題:「Information Exchange」、「Issues regarding MINC」、
「TLD in Chinese」(以上はIDN-TFから報告)
「APDN/APTLD」
2.部会およびメーリングリストを通しての主な議論
(1) APNIC ECの状況(報告)
APNIC ECは、次回選挙まで、暫定的に小西さん(JPNIC理事)が担当する
こととなった。
この件は5月24日に開催されたAPNIC ECの電話会議で正式承認された。
(2) APTLD/APDN関係
(a) APTLD新体制移行について(概要)
- 現APTLDがAPDNに改称し、会社組織となる準備を行なっている。
- 4/20日付けのbylaws案では、ccTLDだけでなく、gTLD関係者、commercial
組織、non commercial組織などへメンバを広げ、DNSOのアジア版を作る
案と なっている。
- APDNは年間100,000USDの予算規模を想定している。JPNICの負担額は
20,000USD程度となることが予想される。
(b) APDN/APTLDへの参加意志打診への回答
現在提案されているAPDN Bylawsについて検討し、最後にChon氏から寄せら
れたAPDNへの参加意志、Bylawsへの賛否を問うアンケートへの回答を作成
した。
APDNへの参加意志については「有り」とし、資金援助も積極的に行なう意
志を表明した。これは、アジア地区での情報交換の場の必要性を認識して
いるためである。
しかし、現バージョンのBylawsの承認については「否」とし、再検討を要
望するものとした。これは、現バージョンのBylawsが、3月のソウル会議
でのコンセンサスを十分に反映していないことによる。
(c) APTLDとCENTRのリエゾン
効果的に連携活動を行うため、JPNICがCENTR Associate Member入会申し込み
を行ない、承認された。
(d) 今後の対応について
APDNの組織のなりたちや目的は一部不明確な部分もあり、JPNICとして、今
後のAPDNとの関わり方について方針を決めるとともに、Bylawsの修正案を
提案してゆく必要がある。特に、ccTLDのアジア地区の連合体としての機能
をどのように実現するか、また、DNSOのアジア版的な情報交換組織を同実
現するか、これらをどう両立させるか、について検討する必要がある。
→ 継続審議
(3) ICANN横浜準備状況
- ICANNのホストを行なう 臨時の Host Committeeを設置した。
(Intl-wgから2名+国際課)
- DNS sec Workshop を実施する。RIPE,NSIから発表申し出。APTLD会議の
一環という位置付け
(4) At-Large 関係
ICANN At-largeの対応のために、INTL-WGの下にAt Large Task Forceを設
置する。
(5) アジアのインターネットに関する調査
ソウル出開催したBoFの結果をふくめ、報告書作成中。
横浜INETに併設される会議で発表する予定。
(6) ccTLD選出のNC補欠選挙について
ccTLD選出の3名のNCのうち1名が空席となっているが、これを埋める
"interim NC"を選挙で選ぶという提案がccTLDのad comからなされた。
日本からも立候補してはどうかとの呼びかけもあり、検討を行なった。
結論:"interim NC"というもが、ICANN、およびccTLDのad com自体におい
ても十分なコンセンサスを得られたものでないことが判明。JPNICとして、
これに関わらないこととした。